電動スクーターとモビリティプラットフォームを開発している台湾Gogoro(ゴゴロ)は、米国時間8月27日にB2Bに焦点を合わせた電動スクーターを韓国に導入するため、バイクメーカーのTICとの提携を発表した。Gogoro 2 Utilityは同社のスマートスクーターの物流および配達用バージョンで、ソウルにてTIC経由で購入できる。
今回のローンチにより、Gogoroは台湾、ドイツ、フランス、スペイン、日本を含む6カ国でサービスを提供することになる。ヨーロッパでは、Gogoroの主要パートナーはスクーター共有サービスのCoupだ。韓国のTICとの提携は、一般向けではなくビジネスクライアントへのサービスという意味で、Gogoroにとって新たなステップとなる。
2011年にローンチされたGogoroはこの8年間、スマートスクーターの開発に注力してきた。同社はここ数カ月間、パートナー企業向けのターンキーソリューションによる車両共有プラットフォームの立ち上げや、ヤマハなどを含めて交換可能なバッテリーを含むGogoroの技術を使ってスクーターを製造するメーカーとの取り引きなど、国際展開を進めている。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)