つまらない記事は爆破、リクルートがギミック満載のニュースアプリ公開

SmartNewsGunosyLINE NEWSなど、国内ではスマートフォン向けニュースアプリへの参入が相次いでいるが、この激戦区にリクルートも参入する。同社の研究機関であるメディアテクノロジーラボが29日、iPhone向け無料アプリ「知るか! NEWS」を公開した。「ふーん」という記事を「爆破」させて受信箱から消去するギミックを備えるなど、話題のニュースを爽快なエフェクトで気持ちよくチェックできるのが特徴だという。

アプリがおすすめする2ちゃんねるまとめブログやエンタメ系ニュースサイトの候補の中から、好きなRSSフィードを選ぶことで最新記事20件が配信される。ユーザーが購読したいサイトのRSSフィードを自由に登録することもできる。

つまらない記事は右スワイプすると「爆破」エフェクトとともに受信箱から消えたり、あとで読みたいと思った記事は左スワイプすると「お気に入り」登録される。本当にどうでもいい記事はタイトルを長押しすると、必殺技のアニメーションが発動して虚空の彼方に滅却。必殺技のバリエーションは、記事を振り分けた数に応じて新しいものを覚えていくのだとか。

そのほかには、右スワイプと左スワイプを繰り返すことで、アプリがユーザーの好みを学習する機能も搭載。といってもGunosyのように、好みに応じたニュースを配信するわけではなく、爆破されるやすそうな記事には「爆破おすすめボタン」を表示し、右スワイプしなくてもタップしただけで爆破できるようにする。

このニュースが爆破されないことを祈るばかりだ。


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。