本日(米国時間1/29)Facebookは、2013年第4四半期の収支を報告した。売上は25.9億ドル、1株当たり利益(EPS)は0.31ドルだった。アナリストの予測は、売上23.3億ドル、EPS 0.27ドルだった。いずれの数値も非GAAP。
通常取引におけるFacebookの株価は3%前後値を下げたが、時間外取引では急上昇した。
同期のGAPP純利益は5.25億ドルで、1年前のわずか0.64億ドルから大幅に伸びた。
株式上場以降のFacebookはジェットコースターのようだ。公開時の株価38ドルが、一時は18ドルまで下がり、その後50ドルを超える急騰を見せた。いまやこの会社は、デスクトップからモバイルへの広告売上移行における疑似伝説だ。上場後、市場はFacebookがスマートフォンから収益を上げることはできないだろうと苛立っていた。それは間違っていた。昨四半期、Facebookは売上20.2億ドル、1株当たり利益0.25ドルを計上した。
今日Facebookは、広告売上におけるモバイルのシェアは53%であったことを報告した。
通年では、Facebookの売上は78.7億ドル、前年比55%増、純利益15.0億ドルだった。12月の日間アクティブユーザー数は7.57億人で、伸びは控え目ながら順調な22%だった。同社にとって鍵となる月間モバイルユーザー数は、39%増の9.45億人だった。
総合的に見て、Facebookの航行は順風満帆だ。この四半期はほぼあらゆる面において好調だったが、[広告売上のモバイル比率]53%という数字は前四半期からわずか4ポイントの増加であり、期待されていたほどの成長ペースではない。それでもFacebookのモバイル利用の成長を踏まえると、まだ伸びる余地がある。
この後行われるFacebookの収支会見では、ソーシャルカンパニーにおける重要なマーケットである若年層の利用状況について話を聞けることを期待している。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)