無限容量ストレージのBitcasa: ユーザデータ18ペタバイト, 114か国にまたがる国際企業に

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ユーザに容量無限のクラウドストレージとインスタントなストリーミングを提供するBitcasaは、ゆっくり歩まざるをえない。コンテンツを無限に保存できて、それらを即座にストリーミングできるサービスは、当然需要も多いが、それでもBitcasaはトラブルのないスムースな運用を提供しなければならない。

ファウンダのTony Gaudaは自己弁護として、“前例のないサービスだから、利用できるレガシー技術もベストプラクティスもない”、という。

一昨年9月のTechCrunch Disruptでファイナリストになった同社は、先月公開ベータに入り、その後の有料サービスInfinite Driveの登録ユーザは114か国にまたがる。

Bitcasaは合衆国国内よりも国際展開を重視していて、そのためなおさら、急速な拡大はできない。

“次のステップは、ストレージの未来の構築を続けることと、事業とチームの成長を加速することだ”、とGaudaは言う。“走り始めた最初の月は、合衆国以外の顧客が多くて、国際企業だった”。

Bitcasaが今ホストしているユーザデータの量は18 Pbを超える。それは公開ベータになる前の13%増だ。

ユーザは10日以内に有料サービスにアップグレードするから、同社のコンバージョンレートは業界平均より高い、ともいう。

無限容量、即座のストリーミング、そしてさらにBitcasaは、すべてのコンテンツを暗号化するから、セキュリティも万全だ。有料サービスは、月額10ドルから。

Bitcasaのサービスは、DropboxやSkyDriveなどの既製制勢力にとって、料金でも容量でも脅威だ。ただし、実際に影響が出る/出ないは、もう少したたないと分からない。

Bitcasaが2011年のDisruptのステージでローンチしたときGaudaは、“巨大なプラットホームだが、市場は正しく認知してくれるだろう”、と述べた。最初の24時間で、登録ユーザ数は5万を超えた。

“ストレージの未来についてステージの上から人びとに語りかけることは、すばらしい体験だった”、とGaudaは言う。“ストレージをギガバイトで語る時代は終わった、と述べたとき、野次が飛んだ。それは、私にとって屈辱的な体験だった”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))