HandybookによるExec買収や、Homejoyの3800万ドル大型ラウンドに留まらず、携帯電話からオンデマンドで呼べるホームサービスのスタートアップは数多い。カリフォルニア州サンディエゴのHousecallは、電気工事やプール作業、カーペットクリーニングといったロングテールのサービスを扱うスタートアップだ。
チームが以前所属していたQualcomm Labsでは、CEOのIan Heidtがスマートフォンのセンサーから意味を推論する、Gimbalと呼ばれるコンテキスト対応プラットフォームを開発していた。
「自分たちで新しいことを始めたかった。その目的は達成した」と彼は言った。「われわれは、伝統的アイデアから新しいモバイルビジネスを作りだす人々からなる非常に好奇心旺盛な会社だ。Housecallでは、ホームオーナーとサービス提供者の関係をどうしても強化したかった」
6名からなるスタートアップは20種類以上のサービスを提供している。家事、不要品処理、水道工事、塗装、錠前屋、窓拭き、等々。つまり、Homejoyのように清掃に特化したプラットフォームに対して、Housecallはより広範囲のサービスを提供している。彼らが後を追うウェブベースのプラットフォームには、TechCrunch Disrupt勝者で、後にHome Depotに買収されたRedBeaconがいる。
「スタートした時、ホームオートメーションなどのテクノロジー関連に対応するのはわれわれだけだった」とHeidtは言った。「その後、他の分野の専門家も増やしていった」。
Housecallにサインアップしたら、作業をしてほしいカテゴリーを選ぶとサービス提供者の一覧が表示される。サービス内容の価格を見て気に入ったところを予約する。現在Housecallを利用できるのはサンディエゴだけで、彼らは注意深く郵便番号単位で拡大を続けている。サービス提供者との利益配分は公表していない。
「初めは、基本的に個人のネットワークや、その人がよく知っている人たちを通じてマーケティングを行った。成果は大きかった」とHeidtは語った。
同社は、e.ventures等の投資家から150万ドルを調達しており、以前はサンディエゴ拠点の無料テクノロジー・インキュベーター、EvoNexusに所属していた。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)