イタリア発のスタートアップのFreeda Mediaが、シリーズBにて1600万ドル(約17億円)を調達した。既存の投資家のAlvenがラウンドを先導し、Endeavor CatalystやUniCreditなども参加している。UniCreditは、300万ドル(約3億2000万円)の債務枠を同社に供与する。
Freeda MediaはInstagramやFacebook、その他のソーシャルメディアプラットフォームで数百万人のフォロワーを集めることに成功している。具体的には、短い動画やインタビュー、記事を掲載している。つまりFreedaは、Elle、Vogue、Vanity Fair、Cosmopolitan、Man Repellerのソーシャル版を作りたいのだ。
Freedaは現在イタリア、スペイン、南米で展開している。同社では現在、毎日500万人の女性がコンテンツに関わっている。イタリアとスペインの18〜34歳の女性の80%が、毎月このサービスを利用している。
特にInstagramでは、Freedaは2019年だけで1億件のインタラクションがあった、世界初の女性メディアブランドだと伝えている。
本日の資金調達ラウンドの目標は、明らかに国際展開である。Freedaはロンドンにオフィスを開設し、英国や他の英語圏の市場にも進出する予定だ。同社では現在160人が働いている。
Freedaは現在も、オーディエンスを収益化するためのブランドコンテンツに注力している。しかし、同社は消費者に直結した新しいブランドで、この流れを超えて拡大したいと考えている。Freedaブランドの製品は2020年から購入可能になる予定だ。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)