Googleは米国時間9月17日、検索結果におけるビデオの取り扱い方のアップデートを発表した。検索結果のページにビデオを並べるだけでなく、これからはビデオの作者が提供しているタイムスタンプにより、長いビデオの一番適切な部分を表示する。それは、ハウツーやドキュメンタリーのビデオで特に便利だろう。
Google検索のプロダクトマネージャーであるPrashant Baheti(プラシャーント・バヘティ)氏は本日の発表で「ビデオはテキストのように拾い読みができないから、ビデオ全体を見過ごすこともある。情報をもっと役に立つものにしたいと努力している我々としては、ビデオのコンテンツについても、それをもっとわかりやすくする方法を探していた。特に検索におけるビデオコンテンツを、もっと役に立つものにしたかった」とコメントしている。
検索結果のページでビデオの重要な部分が表示されるだけでなく、それをクリックするとビデオの再生がその部分から始まる。
ただし自動的に表示するには、作者がビデオのハイライトしたい部分をブックマークでマークアップしなければならない。この機能は、YouTubeだけではない。GoogleはCBS SportsやNDTVとも協働しているから、彼らのビデオも近くマークアップされるだろう。
Googleが、ビデオのマークアップに機械学習の特技を利用しないのはやや意外だ。現状では、負担は作者側が負い、ビデオを作るだけでも大変だった作者の中には、マークアップをさぼる人もいるだろう。でも、Google検索で自分のビデオを目立たせる効果は大きい。ただしGoogleによると、マークアップがあるからそのビデオが検索結果の上位に来ることはないそうだ。
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)