マーケティングを内製化するには?メリットとデメリットも解説

デジタルマーケティングが多様化するなかで、マーケティング施策の内製化に取り組む企業も少なくありません。これまでは外注頼みのマーケティングを内製化することで、より的確にユーザーニーズを把握できるといった利点があります。

ここでは、マーケティングを内製化するメリットを踏まえて、具体的な方法を解説していきます。

マーケティングを内製化することのメリット

マーケティングを内製化すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。それぞれのメリットを確認していきましょう。

マーケティング 内製化

メリット1 ユーザーニーズを反映しやすい

外注した場合、マーケティングの知識やスキルが豊富な人材に依頼することができますが、業界の事業や自社の製品やサービスに熟知しているわけではないため、外注先とのコミュニケーション力が問われます。その点、内製化ができれば、商品やサービスの知識が豊富な自社の社員がマーケティングを手がけることになります。施策にユーザーニーズを反映しやすいのが、マーケティングを内製化する利点です。

メリット2 社内でノウハウが蓄積できる

内製化を行うことで、マーケティングのスキルや知見を社内に蓄積できます。マーケティングに長けた人材を社内で育成することで、企業の競争力が高くなります。人的リソースの確保が鍵になりますが、そのハードルを超えられれば、マーケティングを内製化する意義は大きいといえます。

メリット3 施策スピードが早い

アウトソーシングする場合は、事前に依頼する業務の方向性と範囲を明確にする必要があります。そのため、どうしても突発的な作業には対応にしにくくなります。

しかし、内製化をしていれば、社内で完結できるので、マーケティング施策に急な軌道修正が必要になったときも、クイックに対応できます。ユーザーのニーズを反映しやすいのは、内製化のメリットといえるでしょう。

マーケティングを内製化するための4ステップ

マーケティングを内製化する場合、どんな作業を社内で行っていく必要があるのでしょうか。4つのステップを紹介します。

マーケティング 内製化

STEP1 対象となるユーザー像を考える

まずは、自社の商品やサービスを誰に届けるのか、ユーザー像を明確にすることから始めます。年齢や性別だけでなく、年収はどれくらいで、どんなライフタイルなのか、そして、どんな悩みや課題を持っているのかなど、ターゲットをできるだけ詳細にイメージします。インタビューやアンケートを行ってもいいでしょう。ターゲットが明確になれば、コンテンツもユーザーのニーズに沿ったものになります。

STEP2 競合をリサーチする

ターゲットが明確になれば、ユーザーが自社の商品を検討する際に、どんな他社の商品・サービスと比較しているか、競合他社のリサーチを行います。特に、競合他社のサイトの作り込み方は、戦略を検討する上で参考になります。どんな導線設計を行って成果につなげているか、ユーザー目線でリサーチしてください。

STEP3 自社の強みや課題を確認する

ターゲットが明確になり、競合他社のリサーチもできたら、自社の強みや課題は自然と明らかになってくるはず。ウェブサイトの口コミやSNS上の声も拾いながら、競合他社に比べて、自社はどのような点に長けているのか、どのような点が弱いのか、現状把握に努めましょう。

STEP4 リソースに合わせて優先順位を決める

自社の商品・サービスをもっと知ってもらうにはどうすればいいのか、ユーザーへの情報発信の内容や方法など、具体的なマーケティング施策を考えていきます。おそらく、やるべきことはたくさん出てくることでしょう。しかし、社内のリソースは限られています。優先順位をつけながら、どこから手をつけていくかをチームで明確にし、着実に実行に移していきましょう。

具体的なマーケティング施策

ウェブマーケティングは大きく分けて、集客施術と接客施術の2つあります。どんな方法なのか、具体的に説明していきます。

集客施術

集客施術としては、SEO(検索エンジン最適化)、ウェブ広告、SNS、ウェビナーなどがあります。自社のターゲット層を踏まえて、どの方法を強化すべきかを検討しましょう。

また、一口に「ウェブ広告」といっても、Googleなどの検索結果に広告が表示されるリスティング広告や、ユーザーがウェブサイトを閲覧している際に表示されるバナー広告など、種類は多岐にわたります。SNSも、Facebook、Twitter、Instagram、Tik Tokなど、それぞれ特性があります。効率的にユーザーにリーチするには、いきなりすべてを内製化するのではなく、外注に一部相談することも視野にいれるといいかもしれません。

接客施術

集客したユーザーを成果につなげていくために行うのが「接客施術」です。主な接客施術としては、ユーザーが最初に訪れるページで関心を引きつける「ランディングページの最適化」や、入力フォームをユーザーにとってより利便性の高いものにする「入力フォームの最適化」などが、挙げられます。

「マーケティング・オートメーション」の導入によって、顧客の管理と分析を自動化、省略化することも、接客施術の一つです。また、登録してくれたユーザーに対して定期的に情報を届けるメールマガジンは、見込み顧客との関係を構築するのに有効です。

近年は、​チャット上でのユーザーからの問いかけに自動で答えを返してくれる、AIチャットポッドの活用も進んでいます。集客したユーザーにとって、ストレスの少ない動線を作って、成果へとつなげていきましょう。

マーケティングを内製化するときの注意点

マーケティングを内製化するにあたっては、いくつか注意点があります。それぞれ押さえておきましょう。

成果が出るまで時間がかかる

内製化によって、マーケティングの知見を蓄積できる一方で、インプットを行いながらの作業になります。どうしても成果が出るまでに時間がかかるということは、共通認識として持っておきましょう。手早くマーケティング施策の成果を出したい場合は、アウトソーシングのほうが適しているといえます。

業務工数は多くなる

内製化するということは、アウトソーシングよりも、社内での業務工数は多くなります。社内のリソースに余裕がまったくない場合は、内製化で業務工数が予定通りにこなせなくなり、成果が出るまでにより長い期間を要する可能性があります。業務量がどれくらい増えそうかシミュレーションした上で、できるだけ無理のない体制で、マーケティングの内製化を行っていきましょう。

内製化できるところの見極めを行う

多岐にわたるデジタルマーケティング施策を、すべて内製化するのが難しい場合は、内製と外注のハイブリットを検討してもいいかもしれません。コンサルティングの力を借りたほうがいいところと、内製で行ったほうがいいところの切り分けを行うということです。どの部分を内製化すべきかを含めて、コンサルティングにまずは相談してみてはいかがでしょうか。

なお、ナイルでは、SEOを中心としたウェブマーケティングのコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートもできますので、ぜひ一度、ご相談ください。

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広告運用を内製化するには?メリットとデメリットも解説

ウェブ広告の運用はアウトソーシングすることが多かったですが、近年は、自動化のツールも増えて、広告主自らが運用することができる時代になりました。

ここでは、広告運用を内製化するにはどうすればいいのか、メリットとデメリットを踏まえて解説していきます。

広告運用を内製化するメリット

広告運用をアウトソーシングするのではなく内製化することで、どんなメリットがあるのでしょうか。一つずつ、挙げていきましょう。

広告 内製化

メリット1 スピーディに運用できる

広告運用を内製化すれば、やりとりが社内で済みます。そのため、コミュニケーションの負荷が下がり、施策のスピードがアップします。自社で運用しながら、結果の分析も行い、必要に応じて広告施策をすぐに修正できるのは、内製化の大きなメリットです。

メリット2 外注費がかからない

広告運用を内製化すると、人件費が発生するものの、外注費は削減できます。広告戦略は常に見直して、修正していくことが大切。外注ならば、その都度、どのくらいの費用をかけるのか精査しなければなりません。内製化しておけば、どれくらい広告費をかけるかを考えるだけで、運用することできます。

メリット3 知見を社内で蓄積できる

広告運用を内製化することで、知見を社内に蓄積することができます。広告運用について社内ルールを作成し、マニュアルに落とし込んでいけば、人材を安定して育てられるシステムを社内で作り上げることもできます。商品のジャンルによって広告効果が異なるかどうかなど、社内運用ならではの知見が蓄積し、将来の広告施策にも生かせるでしょう。

広告運用を内製化することのデメリット

一方で、広告運用の内製化には、デメリットもあります。自社での運用するデメリットについても踏まえておきましょう。

広告 内製化

デメリット1 育成に時間がかかる

広告運用の内製化を行うにあたって、運用者を育成することになりますが、一人前になるまでには時間がかかります。実際に広告運用をスタートさせて、成果につなげるまでには、長い目で見る必要あるでしょう。すぐに効果を出したい場合は、アウトソーシングすることをおすすめします。

デメリット2 最新情報を自分で入手しなければならない

ウェブ広告のトレンドは移り変わるため、広告運用の内製化を行う場合は、担当者がいつもアンテナを張っておかねばなりません。それでいて、広告は他社の成功事例が手に入りにくいため、自社での試行錯誤の結果を施策に反映していかねばなりません。外注に比べて、広告担当者の負荷が大きくなることは、頭に置いておいたほうがいいでしょう。

