インドの月探査機チャンドラヤーン2号、7月22日に打ち上げ日を再設定

インド宇宙研究機関(ISRO)は先週、月の南極点にローバー(探査車)を送るチャンドラヤーン2号の打ち上げを予定していたが、打ち上げ1時間前に発見された「技術的な障害」のために、計画は延期された。そして、ISROは米東部時間の7月22日の月曜日5時13分に、打ち上げを実施すると正式発表した。

チャンドラヤーン2号は月着陸機とローバーを搭載した探査機を月に届けることを目標としている。月の南極にローバーを軟着陸させるというのは初の試みで、またインドにとっても科学実験装置を搭載し耐衝撃シールドを搭載した着陸機を探査機から発射するのではなく、ランダーを月面へとコントロールし軟着陸させるのは初の試みである。これが成功すれば、インドはこの種の月面着陸を成し遂げた4番目の国となる。

打ち上げ日にはライブストリームを提供する予定で、GSLV Mk-IIIロケットがチャンドラヤーン2号を軌道へと投入する様子は、さぞかし見栄えがすることだろう。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter