私はiPhoneを持っている。そして殆どの大人がそうするように、これを古き良き専用ハードウェアの代わりに目覚し時計として使っている。しかしこれは必ずしも理想ではない。例えば、iPhoneに起こされそうになったる時、ボタンを叩いて止めることはできない。今日(米国時間1/20にスタートするKickstarterプロジェクト、wobLはこれを解決しようとしている。
名前から連想されるように、wobLはwobbleし(グラグラと揺れ)それが主要な機能だ。iPhone用の付属アラーム時計アプリと共に動作し、モーションによってスヌーズさせることができる。手を伸ばしてiPhoneかスタンドを小突くと、揺れ動いてスヌーズ機能が発動し、あと何分か余分な眠りを得ることができる。
もちろん、これはいくつかの問題を引き起こす。wobLのスヌーズモードがあまりにも容易に発動するので、自分も揺れ続けて永久に起きないかもしれない。ふとんに潜り続けるためにも、それなりの意志が必要だろうが、今週のトロントのように外はマイナス30度ともなれば明確な動機がある。
wobLは、うっかり完全にアラームをオフにすることなく、簡単にスヌーズボタンを押せるように作られているので、その心配はなさそうだ。また、シンプルな作りながら寝ている間にiPhoneの充電もできる。アプリは今のところiOSのみだが、スタンド自身はiPhone、iPod touchの全モデルに加え、Androidスマートフォンでも使えるようデザインされている。
wobLチームは今年10月の出荷を目指しており、早期支援者は1台25ドルで入手できる。Third Prime Studioにとってこれが初めての製品だが、これまで他社の消費者製品開発で多くの経験を積んでおり、wobLが比較的シンプルなデザインのハードウェアであることから、目標額の2万9000ドルが達成されれば製品が陽の目を見る可能性は高い。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)