ここ数日間のBitcoin価格乱高下のウォッチングは、スポーツ観戦/a>のようだ。しかし、以前の不況や争いとは異なり、 Bitcoin価格は交換所によって大きく開きがある。
Bitstamp、BTC-E、およびMt.Goxは、侵入の可能性を理由にそれぞれ様々な期間出金が停止された。BitstampとBTC-Eは出金を再開した。ユーザーによるBitcoinの資金移動を最初に禁止したMt.Goxは、未だに閉鎖中だ。
その結果、Mt.GoxににおけるBitcoin価格は劇的に下落した。以前の1200ドル以上から1月中は900ドル前後で落ち着きを見せていたBitcoinが、Mt.Goxでは今や300ドル以下の価値しかなく、ここ数時間は200ドル台の下の方をさまよっている。同交換所でBitcoinを所有している人々は、Mt.Goxがこの問題を解決できず、自分の預金が安全ではなくなる判断しつつある。彼らは市場をはるかに下回る価格で手放している。
そして、それはこの話で最も興味深い部分だ。周囲から、未成熟、夢想的、不安定、強引などと、再三冷笑されてきた ― 私自身によっても頻繁に ― Bitcoinが、〈他の〉相場と同じような安定価格を享受しているのである。主要交換所の2つが技術的問題に悩まされ、かつては重要だった交換所が崩壊した今でさえも。
Bitcoinを信じている人々は、たとえ技術的弱点が公になり、一時は隆盛を誇ったMt.Goxの事実上の死に直面しても、信じ続けている ― ただしMt.Gox以外で。今や誰がそれを信じるのだろうか?
つまりこれは、Bitcoinが苦しい挫折経験にもかかわらず、完全にオープンな交換所における市場価格に関して主として安定していることを意味している。6~12ヵ月前にそんなことがあり得ただろうか。私には考えられない。
画像提供:FLICKR USER HAMED AL-RAISI UNDER CC BY 2.0 LICENSE (IMAGE HAS BEEN CROPPED)
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)