デメリット3 属人化しやすい

広告運用を内製化すれば、担当者は専門的な知識を身につけることになるため、どうしても属人化しやすいといえます。そのため、メリットでもご紹介したように、広告運用の方法を社内で共有して、育成環境を作ることが必要になってきます。

広告運用の内製化を成功させるポイント

広告運用を内製化するには、どのような点を押さえればいいのでしょうか。成功させるポイントを見ていきましょう。

広告の特徴に応じた施策を展開する

ウェブ広告といっても、さまざまなタイプがあり、それぞれに特徴があります。広告の特徴を把握して、どのような施策を展開すべきかを見ていきましょう。

リスティング広告

リスクティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに応じて、検索エンジンに表示される広告のこと。別名、「検索連動型広告」とも呼ばれます。メリットは、自社で決めたキーワードに対して関心を持ったユーザーが検索すると、広告が表示されるため、潜在層にアプローチが可能な点です。ただし、広告だと一目でわかるために、自然検索よりクリック率は下がる傾向にあるという点はデメリットです。

リスティング広告で重要なのは、キーワードの選定です。獲得したいユーザー行動を考えながら、費用対効果の高いキーワードを選んでいきましょう。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、ウェブサイトやブログなどの広告枠に掲載する広告のこと。複数のウェブサイトに掲載できる「アドネットワーク広告」、枠ではなく指定した属性のユーザーに配信する「DSP広告」、ウェブサイト内の決められた枠を一定期間買い取って出稿する「純広告」の3つがあります。

  • アドネットワーク広告:大量に出稿できる代わりに分析が困難なのがデメリット
  • DSP広告:ユーザーのターゲッティングには長けているが、メディアの枠は把握できない
  • 純広告:認知拡大は期待できるが、効果が出ようが出まいが費用が発生してしまう

自社商品の特性と合わせて、よりマッチする方法を選びましょう。

SNS(ソーシャルメディア)広告

SNS広告とは、TwitterやInstagram、FacebookといったSNSで展開する広告のこと。広告自体が拡散される効果だけではなく、自社のアカウントでユーザーと接点を持てる点や、低予算で出稿できる点がメリットです。ただし、漫然と出稿していても成果は出にくく、SNS広告ならではのノウハウを習得する必要があります。

運用体制を構築する

広告運用を内製化させるには、体制を構築する必要があります。最低限必要とされている役割は4つあります。

  • プロジェクトマネージャー:全体の進行をとりまとめて戦略を立てる
  • プランナー:戦略をもとに具体的な広告施策を立案する
  • デザイナー:広告のクリエイティブやLPなどのデザイン・制作を行う
  • オペレーター:プランナーが立てた施策を実行する

これらの役割は兼任することは可能ですので、社内リソースを踏まえて、体制構築をするようにしてください。

完全移行の前にトライアル期間を設ける

広告運用を外注していて、これから内製化を検討している場合は、いきなり移行を決めることはありません。一度、自分たちで広告運用を進めてみることで、内製化する上でのメリットとデメリットが実感できると思います。トライアル期間を設けることで、内製化が現実的に可能かどうか、判断できるでしょう。

広告運用の内製化を目指して

広告運用の内製化は、考えているよりもハードルが高いわけではないことが把握できたかと思います。もし、広告運用の内製化で、不安や疑問点がある場合は、コンサルタントに相談することをおすすめします。完全移行に向けて、無理がなく、かつ、着実な方法をアドバイスしてくれるはずです。

なお、ナイルでは広告運用だけではなく、集客施策のSEOの内製化について、アドバイスすることが可能です。状況をヒアリングした上で、インハウスSEOの実現に向けて何が必要なのか、どのように進めればいいのか、ご提案させていただきます。ぜひ一度、ご相談ください。

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サイト改善の進め方を6ステップで解説!

サイトを立ち上げただけでいきなり期待通りの結果を得ることは現実的ではなく、細かなサイト改善を積み重ねていくことで、はじめて期待する成果につながっていくものです。

具体的にどのようにサイト改善を進めればいいのか、詳しく解説していきます。

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サイト改善を進める6つのステップ

サイト改善は、ただ闇雲に行うのではなく、ステップを踏みながら、一歩一歩進んでいくことが大切です。効果的なサイト改善の進め方を、各ステップに分けて確認していきましょう。

サイト改善 進め方

STEP1 分析ツールを導入する

サイト改善において、最初に行うべきなのは、分析ツールを導入することです。分析ツールを用いて詳しいデータを参照しないままでは、なぜサイトがどのような機能を果たしていて、成果につながっているのかを、把握することはできません。そして、そのまま闇雲にサイト改善を図っても、場合によっては改悪をしてしまう可能性があります。

サイト改善を行う際には、最低限「Googleアナリティクス」「Google Search Console」は導入しておくようにしましょう。Googleアナリティクスを用いれば、自サイトへのアクセス状況を細かく見ることができるようになります。どのページにどのぐらいのユーザーが訪れ、どのくらい滞在しているのかを把握することが可能です。

また、Google Search Consoleを用いれば、サイトを訪れるユーザーがどのようなキーワードで検索していたのかが把握できます。検索順位を上げるためのSEO施策において、検索キーワードの状況を理解するのは非常に大事です。

Google アナリティクスとGoogle Search Consoleは、どちらも無料のツールであるため、導入しておくといいでしょう。これらの分析ツールに慣れていきながら、状況によってより高度な分析ができるツールの導入を検討するのがおすすめです。

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STEP2 現状把握をする

分析ツールを導入したら、サイトの現状把握を進めていきます。

ここで重要となってくるのが、

  • 流入数は確保できているか
  • CVR(コンバージョン率)は適切か

という視点です。

流入数とは、サイトを訪れたユーザー数で、どのくらいページを閲覧されたかを表します。この流入数が低いということは、そもそもサイトがユーザーに発見されていない、興味を持たれていないということになります。CVR(コンバージョン率)とは、商品の購入や問い合わせ、資料ダウンロードなど、サイト運営における最終目標に到達したユーザーの割合を表します。このCVRが低いということは、ユーザーがサイトを訪れてはいるものの、こちらの意図する行動にいたっていないということです。

このように、分析ツールによって具体的な数値を見て行くことで、サイトが抱える課題を明確にすることができます。

STEP3 改善策を考察する

続いては、課題を改善するための施策を考察していきます。

流入数が少ないのであれば、サイトに用意しているコンテンツ数が少なかったり、コンテンツの中身が競合サイトに劣っていたりするかもしれません。そうであれば、改善策は新しいコンテンツの投下や、リライトによる既存コンテンツの拡充を図ることになります。

CVRが低いのであれば、商品購入ボタンを見えやすい位置に配置する、ダウンロード資料の内容を充実させるといった改善策が見えてくるはずです。

STEP4 優先順位をつけて実施する

改善策を考察し、いくつかのアイデアが出されたら、次はそれらに優先順位をつけ、実施していきます。

優先順位を付ける際に大切なのは、改善することによる効果が高いものから実行していくということ。例えば、問い合わせフォームの改善や、流入数が多くコンバージョンにつながりやすいページの改修が挙げられます。

コンバージョン手前のページの改善は、CVRの変化によって、その効果を把握できます。流入数が多いページを改善すれば、もともと閲覧しているユーザーが多いわけですから、改善の成否が見えやすいといえるでしょう。

STEP5 効果検証をする

改善策を実施したら、成果につながったのかどうか、しっかりと検証するようにしましょう。「見た目がよくなった」「アクセスが伸びたような気がする」といった感覚的な評価ではなく、「PVが何%上がった」「CVRが何%上がった」といった具合に、具体的な数値で検証することが大切です。

場合によっては、数値がほとんど変化しなかったり、改善前よりも下がってしまったりすることもあるでしょう。しかしそれも重要なデータであることに変わりはありません。なぜ数値が下がってしまったのかを分析することで、新たな改善策が見えてくるはずです。

STEP6 PDCAを回す

効果検証したデータを参考に、次なる改善策を練っていきましょう。こうしてPDCAを回していくことが、サイト改善においては極めて重要です。なぜなら、サイト改善は必ずしも期待通りの結果になるとは限らないですし、また一時的な効果があっただけということもあり得ます。実施と検証を繰り返しながら、サイト改善を進めていってください。

サイト改善をコンサルに依頼する方法

サイト運営において、サイト改善は非常に重要な作業であると同時に、手間のかかる作業でもあります。しかし、サイト改善を重ねていかなければ、成果に結びつけることはできません。より迅速に効果を出していきたい場合は、コンサルに依頼するという選択肢も持っておいてください。コンサルと一緒にサイト改善を行えば、ウェブマーケティングに関する知識を得ながら、効果的な施策を実行することができます。

ただし、さまざまなサイト改善のコンサル会社があり、それぞれに異なる特徴を持っているため、自社に合ったコンサルを選ぶようにしなければなりません。

自社が抱える課題を解決することが得意かどうか、サイト内だけでなく事業全体を見据えた戦略を提示してくれるかどうか、またコンサル内で作業を完結させずに一緒になって改善策を実行していってくれるかなど、複数の観点から評価をして、依頼するコンサル会社を決めていきましょう。

