Samsung(サムスン)は昨年に開催した開発者向けカンファレンスにて、開発中の折り畳みスマートフォンをいち早く披露した。今考えると、Galaxy Foldのリリースはもっとスムーズにできたかもしれないが、第1世代のプロダクトとはそういうものだ。少なくとも、同社が折り畳みスマートフォンにおいて、さらなる野望をいだいていることは明らかだ。
今年のイベントのステージでは、同社は折り畳みスマートフォンの新たな試みを披露した。動画では、Galaxy Foldのフォームファクタが従来のフリップ型携帯に近いクラムシェル型へと姿を変えている。
昨年のイベントとは異なり、今回のイベントを新製品の発表だと受け取るべきではない。サムスンは、「折り畳み可能なカテゴリーのさまざまな新フォームファクターを説明する」と語っている。これは最初からはっきりしており、折り畳みスマートフォンの初期段階ではどのフォームファクタが適しているかを判断するのが重要だ。そして同社は現在、開発者と協力してこれらのコンセプトに取り組んでいる。
今回のコンセプトは、折り畳みスクリーンを閉じることでポケットサイズに収まる、Motorola(モトローラ)の折り畳みスマートフォンことRazrのリーク情報とも一致している。CESやMWCのようなイベントで、その計画の詳細が明らかになるかもしれない。
たぶん。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)