新型MacBook Proの分解でキーボード小改良を確認

バタフライキーボードへの移行は、最近のApple(アップル)のデザインに関する決定の中で、最も不評を買っている。キーボードが動作しない、あるいは誤動作するといった数多くのネガティブなフィードバックが寄せられた後、同社は小改良をしながら技術をアップグレードしている。

米国時間5月22日、Appleはシステムの継続的な欠点の多くを解決するであろう、新たなアップデートを発表した。そして本日、iFixitが新モデルを分解し、その内部の変更を伝えている。改良は小規模で、iFixitはまだ正確な変更点を断定していないものの、Appleの発表内容とは一致してるようだ。

「MacBook Proのキーボードの機構は素材が変更されている。Appleによれば、この変更によりダブルタイプや反応しないケースが大幅に減るとしている」

キーボードのボリュームを減らし、キー下へのゴミの混入を防ぐために昨年追加されたメンブレンにも、いくつかの変更が加えられている。おそらくではあるが、その素材が不透明なシリコンから透明なナイロンに変わっている。

タイピングの打鍵感を出すドームも変更されているようで、故障の原因となっていたかもしれない消耗や破損を防ぐように役立っている。

iFixitは「スイッチが破損したり消耗する原因は数多く存在する」と記述している。「製造上の問題、単純な疲労、長期間の加熱、湿度、他の部品からのガス、そして腐食が一般的な原因だ」。

過去のアップデートと同様に、アップルは正確な変更点についてコメントしていない。念の為なのか、同社のキーボードの修理プログラムには最新モデルが含まれている。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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