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サイト改善は一日にしてならず!じっくり取り組もう

実際にサイト改善を進めていくと、本当に成果につながるのかどうか、不安になることがあると思います。しかし一歩ずつ、サイト改善をしていくことで、最適化は図れます。

なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。大きく3つのステップに分けて、対応させていただきます。

  • 調査・設計:現状のヒアリングやKPIの設定、ツールの導入などを行う
  • 分析:アクセスやヒートマップの分析、ユーザー行動観察などを行う
  • 分析・試作の効果検証や定例レポーティング、継続施策の提案などを行う

段階的にサイト改善を進めていきますので、お気軽にご相談ください。

サイト改善の進め方を6ステップで解説!【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

サイト改善の事例5選!成功のポイントを解説

サイト改善ではさまざまな施策が考えられるからこそ、何を実施すればいいのかわからないと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そんなときに参考にしたいのは、サイト改善の成功事例です。

企業がどのような施策を実施し、その結果どのような成果を得られたのかといった具体例は、自社サイトに反映できるヒントにあふれています。そこで今回は、ナイルが手がけたサイト改善の成功事例をご紹介します。

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サイト改善では課題分析と目標設定が重要

まずは、大前提となるサイト改善のポイントを解説します。サイト改善は、目的なく実施しても効果が出るものではありません。サイトの現状の課題分析を行い、目標を設定した上で実施することが何よりも重要になります。

課題を把握しなければ、サイトのどの部分を改善すればいいのかわからず、意味のない施策にコストを投じてしまうことにつながります。効果的な改善策はなにか、成果につなげる上で阻害している要因は何か、という点に着目しながら、分析ツールを活用して課題を見つけていきましょう。

サイト改善の成功事例5選

それでは、ナイルが関わったサイト改善の成功事例をご紹介します。各企業の課題や実施策を参考にして、ぜひ自社サイトの改善に活かしてください。

サイト改善の成功事例1:アドビ株式会社

サイト改善 進め方

MA(マーケティングオートメーション)ツールである「Adobe Marketo Engage」を提供するアドビ株式会社の成功事例です。

【依頼内容】
・SEOのキーワードを強化してオーガニックでの検索流入を増やしたい

【状況】
・イベントや展示会でのリード獲得は期間が空きやすく、コロナ禍の影響も受けてデジタル施策に力を入れる必要があった
・アドビ株式会社の製品はグローバル展開しているため、サイトフォーマットの変更やメッセージの打ち出し方など、日本個別の変更が難しいケースがあった

【施策】
・検索エンジンがクロール・インデックスしやすいように、検索に引っかかるようなページの分解を行った
・ページ内の回遊率を高めるリンク設置を追加した
・100を超えるアイデアの中からインパクトがあり、制約に引っかからず、実装難易度の低いものを優先的に実行した

【成果】
・日本語サイトにおけるSEO施策に取り組んだ結果、安定したリード獲得につなげることができた
・「MA」というビッグキーワードで検索上位を獲得した
・SEOでのリード獲得数は約150%、SEO経由の商談件数は約130%向上した

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サイト改善の成功事例2:株式会社ベネッセコーポレーション

サイト改善 進め方

ペットとの暮らしを充実させるためのウェブマガジン「いぬのきもち ねこのきもち」を提供している株式会社ベネッセコーポレーションの成功事例になります。

【依頼内容】
・SEOでウェブマガジンに集客し、アプリでコンテンツを発信して新しいブランド価値を作りたい

【状況】
・10年以上運営するウェブマガジンは雑誌の販促と保険の加入が目的だったため、情報が充実していなかった
・雑誌の購読者数が減少傾向にあり、ブランド力が下がる懸念を抱いていた
・ウェブマガジンと雑誌の情報は棲み分けする必要があった

【施策】
・SEOはもちろんのこと、獲得効率を高めるためのユーザー行動観察やアクセス解析を実施した
・アクセス解析ではGoogle アナリティクスやヒートマップを活用した
・分析結果を元にコンテンツ設計を行った

【成果】
・コンバージョンアシストの数字が向上した
・圏外だったキーワードが上位に入った
・成果のデータを提示することで社内のネガティブなイメージが払しょくされ、雑誌との棲み分けが成功した

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サイト改善の成功事例3:エムオーテックス株式会社

サイト改善 進め方

企業向けセキュリティソフト「LanScope(ランスコープ)」シリーズを開発・販売しているエムオーテックス株式会社の成功事例になります。

【依頼内容】
・サイト運営の効率化とタグマネジメントのためにGoogleタグマネージャを導入したい

【状況】
・10サイトを2人の担当者で運営しており慢性的にリソース不足だった
・広告タグや計測タグはすべて手動で設置していた

【施策】
・Googleタグマネージャーの導入サポートを行った
・Google アナリティクスの活用をサポートした

【成果】
・タグの設定・管理工数が大幅に削減できた
・Google アナリティクスのパラメータ管理ができるようになり、データに基づいたサイト運営ができるようになった

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サイト改善の成功事例4:株式会社グウポン

サイト改善 進め方

スピリチュアルがテーマのメディアサイト「SPIBRE(スピブレ)」を運営している株式会社グウポンの成功事例になります。

【依頼内容】
・SEOを強化したサイトリニューアルを行いたい

【状況】
・SEOの専門知識を備えた社内メンバーがいなかった
・定期的に記事の効果検証をして改善といったPDCAを回す体制ができていなかった

【施策】
・アクセスデータ解析で課題を抽出し、ヒートマップを用いてページ単位の分析と改善を行った
・ターゲットユーザーの持つニーズに即したコンテンツを企画・制作した
・カテゴリーの階層整備やtitleタグの最適化など、SEOを考慮したサイト構造を再設計した
・SEOを考慮したコンテンツ制作を行うことのできる体制を構築した

【成果】
・検索経由のアクセス数が向上した
・回遊しやすいサイトに改善された

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サイト改善の成功事例5:住友商事株式会社

サイト改善 進め方

英語で学ぶ学童保育「東京インターナショナルスクール アフタースクール」を運営している住友商事株式会社の成功事例になります。

【依頼内容】
・ウェブサイトに訪れたユーザーが、利用検討に必要な情報を自力で収集できているか調査したい

【状況】
・ユーザーがどのように情報を求め、行動しているのかがわからない

【施策】
・生徒の保護者の情報をヒアリングし、属性を絞ってユーザーテスト(行動観察)を活用して潜在的課題を発見した
・ユーザーシナリオを設計した上で、アクセス解析やアクションの行動観察で課題を分析した

【成果】
・英語に強いアフタースクールを調べる時に、英語で検索するユーザーがいることがわかった
・ユーザーが欲しい情報をスムーズに見つけることが難しい構造になっていることがわかった
・ユーザーの行動や潜在的課題を意識してサイト改善を行えるようになった

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課題に対して適切な改善施策を実行しよう

サイト改善の成功事例には、さまざまなヒントが隠されています。現状抱えている課題に近い事例を参考にして、施策を検討・実施してみてください。

なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。大きく3つのステップに分けて、対応させていただきます。

  • 調査・設計:現状のヒアリングやKPIの設定、ツールの導入などを行う
  • 分析:アクセスやヒートマップの分析、ユーザー行動観察などを行う
  • 分析・試作の効果検証や定例レポーティング、継続施策の提案などを行う

段階的にサイト改善を進めていきますので、お気軽にご相談ください。

サイト改善の事例5選!成功のポイントを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

サイト改善の提案書はどう作る?構成と作り方のコツを解説

サイトの効果を向上させ、さらなる売上や業績に結びつけるために、継続的なサイト改善は欠かせません。そして、施策を実施する際に作成が求められるのがサイト改善の提案書です。

ここでは、サイト改善の提案書の目的や必要な準備のほか、提案書の構成や作成のコツについて解説します。

\ナイルのサイト改善提案の紹介はこちらから!/

サイト改善の提案書は判断を促すためのもの

そもそもサイト改善の提案書は、なぜ作成する必要があるのでしょうか。提案書の一番の目的は、上司や役員などにサイト改善の必要性を理解してもらい、実施の判断を促すことにあります。サイト改善はコストが発生するため、施策を実施するためには、決裁者のゴーサインをもらう必要があることが大半です。「現状のサイトにはどのような課題があるのか」「この施策を実施することでどれだけ課題が解決されるか」といったことをわかりやすくまとめ、決裁者に判断してもらうために提案書を用意するのです。

サイト改善の提案書は、施策の内容やメリットを盛り込むだけでは不十分です。改善施策によってもたらされるメリットと、発生するコストやリスクの両方を提示することで、はじめて実行すべきかの判断を下せるようになります。サイト改善の提案書を作成する際は、必ず読み手のことを考えて、どのような情報を提示すればいいかを考えて作成しましょう。

サイト改善 提案書

サイト改善の提案書を作るための準備

サイト改善の提案書を作成する際、いきなり文書に書き起こないようにしてください。まずは、提案書に盛り込むべき要素を整理することが必要になりますので、どのような作業になるのか確認していきましょう。

