Twitter CEOのDick Costolo: “Twitterでまごつく人がいるのは分かる”と認める

TwitterのCEO Dick Costoloはこのところ、インタビューラッシュこなしている。今日(米国時間12/6)は、Today ShowのMatt Lauerに順番が回ってきた。

朝のテレビ番組なので一般視聴者を意識したのか、Costoloは、慣れてない人はTwitterにまごつくかもしれない、と認めた。

“Twitterを訪ねてみたけど、この国の言葉がよく分からない、という人が多いだろうね。足場の部分は隠して、メディアや写真やビデオなど、コンテンツを前面に出す必要がある”。

Costoloは、Twitterはコンテンツを前面に出すことに注力する、とインタビュアーに答えた。

Twitterは今の月間アクティブユーザ数2億3000万をベースとして今後伸びなければならないのだが、ほかのソーシャルネットワークに比べると、Twitterには一般大衆にとってとっつきにくい部分があるのかもしれない。Twitterは、昨年ユーザ数が10億を超えたFacebookほどの大衆性を、まだ獲得していない。

もちろん、Twitterが広汎な大衆性をねらって試みていることは、コンテンツへの注力だけではない。

最近Twitterは、ちょっと前のツイートにも応答できるために、タイムラインの切り替えという機能を導入した。これによって、ユーザのストリームがランダムで脈絡のない応答の羅列になることを防ぎ、ストリームに会話の筋道をつけよう、というのだ。

Costoloは、最良のツイーターになるためのコツのようなものを述べた。彼によると、結局のところ、最後にものを言うのはあなたの人間性、人間としての魅力であり、あの悪名高き140文字の制限の中でそれを表現することだ、と。

また、こういうツイートはしてはならないという点については、より具体的に述べた:

“それを本気で言っている、というトーンが重要だ。今日のコミュニケーションの氾濫の中で、人びとは偽物を敏感に嗅ぎ分けるようになっている。誠実で信用できること。これが重要だ”。

わずか5分というTwitterサイズのインタビューの終わりにCostoloは、彼がTwitterの上にいちばん欲しいと思っている人たちは、“女性コメディアンの集団”だ、と言った。Amy Poehler、Tina Fey、Melissa McCarthy、といった人たちのことだ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))