いよいよ5G時代が始まろうとしている。米キャリアのVerizon(ベライゾン)がSamsung(サムスン)の「Galaxy S10 5G」の販売を始めた数時間後、Sprint(スプリント)は2機種の5Gデバイスを今月末までに提供すると発表した。
今の所、製造メーカーは本末転倒な状態だ。5Gが数年後にユビキタス(どこにでも存在する)になることは疑う余地がないが、その技術にアクセスする実際の機会はまだまだ少ない。
米キャリアにおいては、ベライゾンが最も積極的だ。同社はGalaxy S10 5Gを市場に最初に投入した。もちろん端末が5Gを見つけられなければ4Gで通信することになるし、しばらくはそのような状況が続くだろう。
ベライゾンの5Gはシカゴとミネアポリスを含む特定の地域にて提供されている。年末までには、アトランタ、ボストン、シャーロット、シンシナティ、クリーブランド、コロンバス、ダラス、デモイン、デンバー、デトロイト、ヒューストン、インディアナポリス、カンザスシティ、リトルロック、メンフィス、フェニックス、プロビデンス、サンディエゴ、ソルトレイクシティ、ワシントンDCにて、サービスが提供される。
一方、スプリントは「数週間中にも」9カ所のマーケットにて5Gを提供するとしている。具体的にはアトランタやダラス、ヒューストン、カンザスシティ、ロサンゼルス、ニューヨーク市、フェニックスとワシントンDCだ。
さらに、スプリントの5Gネットワークでは2機種の5Gデバイスが今月提供される。LGの「V50 ThinQ」とHTCの5G Hubが、同社のストアで5月31日から販売される。
[原文へ]
(翻訳:塚本直樹 Twitter)