サイト改善 提案書

1 目的を明確にする

なぜサイト改善を行うのかという目的を明確にしましょう。「サイト経由の問い合わせ件数を増加させる」「会員登録数を増やす」といったように、何のためのサイト改善なのかを、提案書作成の前に整理しておきます。そうすることで、提案書のメッセージやストーリーを統一させることができ、説得力の高い資料に仕上げられます。

2 現状の課題を明確にする

サイトの現状の課題を分析し、何を改善すべきなのかを明確にします。分析にはGoogle アナリティクスといったツールを活用して、サイトの現状を把握していきましょう。例えば、月間コンバージョン数1,000件が目標のところ、現状は800件しかないという場合、PV数やコンバージョン率などの数字を調べて、目標を達成するための改善方法を決めなければなりません。

また、営業を中心とした社内メンバーから意見をもらうことも有益です。ユーザーインタビューを行って、良い点と悪い点について指摘してもらうのもいいでしょう。今まで気づけなかった課題や強みが発見できる可能性があります。課題をどれだけ深掘りできるかによって、改善効果の幅が大きく変わってくるため、課題分析には注力しましょう。

3 メリットとリスクを明確にする

メリットとリスクを天秤にかけたとき、メリットが上回る場合に、サイト改善を実施すべきという判断ができます。例えば、コンバージョン数が月間1件しか増えないにも関わらず、改善施策のコストに50万円かかるとなると、実施すべきという判断にはならないのではないでしょうか。一方、コンバージョン数が月間100件増加する施策のコストが50万円だった場合、前向きに検討される可能性が高まるでしょう。このように、サイト改善によってもたらされるメリットと、リスクやコストを明確にすることで、実施すべき施策かどうかを決裁者が判断しやすくなります。

サイト改善の提案書の構成

サイト改善の提案書に必要な構成について見ていきましょう。

サイト改善の概要

最初に必要になるのは、提案書全体の内容をまとめた概要です。提出した提案書のすべてを上司が見てくれるとは限りませんし、プレゼンを行う際にも最初に何が言いたいのかをはっきりさせておかないと、相手はプレゼンを集中して聞いてくれません。一目見て、どういう内容の提案書で、どのようなメッセージが込められているのかがわかる概要にしていきましょう。

サイト改善の目的・目標

なぜサイト改善が必要なのか、サイト改善を行うことでどのような成果につながるのか、目的・目標について記載します。提案書の中でも特に重要なポイントであるため、競合他社や自社の事業状況などと絡めながら、サイト改善に取り組むべきだと強くアピールしていきましょう。

サイトの課題

目的・目標を示したら、その実現を阻害しているサイトの課題を具体的に示していきます。課題に関しては、担当者自身の主観ではなく、アクセス数やコンバージョン率など、具体的な数値を使って示すようにしましょう。また、社内メンバーやユーザーにヒアリングを行っていた場合、その結果をしっかりと言語化しておくことが必要です。

サイト改善の内容

いよいよサイト改善の具体的な内容について記載していきます。サイト改善の内容は、先ほど挙げた課題に対する解決策となるものを記載するようにしましょう。また、それぞれの改善案について、実現させることでどのくらいの効果が見込めるのかも、具体的な数値で示すことも心がけてください。

予算とスケジュール

サイト改善を実行に移す場合、必要不可欠な予算とスケジュールの情報を記載します。気をつけたいのが、サイト改善そのものにかかる予算だけではなく、サイト改善後の運用に必要な予算も記載することです。

制作会社の見積もり

サイト改善施策にかかるコストを把握するためにも、あらかじめ複数のサイト制作会社から見積もりをとり、その内容を提案書に盛り込みましょう。見積もりをベースに、サイトの制作会社ごとの強みと費用が比較できる一覧表を作成してもいいでしょう。

提案書の作成のコツ

サイト改善の提案書作成におけるコツについても、紹介していきます。

サイト改善 提案書

文字数は少なく端的に

提案書では、箇条書きや言い切り型で文字数を減らしながら、端的にメッセージを伝えるようにしてください。文字数が多いと視認性が下がり、見る側の集中が途切れてしまうため、本当に伝えたいメッセージが伝わりにくくなってしまいます。特に強調したい言葉などは、フォントを他の文字よりも少しだけ多くしたり、下線を付けたりして、ビジュアルで強調するようにする工夫も大切です。

具体的な数字を盛り込む

提案書では、目標数字や現状の課題など、できる限り数字で示すことを心がけてください。「現状ではPVがよくないので、PVを大幅UPさせたい。そのためにはこれだけの施策が必要」といった抽象的な内容では、相手を説得することはできません。「現状5万のPVを10万に上げたいが、直帰率が90%近くあるのが課題である。だからこれだけの施策が必要」といった具合に、具体的な数字を入れることで、状況をしっかり把握してもらえる提案書を目指してください。

グラフや図版を効果的に使う

グラフや図版を使って、ビジュアルで見せることを心がけてください。そうすることで、よりわかりやすい提案書にすることができるようになります。またスケジュールなどに関しても、フロー図を作成すれば、実際の流れがよりイメージしやすくなります。「文字は少なく、数字はグラフや図版で」を徹底するだけで、提案書の質はグッと高まります。

説得力のあるサイト改善提案書を作成しよう

サイト改善において、課題や目的を明確にするのはもちろんですが、提案書のビジュアルが分かりづらければしっかりと読み込んでもらえず、提案が通らないことになる可能性があります。何を伝えるのかをしっかりと整理し、わかりやすく端的なメッセージで伝えられる提案書を作成し、サイト改善へとつなげていきましょう。

なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。大きく3つのステップに分けて、対応させていただきます。

  • 調査・設計:現状のヒアリングやKPIの設定、ツールの導入などを行う
  • 分析:アクセスやヒートマップの分析、ユーザー行動観察などを行う
  • 分析・試作の効果検証や定例レポーティング、継続施策の提案などを行う

段階的にサイト改善を進めていきますので、お気軽にご相談ください。

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サイト改善の提案書はどう作る?構成と作り方のコツを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

サイト改善のコンサル会社を選ぶポイントは?

サイトのアクセス数やコンバージョン数を伸ばすためには、サイト改善を継続して実施してPDCAサイクルを回すことが必要不可欠です。しかし、どれだけ施策を実施しても成果が伸びなかったり、サイト改善に十分なリソースを割けなかったりする会社もよく見られます。そのようなときは、コンサル会社にサイト改善を依頼することをおすすめします。

ここでは、サイト改善のコンサル会社を選ぶポイントと、データに基づいたサイト改善に強みを持つナイルの特徴についてご紹介します。

 

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サイト改善をコンサルに頼むべき?

サイト改善では、現状のサイトの課題を分析して、課題を解決する施策を実施する必要があります。社内で分析から改善施策の企画、実施まで運用するには、たいへんな労力がかかります。さらに、改善の方向性を間違えていた場合、サイトが改善するどころか、改悪したことに気づかないままになる可能性があります。サイト改善を検討する際、豊富な経験と実績を持つコンサルに依頼することも選択肢のうちに入れておくべきでしょう。

特に下記のようなケースでは、コンサルに依頼する必要性が高いといえます。

  • ウェブマーケティング担当者の経験が浅い
  • 長期間サイト改善を実施しても効果が伸び悩んでいる
  • リソース不足でサイト改善に十分に取り組めていない

サイト改善のコンサル会社を選ぶ6つのポイント

サイト改善のコンサルを依頼したいと思っても、どのコンサル会社が適しているのか、わからないという方も多いでしょう。中には質の悪いコンサル会社も存在しますし、実績豊富でも自社にマッチしていないというケースもあります。

ここからは、自社にマッチしたサイト改善のコンサル会社を選ぶポイントをご紹介します。

サイト改善 コンサル

1 自社の課題とコンサル会社の得意分野が合致しているか

サイト改善のコンサル会社といっても、SEOやUI・UX、デザインなど、会社によって得意分野は異なります。検索流入数が低くSEOを強化すべきにも関わらず、デザインの改善に強いコンサル会社に依頼すると、想定していた効果が得られない可能性があります。そのため、自社サイトの課題をあらかじめ分析しておき、その課題解決を得意としているコンサル会社に依頼することが重要になります。自社サイトの課題分析に時間がとれなかったり、分析のノウハウがなかったりする場合は、得意分野の異なるいくつかのコンサル会社に課題分析と提案を依頼し、最も効果が見込める会社に依頼してもいいでしょう。

2 企業や事業の目標を踏まえた戦略を提案してくれるか

サイト改善は、「サイト経由の問い合わせ数を増やす」「サイトのアクセス数を増やす」といった目的で実施することになります。しかし、サイトにフォーカスを当てるだけでは、本質的な改善につながりません。企業や事業の目的を踏まえた上で、サイト改善を行う必要があります。そのため、コンサルには、企業や事業の戦略を立案して発展に貢献してくれるパートナーであるかという点を見極めておくべきです。サイトの部分最適に終始せず、事業全体の方向性を意識しながら、主体的に提案して、伴走してくれるコンサル会社を見つけましょう。

