建設職人と現場をマッチングする「助太刀」や工事代金の即時払いサービス「助太刀あんしん払い」、建設機械のレンタルや購入が可能な「助太刀ストア」などを運営する助太刀は7月1日、新たに建設業に特化した求人事業へ参入することを明らかにした。
サービス開始は7月20日で、サービスローンチを記念して本日7月1日から31日までに申し込んだ企業は「求人掲載半額キャンペーン」が適用される。なおキャンペーンの適用条件は、2カ月以上の掲載申し込み限定となる。
助太刀サービスではこれまでも、登録事業者13万社超で81職種の現場仕事と建設職人をマッチングしてきた。しかし、少子高齢化などで慢性的な人手不足の中、工事会社では安定した労働力を確保したいというニーズがあり、職人を社員として雇用する動きも増えている。一方で建設職人側にも変化があったそうだ。新型コロナウイルスの感染蔓延により4月、5月は中止を余儀なくされた建設現場も多かったことから、従来の個人事業主ではなく「今後は社員として会社に属したい」という意見も出ているとのこと。
同社ではこういった状況を鑑み、これまで培ってきた助太刀サービスのベースに求人事業「助太刀社員」への横展開を図る。助太刀の利用者は、助太刀サービス内で取引先はもちろん、社員候補の人材も探せるようになるわけだ。大手求人サイトに比べると、建設業に特化しているぶん精度の高い求人情報が集まることが期待できる。そのほか、電気・土木・建築・管工事・造園の各施工管理の求人にも対応した。