マイクロソフトがIoTにプラグアンドプレイを導入

米国時間5月2日、Microsoft(マイクロソフト)は現在Windows PC上では、実質的にどのような周辺機器も、ドライバーについて心配することなく接続できることを可能にしているプラグアンドプレイ(Plug and Play)の使いやすさを、IoTデバイスにも導入する考えであることを発表した。通常、IoTデバイスを接続して稼働させるには、最新の展開ツールを使用しても、ある程度の作業が必要である。IoTプラグアンドプレイは、このプロセスを大幅に簡素化し、現在なお必要とされているハードウェアおよびソフトウェアの設定手順を不要にすることを約束するものだ。

Azureのコーポレートバイスプレジデントジュリア・ホワイト(Julia White)氏は「IoTソリューションを構築する際の最大の挑戦の1つは、何百万台ものIoTデバイスをクラウドに接続することです。なぜなら現在のデバイスはそれぞれ異なる性質を持っているいるからです。例えば形や大きさ、処理能力、運用環境、そしてメモリ容量などが異なるからです」と本日の発表文で述べているが、Microsoftは、こうしたことがIoTの採用を遅らせていると主張している。

一方IoTプラグアンドプレイは、開発者たちに、コードを記述することなく各デバイスをクラウドに接続できるようにする、オープンモデリング言語を提供する。

だが、Microsoftは独力ではこれを行うことはできない、なぜならそのIoTエコシステム内にあるハードウェアならびにソフトウェアメーカーからのサポートが必要だからだ。同社はすでに、Askey、Brainium、Compal、京セラ、STMicroelectronics、Thundercomm、そしてVIA Technologiesなどの多くのパートナーと契約を交わしている。同社は、何十ものデバイスがすでにプラグアンドプレイ対応をしており、興味のあるユーザーは、それらの一覧をAzure IoT Device Catalogで見ることができると述べている。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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