3 課題の本質を改善する施策を提案してくれるか

「SNSが流行っているから試してみましょう」「他社ではこの施策が成功したのでやってみましょう」といったように、トレンドや過去の成功体験を追った提案ばかりするコンサル会社は注意が必要です。これらの施策が、自社にとって最適であるとは限らないためです。自社サイトを分析し、課題の本質を捉えた上で、ベストな施策を提案してくれるコンサルであるかどうかをチェックしましょう。

4 サイト改善のプロセスや戦略を開示してくれるか

サイト改善においては、専門的な知識が必要で、コンサル会社がどんな施策を実施しているのか、よくわからないといった事態に陥りがちです。自社とコンサル会社が同じ目線で、同じ方向を向いているかどうかが、サイト改善の成否を決める重要な要素となります。だからこそ、こうした専門的な話をわかりやすく解説し、サイト改善のプロセスや戦略を開示してくれるコンサル会社を選ぶようにしなければなりません。

5 効果検証を実施してくれるか

サイト改善では、さまざまな施策を実施することになりますが、実施して終わりではなく、どのくらいの効果があったのかを検証してくれるコンサル会社を選ぶようにしましょう。施策の数は、無限にあると言っても過言ではありません。そのため、自社にとって本当に効果的といえる施策を取捨選択することが、サイト改善では必要不可欠です。効果のある施策に注力しつつ、効果がない施策は早めに見切りをつけていくため、細部にまで目が行き届いた効果検証をしてくれるかどうかに、着目するようにしてください。

6 パートナーとして信頼できるか

サイト改善は100%成功する答えが存在するものではなく、コンサルと協力し合いながら、正解を導き出していく作業になります。たとえ実績豊富なコンサル企業だとしても、会社を見るのではなく、実際に担当してくれるコンサルがパートナーとして信頼できるかを見ておきましょう。

コンサルを上手く活用し、サイトの効果性UPを目指そう

サイト運営によって効果を出すことは一筋縄で行くものではなく、正しい知識や経験に基づいた定期的なサイト改善が必要不可欠です。またサイト改善においては、各種ツールを使いこなしつつ、集められたデータを読み解ける専門的な知識を有する人材も求められるため、自社内でそういった人材を育成・確保することも目指しつつ、コンサル会社も上手に活用していくようにしましょう。

なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。大きく3つのステップに分けて、対応させていただきます。

  • 調査・設計:現状のヒアリングやKPIの設定、ツールの導入などを行う
  • 分析:アクセスやヒートマップの分析、ユーザー行動観察などを行う
  • 分析・試作の効果検証や定例レポーティング、継続施策の提案などを行う

段階的にサイト改善を進めていきますので、お気軽にご相談ください。

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サイト改善の分析ツールおすすめ11選

サイト改善において、現状の課題をつまびらかにしてくれるさまざまな分析ツールの活用は必須です。 ここでは、編集部がおすすめするサイト改善に役立つ分析ツールについてご紹介します。

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サイト改善には分析ツールの活用が必要不可欠

サイトを立ち上げただけでは、売上や問い合わせといった数字を増やすのは簡単なことではありません。現状の課題を把握して、改善を重ねていくことで、ようやく成果に結びついていくもの。そこで活用すべきなのが、サイト改善のための分析ツールです。

ただ、分析ツールには、さまざまな種類があって、特徴も千差万別です。自社サイトでの分析に適したツールを探す必要があります。だからこそ、どのような分析ツールがあるのか、その特徴を把握しなければなりません。自社サイトの分析には、どの分析ツールが適しているのか、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

「Google アナリティクス」自社サイトの状況を把握できる

サイト改善 ツール

分析ツールの代表格と言えるのが、「Google アナリティクス」です。Google アナリティクスが得意とするのは、自社サイトへのアクセス状況の把握です。どのページに、どのぐらいのユーザーが、どのぐらい滞在しているのか、といった数字を期間やページごとに細かく見ること可能です。また、ユーザーが使用しているデバイスが、PCなのかスマートフォンなのかといった情報も抽出することができるため、スマホユーザーが使いやすいサイト構成にしようといった改善案を導き出すことなどもできるでしょう。基本無料で使用することができるため、分析ツールを導入しようと思った場合には、最優先で導入すべきツールです。

なお、最新版のアナリティクスとして「GA4(Google アナリティクス4)」がリリースされています。GA4はウェブとアプリを横断して計測できるのが特徴で、従来のGoogle アナリティクスに比べてユーザー個人の動向をより深掘りできるようになっています。GoogleもGA4の利用を推奨しており、今後分析ツールの主流となる可能性が高いので、導入しておくことをおすすめします。

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「Google Search Console」自社サイトへの流入ワードを把握できる

サイト改善 ツール

Google Search Consoleでは、自社サイトがどういったキーワードで検索され、ユーザーが流入してきているのかを見ることができます。また、特定のキーワードにおける検索順位を見ることができるため、自社サイトの現在のポジションを把握するのにも効果を発揮するでしょう。具体的に狙いたいキーワードでの順位が低ければ、そのキーワードを強化するためにコンテンツを追加制作するという改善案を導くことができます。意図しないキーワードでの流入が多いのであれば、該当するコンテンツをリライトすることを検討してもいいでしょう。

またGoogle Search Consoleには、「モバイルフレンドリーテスト」という、自社サイトがどれだけスマートフォンに最適化できているかを測れる機能があります。Google Search Consoleは基本無料で使用できるため、Google アナリティクスとセットで導入しておくことをおすすめします。

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「Google トレンド」検索キーワードのトレンドを把握できる

サイト改善 ツール

Googleで検索されているキーワードのトレンドをチェックできるツールが、Google トレンドです。例えば「扇風機」「冬服」といった季節性のあるキーワードをチェックして、どのタイミングで検索ボリュームが増えるかを分析することができます。キーワードは最大4つまで同時にチェック可能で、それぞれのキーワードの検索ボリュームがグラフ化されます。キーワードについて都道府県ごとの比較ができるなど、無料ながら細かい分析ができるので活用しやすいツールです。

「SEMrush」多機能なSEO分析ができる

サイト改善 ツール

SEMrush(セムラッシュ)とは、世界で700万以上のユーザーを抱えるオールインワン型の競合分析ツールです。SEOや広告分析、SNS競合対策などに活用できる幅広い機能が搭載されており、高度なデジタルマーケティングやサイト改善を実現します。

ドメイン分析やキーワード調査といったSEO対策に必要不可欠な機能が一通りそろっており、さらに競合分析を軸にしたSEOのターゲットキーワードの発見や順位変動のチェックなどが行えます。また、内部施策であるテクニカルSEOのエラーを表示するなど、サイトを健全に保つためのサポート機能も充実しています。

広告分析には競合サイトの入札キーワードや広告文をチェックできる機能が搭載されています。また、費用対効果の高いキャンペーンを自動的に提案してくれるため、広告運用の効率化につながるでしょう。利用料金は月額119.95ドル~(2021年9月現在)となりますが、多角的にサイト改善を行いたいという場合に最適なツールと言えるでしょう。

「Adobe Analytics」アクセス解析だけではない機能が備わっている

サイト改善 ツール

「Adobe Analytics」は、Google アナリティクスと同様のアクセス解析ツールの一種です。アクセス解析だけにとどまらない多機能さが魅力の分析ツールで、大規模なECサイトや大手企業サイトが導入しているケースが多くあります。Google アナリティクス以上に、高度な分析ができる上に、分析方法を自由にカスタマイズできるため、玄人向けの分析ツールと言えるでしょう。

また、Adobeが提供する他のマーケティングツールと連携させることが可能であるため、アクセス解析からそのままマーケティング施策の実施までをワンストップで実行することもできます。ただし、Adobe Analyticsを活用するには、専門的な知識が必要となります。また、有料ツールであるため、利用条件を選ぶ分析ツールです。

「Ahrefs」高度なSEO分析ができる

サイト改善 ツール

「Ahrefs(エイチレフス)」は、被リンク獲得数や検索順位、検索ボリュームなどを調査できるSEO分析ツールです。自社サイトはもちろんのこと、競合サイトのSEO状況を分析する上でも役立ち、競合サイトをマークした上で、自社サイトの改善につなげることができます。

Ahrefsは、SEOだけではなくSNSや広告のキーワードの分析にも活用可能です。キーワードを検索すると、TwitterやFacebookといったSNSでバズっている関連コンテンツが表示されるため、SNSやコンテンツ運用の参考になるでしょう。また、GoogleやYouTube、Amazonなどで、キーワードの検索ボリュームを分析できるため、広告出稿の際のキーワード選定にも役立てることができます。初期費用は不要で、エントリープランである「ライト」の場合は、月額99ドルから利用できます(2021年9月現在)。

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「User Heat」ユーザーのリアクションがわかる

サイト改善 ツール

「User Heat」は、ヒートマップ解析専門の分析ツールです。ヒートマップとは、ウェブサイト上でのユーザーの行動を、温度分布のように色の濃淡で可視化して表したもののこと。簡単に言えば、ページのどの部分を熱心に見ていたり、クリックしていたりしたのか、ユーザーのリアクションを把握できるツールです。サイトを訪れてくれたユーザーをより満足させるための仕掛けを、ヒートマップのデータによって導き出すことが可能になります。

「Google オプティマイズ」ABテストを効率的に実施できる

サイト改善 ツール

「Google オプティマイズ」は、サイト上でABテストを実施できるツールです。例えば、3種類のバナーを用意し、A案は50%、B案は25%、C案は25%表示するといった設定を行い、どのバナーが最も効果が高かったかを効果検証することができます。また、モバイルユーザーのみに表示したり、関東エリアのユーザーのみに表示したりといったテストも実施可能です。

ABテストを実施する際、コードを修正する必要はなく、ブラウザ上でレイアウトを変更できるので効率的に実施可能です。また、画像の差し替えやテキストの修正といった施策をすぐに反映できるので、高速でPDCAを回してサイト改善につなげることができます。

気をつけたいのが、Google オプティマイズは、Google アナリティクスと連携して使用する必要があること。また、基本的には無料で利用できるツールですが、大規模かつ高精度なABテストを実施する場合は有料版が必須になります。

「Similarweb」敵を知り、己を知ることができる

サイト改善 ツール

「Similarweb」は、他社サイトのアクセス情報を知ることができる分析ツールです。検索順位で上位のサイトが、どのようなアクセス情報になっているのかを把握することは、自社サイトの改善において、非常に有効な手段となります。どのような記事がどのくらい流入しているのかを分析して、自社サイトのコンテンツ作りに活用しましょう。

「Google マイビジネス」検索結果に店舗情報を表示できる

サイト改善 ツール

Googleの検索結果に表示される会社や店舗の情報を管理するツールが、「Google マイビジネス」です。Googleで企業名や店舗名を検索すると、検索結果の右側に、企業・店舗名や住所、営業時間、地図などの情報が表示されます。ここに表示される情報は、Google マップで企業・店舗名を検索した際にも表示されるので、ユーザーに適切な情報を届けるための最新情報を登録する必要があります。そのほか、キャンペーン情報や最新のお知らせを表示することも可能です。

利用料金は無料なので、特に店舗を運営している方は、Google マイビジネスを有効活用することをおすすめします。

「Google データポータル」データを一元化して分析を効率化する

サイト改善 ツール

「Google データポータル」は、100以上のツールやデータを1ヵ所にまとめて表示するダッシュボード作成ツールになります。Google アナリティクスやGoogle Search Console、Google マイビジネス、Google トレンドといったGoogleのビジネスツールだけでなく、YouTubeやSNSなどのツールとも連携することが可能です。Google データポータルに各ツールを連携しておけば、1つの画面を開くだけで、すべてのデータを一度にチェックできるため、業務を効率化することができます。

Google データポータルはGoogleアカウントを所有している人なら無料で利用できるので、サイト改善のためのデータ分析を効率化したい方はぜひ導入してみてください。

サイト改善ツールを活用して効果を最大化しよう

分析ツールを駆使することで、データに基づいた効果的なサイト改善を実現できるようになります。無料のツールも多く提供されているので、自社の課題やリソースに応じて、分析ツールを積極的に導入し、サイト改善に活かしていきましょう。

なお、ナイルでは、豊富な経験・データに裏付けされたコンサルティング力で、サイト改善の支援が可能です。大きく3つのステップに分けて、対応させていただきます。

  • 調査・設計:現状のヒアリングやKPIの設定、ツールの導入などを行う
  • 分析:アクセスやヒートマップの分析、ユーザー行動観察などを行う
  • 分析・試作の効果検証や定例レポーティング、継続施策の提案などを行う

段階的にサイト改善を進めていきますので、お気軽にご相談ください。

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サイト改善の分析ツールおすすめ11選【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

集客はマーケティングの1つ!押さえておきたい4つのポイントを紹介

自社の商品やサービスを販売するとき重要となるのが、集客とマーケティングです。ただ、それぞれの意味や違いについて詳しくわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、

  • 集客とマーケティングの違い
  • オフライン・オンラインそれぞれの集客方法
  • 集客する上で押さえておきたいポイント

の流れで、マーケティングの施策としての集客について解説します。自社の集客力を高めて効率的に売上アップを目指していきたい方は、ご一読ください。

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集客とマーケティングの違いとは?

集客とマーケティングは似たような概念で「集客=マーケティング」と認識されている方もいるかもしれません。しかし集客とマーケティングでは、意味はもちろん違いますし、目的も異なります。それぞれの言葉の意味について確認していきましょう。

集客とは?

集客とは、「店舗やウェブサイトなどに人を集めること」を指します。集客することで、自社の商品やサービスの認知度を向上させ、売上アップに繋げることが可能です。

しかし、闇雲に人を集めることだけに注力するのは得策ではありません。なぜなら、商品の購入やサービスの利用に繋がらない人まで集めてしまい、最終的な成果につながりにくくなるからです。

マーケティング 集客

ターゲットを見定めるのはもちろん、ターゲットの購買行動に合わせた集客方法の検討が必要です。例えば、「AISASモデル」と呼ばれる購買行動を参考にする方法があります。AISASとは、ユーザーの行動を5つのパターンに分けた考え方のことです。

  • Attention(注意)
  • Interest(興味)
  • Search(検索)
  • Action(行動)
  • Share(共有)

「自社商品を広告などで初めて知った人」と「自社の商品を購入しようか悩んでいる人」では、伝えるべき内容が変わってきます。こういった行動に合わせて、集客方法を考えていきます。

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マーケティングとは?

マーケティングとは、商品の開発から販売、広告宣伝などの一連の流れのことを指します。つまり、集客だけではなく「売れる仕組みそのもの」を作り、顧客に働きかけていくことがマーケティングです。

日本マーケティング協会では、下記のようにマーケティングが定義されています。

マーケティングとは、企業および他の組織1)がグローバルな視野2)に立ち、顧客3)との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動4)である。

日本マーケティング協会 1990年

1)教育・医療・行政などの機関、団体などを含む。

2)国内外の社会、文化、自然環境の重視。

3)一般消費者、取引先、関係する機関・個人、および地域住民を含む。

4)組織の内外に向けて統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、および顧客・環境関係などに係わる諸活動をいう。

引用:日本マーケティング協会

マーケティングには、デジタルマーケティングやウェブマーケティングなど、さまざまな種類があります。

  • デジタルマーケティング:デジタル化した情報を活用したマーケティング方法
  • ウェブマーケティング:ウェブサイトやウェブサービスなどを用いて行うマーケティング方法

それぞれの意味や具体的な施策について知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

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集客はマーケティング施策の1つ

ここまでの内容をまとめると、集客はマーケティング施策の1つであると言えます。マーケティングの中でも、集客は商品の購入やサービスの利用につながる部分を担う重要な段階です。

また、単なる人集めではなく「狙ったターゲット」に情報を届ける施策が求められます。具体的な集客方法については後述します。

なぜ集客やマーケティングが重要視されているのか

なぜ集客やマーケティングが重要視されているのでしょうか?インターネットの普及により、誰でも商品やサービスの情報にアクセスできるようになりました。令和2年の情報通信白書によると、8割以上の世帯でスマートフォンを保有しており、気軽に情報を探しやすい環境になってきています。

つまり、「良い商品を紹介すれば購入につながっていた」時代から、「ほかの製品と比較して購入を検討する」といった時代になっているのです。そのため、最適な見込み客を集め、商品を購入してもらうための戦略が必要不可欠です。

例えば、下記のような集客施策が挙げられます。

  • 商品やサービスに対して興味・関心が高いユーザーを集める
  • 関心が低いユーザーに向けて、興味を持ってもらえるコンテンツを提供する
  • 興味を持ってくれた人に、実際に商品を買ってもらうための導線を考えて施策を打つ

いくら良い商品があったとしても、このような施策が整っていないと売れないのが現実です。そのため、商品の開発段階から集客のことを見据えたマーケティング施策が非常に重要視されているのです。

集客する方法とは?オフライン・オンラインに分けて紹介

集客方法には、

  • オンライン:インターネットを用いて行う集客方
  • オフライン:インターネットを介さず行う集客方法

の2つがあります。それぞれの集客方法と特徴をご紹介します。

<オンラインによる集客方法>

  1. SEO:Googleなどの検索エンジンで上位表示するウェブページを作り、集客する方法
  2. SNS:TwitterやInstagramなどのサービスを利用し、集客する方法
  3. MEO:Googleマップの検索結果で店舗情報を上位表示し、集客する方法
  4. メールマガジン:メールでユーザーにアプローチし、集客する方法
  5. リスティング広告:Googleなどの検索結果の上部に広告を表示し、集客する方法
  6. ディスプレイ広告:ウェブサイトやスマホアプリの広告枠に広告を表示し、集客する方法

<オフラインによる集客方法>

  1. CM:テレビやラジオなどのCMで集客する方法
  2. チラシ:紙に印刷して配布し集客する方法
  3. ポスター:大判の紙に情報を印刷して集客する方法
  4. セミナー:テーマを決めて説明するセミナーを利用して集客する方法

このように集客には多種多様な方法があり、情報を届けたいターゲットに合わせて適切なものを選定していく必要があります。

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とはいえ、「集客方法はわかったけれど、具体的にどのように進めていったらいいかわからない」という方もいるのではないでしょうか。このような場合は、専門家に相談するのも1つの手です。特にSEOを中心にウェブ集客を強化したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。

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集客で押さえておきたい4つのポイント

集客をするときに押さえておきたいポイントについて、4つに絞って解説していきます。

マーケティング 集客

【ポイント1】目的を明確にする

まず、集客をする目的を明確にする必要があります。目的に合わせて、集客方法が変わる可能性があるからです。

例えば「新規商品開発に備えて、なるべく早くウェブからのお問い合わせを増やしたい」と目的を立てたとします。このとき、集客方法に「SEO」のみを選んでしまうと、失敗してしまう可能性があります。なぜならSEOは、効果が出るまでに半年~1年ほどかかることもあり、短期戦には向いていないからです。こういったケースでは、効果の出やすい「リスティング広告」を検討する必要があります。

このように、具体的な目的に合わせて施策は大きく変わります。まずは、なぜ集客を行うのか目的を明確化しましょう。

【ポイント2】ターゲットを明確にする

商品・サービスを販売したい理想的な顧客の人物像を、「ペルソナ」と言います。ペルソナをしっかり定めることで、商品・サービスの購入、利用に至るまでのプロセスがより明確になり、集客の施策を打ちやすくなります。

ペルソナは年齢や性別、職業といった属性だけでは成り立ちません。ペルソナとなる人物の1日の過ごし方やプライベートで抱えている悩みなど、本当に実在している一個人のライフスタイルを描くようなつもりで、細部まで落とし込むことが重要です。

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【ポイント3】集客方法を精査する

明確なペルソナを設定できたら、ようやく集客方法を検討する段階に入ります。設定したペルソナに合わせて、集客方法を精査していきましょう。

ここでポイントとなるのが、ペルソナに効果があると見込める施策に絞って検討すること。例えば、10代の女子高生をペルソナに設定しているのに、手に取る可能性が低い新聞の折り込み広告を打っても高い効果は見込めません。

明確にペルソナ設定ができていれば、最適な集客方法が見えてきやすいです。誤った方法を選択しないように慎重に検討しましょう。

【ポイント4】必要に応じて集客方法を調整する

集客施策は実行して終わりではなく、定期的に結果を確認して施策の見直しが必要です。練りに練って万全だと思っていた施策も、いざ実行してみると思っていたような結果が出ない場合も考えられます。

仮に複数の施策を打っている場合、

  • 効果の出た施策と出なかった施策で何が違うのか
  • どうしたら集客を見込めるようになるのか

などを考え、集客方法の改善につなげていかねばなりません。

集客は顧客や商品に合わせた戦略が重要

実施する集客方法は、集客の目的や自社の商品・サービスに沿ったペルソナによって異なります。「そもそも、自社に合う集客方法がイメージできない」「自社で集客施策を試しているけれど、なかなか結果につながらない」と頭を抱えている方もいるのではないでしょうか。こういったケースでは、専門家に相談するのも1つの手です。これまで自社にはなかった客観的な視点から、集客の課題が見えてくることもあります。

なお、ナイルでは、成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートもできますので、ぜひ一度、ご相談ください。

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ゼロからわかる!ウェブ集客の方法やメリット・デメリットを解説

ウェブから自社の製品・サービスの購入につなげるために欠かせないのが、ウェブ集客です。

ただ、

  • そもそもウェブ集客で何ができるのか
  • ウェブ集客にはどんな方法があるのか
  • ウェブ集客にはどのようなメリット・デメリットがあるのか

など、よくわからない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ウェブ集客の概要や種類、メリット・デメリットについて解説します。

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ウェブ集客とは?目的や成功のコツを紹介

まずはウェブ集客の概要や目的、成功させるためのコツについて確認していきましょう。

そもそもウェブ集客とは?どのような種類がある?

自社のサービス購入を促したり、問い合わせを増やしたりするのに、有効な手段がウェブ集客です。ウェブ集客の手段をざっと挙げてみましょう。

  • 検索エンジンからの流入(無料・有料)
  • 広告からの流入(リスティング広告やディスプレイ広告)
  • SNSからの流入(TwitterやInstagramなど)
  • プレスリリース
  • 外部サイトからの流入
  • 直接流入
  • メールマガジン

それぞれの集客手段の方法やメリット・デメリットは、後ほど解説します。

ウェブ集客の目的は?

ウェブ集客でまず考えなければならないのは、ウェブ集客を行う目的です。なぜなら目的がわからない状態では、そもそもどのような施策を実施すればいいか判断できず、効果の良し悪しも曖昧になってしまいます。

では、どういった目的を立てればいいのでしょうか。

ウェブ集客の目的は、主に2つあります。

  • 自社のサービスや商品を知ってもらう
  • 商品・サービスの購入や問い合わせを増やす

まずは、ウェブ経由で商品やサービスを知ってもらうことが重要です。いかに良い商品・サービスがあったとしても、誰も知らなければ購入・お問い合わせにはつながりません。これではまるで、無人島でラーメン屋を営むようなものです。

ただ、人を集めるだけでは購入やお問い合わせに至りません。なぜなら、インターネットで競合と比較して、より良いものを導入しようと思う人が多いからです。簡単に比べられる時代だからこそ、興味を持ってくれた人に、購入・お問い合わせしてもらう戦略が必要となります。

ウェブ集客

ウェブ集客を成功させるためのコツを3つ紹介

ウェブ集客は計画もなく進めても、なかなかうまくいきません。しかし、これから解説する3つのコツを押さえれば、集客が成功する確率を上げられます。

ウェブ集客

1 ターゲットを明確にする

ウェブ集客を成功させるために最初に設定する必要があるのが、ターゲットを明確にすること。ペルソナを設定することで、ターゲットが明確になっていきます。ペルソナとは、自社の商品・サービスを利用する架空のユーザーのことで、下記のような要素を決めていきます。

<ペルソナの要素>

  • 名前
  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 居住地域
  • 趣味や得意なこと
  • 普段の生活状況
  • 抱えている悩み

ペルソナを設定すれば、ユーザーのニーズを捉えられるので、具体的な購買シーンをイメージしやすくなります。そのため、ペルソナに近いユーザーが興味を持てるような施策が明確になっていくのです。ペルソナ設定では、想定しているユーザーに近い人に、実際にインタビューして精度を上げることも必要です。

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2 ターゲットに合った施策を実行する

2つ目のウェブ集客を成功させるコツは、ターゲットに合った施策を実行することです。ウェブ集客にはさまざまな方法がありますが、効果を出すためにはペルソナに合わせた方法を選ぶ必要があります。

例えば、SNSで10代〜20代の女性を集客したい場合を考えてみましょう。総務省の「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査結果報告書」を見ると、10代〜20代のユーザーかつ女性によく利用されているのはInstagramです。

さらに、Instagramは写真や動画が中心の媒体なので、商品の魅力を簡単にアピールできます。そのため、10代〜20代をターゲットにした商品を販売する場合、Instagramが集客しやすいという仮説が生まれます。

3 データをもとに試行錯誤を繰り返す

ウェブ集客をした場合、アクセス解析ツールを使えば、下記のような情報がわかります。

  • 顧客がどのような経路から流入してきたか
  • ページの滞在時間やよく見られている箇所
  • 閲覧している方の年齢や性別
  • 各ページのアクセス数

例えば、顧客の商品ページへの流入経路は、検索エンジン、SNS、他のサイトなどさまざまです。仮にTwitterからの流入が多いことがわかれば、Twitter向けの広告を強化すれば、ユーザー数やコンバージョンのアップにつなげられます。検索エンジンからの流入が少ないことがわかれば、ページのコンテンツ量を増やしたり、より魅力のある企画を打ち出したりすべきでしょう。

さらに、施策を実行した結果、顧客の流入経路やページのアクセス数がどのように変化したかまで確認可能です。このように、顧客のデータや動きを見ながら次の施策を打てるのは、ウェブならではの強みといえます。

実際にアクセス解析ツールでどのような顧客データがわかるのか知りたい方は、こちらの記事をご一読ください。

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なお、具体的にアクセス数やコンバージョン率を向上させる方法がよくわからない場合は、プロに相談すれば効果的な施策を打つことができます。ナイルでは、ウェブ集客だけでなくコンテンツ制作の依頼やサイトのリニューアルなども支援可能ですので、ぜひお問い合わせください。

ウェブ集客9つの方法!具体的に解説

ウェブ集客はさまざまな方法があります。ここからはウェブ集客の9つの方法について、それぞれの特徴やメリットを見ていきましょう。

ウェブ集客

【方法1】SEO

SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位に表示されるように、サイトを最適化する方法です。具体的には、ユーザーを満足させるコンテンツを追加したり、ユーザーが快適にページを閲覧できるようにサイトを改善したりします。

ただし、SEOの成果が出るのは、早くても3〜6ヵ月はかかります。また、SEOには正解がないので、ある施策を行えば必ず検索順位が上昇するとは限りません。それでもSEOは、戦略次第では長期間に渡って集客ができ、コンバージョンにもつながりやすい施策ですので、ウェブ集客の方法として実施を検討する価値があるといえます。

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【方法2】リスティング広告

リスティング広告は、検索エンジンの検索結果に連動して表示させる広告です。検索結果の目立つ箇所である一番上に表示されるため、購買意欲の高いユーザーにも訴求しやすいメリットがあります。

ウェブ集客

そして、リスティング広告のうち検索結果に連動して表示されるものは検索連動型広告と呼ばれています。ユーザーが特定のキーワードで検索した場合のみ表示され、クリックされない限り費用が発生しません。一般的な広告のように掲載するだけで費用がかかるわけではないので、コスト面も抑えられます。

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【方法3】リマーケティング(リターゲティング)広告

リマーケティング広告は、自社のサイトへ訪問歴があるユーザーに対して、他のページでも広告を表示して訴求する方法です。サイトに訪問歴がある時点で、少なくとも自社の製品やサービスに興味を持っている可能性が高いといえます。そのため、サイトの訪問歴がないユーザーよりも購入する見込みがあり、他の広告よりもコンバージョンは高めです。

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【方法4】ネイティブ広告

ネイティブ広告は、メディア上の記事と同じ見た目で表示される広告です。バナー広告のように広告感があまりないので、記事の内容を確認しているユーザーの妨げになりません。また、性別や年齢・趣味などでターゲットを絞って表示できます。ターゲットを狙い撃ちして施策を打ちたいときなどに活用できるでしょう。

【方法5】ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、ウェブサイトの広告枠に表示されるいわゆるバナーです。まだ購買意欲が高くないユーザーに対しても、効果的にアプローチできます。したがって、新たなユーザーを掘り起こしたい場合にも利用可能です。また、画像や動画を使えるので、ユーザーの目にとまりやすく、テキストだけでは伝えるのが難しい商品の魅力をかんたんに伝えられます。

ただし、リスティング広告と比較すると、コンバージョン率が低い傾向にあります。なぜなら、まだ購買意欲が高くないユーザーに対して訴求をするため、購買まで進むケースが少ないからです。

【方法6】SNS

TwitterやInstagramなど、SNSを利用した集客方法もあります。SNSのフォロワーに対して自社の商品の魅力などを伝えて、自社サイトへの誘導を行います。

SNSの強みは、拡散力を活用できる点です。ユーザーが拡散(Twitterの場合はリツイート)する機能もついているため、発信内容によっては一度に数万人以上の集客ができることもあります。無料で利用できるので、検索エンジン以外からの流入を増やしたい場合におすすめです。

ただし、商品のアピールをするだけでは、ほとんどのユーザーは興味を持ってくれません。ユーザーにとって有益な情報を提供し、ユーザーとの接点を持ってアカウントを育てる必要があります。そのため長期的な視点で運営は必要となりますが、一度育てると拡散力を味方につけられます。

【方法7】SNS広告

SNS広告はSNSの投稿上に表示させる広告です。Twitter広告を例に解説すると、下記のようにターゲットを絞って広告を発信可能です。

  • 地域や性別、言語
  • 検索キーワードやツイート
  • 興味関心トピックの選択

したがって、自社の商品に興味がありそうなユーザーに向けて広告を打てます。ほかにも、FacebookやInstagramなど多くのSNS広告があります。自社の求めているユーザーとマッチする顧客層を多く抱えているSNSを利用すれば、高い効果を得られるでしょう。

【方法8】プレスリリース

プレスリリースは、「新商品の販売開始」や「新たな機能の追加」など、自社の活動に関する公式情報を外部のメディアへ発信する方法です。発信されたプレスリリースは、メディア媒体を運営する企業が日々チェックしています。大手企業や人気のメディアで取り上げられれば、多くのユーザーに情報を伝えやすくなるでしょう。

【方法9】メールマガジン

メールマガジンは、メールを活用した集客方法です。「お問い合わせ」や「資料(ホワイトペーパーなど)のダウンロード」で登録のあったメールアドレスに対して、サービスの周知をしたり商品の購入を促したりできます。

仮に商品やサービスそのものに興味が薄かったとしても、メールマガジンを通して興味を持ってもらえる可能性があります。例えば、有益な情報を発信し続ければ、メールマガジンに価値を感じてもらえるようになります。

その結果、メールマガジンを配信している運営会社への信頼も高まり、お問い合わせ経由で商談につながることもあるでしょう。このようにメールマガジンは、最終的な商品の売上につながる有効な打ち手です。

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ウェブで集客する3つのメリットとは?

ウェブでの集客は、従来の方法と比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。3つに絞って、メリットをご紹介します。

【メリット1】24時間365日集客ができる

ウェブ集客のメリットは、上手く構築できれば、24時間365日集客ができる点です。会社の営業時間外でも、あらゆる顧客層に対してアプローチできます。

例えば、リスティング広告を例に挙げてみましょう。リスティング広告では、対象の検索キーワードや単価などを設定すれば、あとは自動で集客をしてくれます。もちろん、設定の内容や金額によって集客力に差は出てきますが、自動で集客をしてくれるのは魅力的ではないでしょうか。

【メリット2】ターゲットにリーチしやすい

ウェブ集客は、新聞や雑誌・テレビよりも母数が多いインターネットを活用する方法です。現代では、新聞や雑誌の購読者数やテレビの視聴時間が減少しつつある一方、インターネットを利用している時間は増えつつあります。そしてウェブ集客なら、特定の顧客層のみを集客する施策も打ち出しやすく、商品・サービスを購入してほしいユーザーの狙い撃ちも可能です。

【メリット3】顧客情報を施策や戦略に活かせる

ウェブ集客では、下記のような顧客情報を確認できます。

  • 購入経路
  • コンバージョン率の高いウェブページ
  • 購入者の年齢や地域など属性
  • 顧客の行動

顧客情報をもとに施策を行えば、その結果の測定も可能です。例えば、お問い合わせ数の向上を目的とし、記事のリライトをしたとします。リライト前後の記事を確認すれば、その施策の効果が一目瞭然です。施策の成功・失敗がデータとしてわかるので、次の施策を考えやすくなります。やみくもに施策を打つよりも、地に足の着いた施策を検討しやすくなるでしょう。

ウェブで集客する3つのデメリットとは?

ウェブで集客する方法にもデメリットはあります。3つのデメリットについて把握しておきましょう。

【デメリット1】参入障壁が低いためライバルが多い

ウェブ集客のデメリットは、参入障壁の低さによるライバルの多さです。無料もしくは少額ですぐに始められる施策もあり、競合他社が参入しやすいのは事実です。そのため仮に施策を打ったとしても、なかなか効果が出づらいこともあるでしょう。

解決策としては、

  • ライバルが多い
  • 成果が出るまでに時間がかかる

といった点を考慮した上で、長期的な戦略を立てることが重要です。

【デメリット2】専門的な知識が必要な場合がある

ウェブ集客を始めるのは簡単ですが、成果を出すためには専門的な知識が必要になるケースがほとんどです。例えば、SEOは対象のキーワードに合わせて、悩み解決につながるコンテンツを作ることになります。加えて、競合記事に勝てる要素がなければ、検索上位に表示することすらかなわず、せっかく時間をかけても閲覧すらされないこともあります。

このとき、担当者がSEOで上位表示させるコツや経験があればどうでしょうか。狙いたいキーワードをもとに分析し、結果の出る記事を制作できるでしょう。このように、成果が出るかどうかは集客を行う担当者の力量にかかってくるケースがあるのです。

【デメリット3】成果が出るまで時間がかかるものが多い

ウェブ集客の施策はすぐに実施できるため、成果も簡単に出ると考えていないでしょうか。ほとんどの集客方法は、成果が出るまでに時間がかかります。一度、施策が失敗しても、何度もやり方を変えながら試行錯誤する必要があります。特にSEOやSNSはその傾向が強いので、はじめから長期的な戦略を練らなければいけません。

ウェブ集客についてよくある3つの質問と回答

初めてウェブで集客を行う場合、さまざまな疑問が出てきてなかなか施策を実行できない方もいるでしょう。ここでは、よくある3つの質問とその回答をご紹介します。

【質問1】SEOで集客するには何からすればいいの?

SEOで集客をする場合は、下記の流れに沿って進めるのがおすすめです。

  1. スケジュールを設定
  2. 自社で施策を行う際の課題を明確にする
  3. 予算を確保する
  4. 担当者を決める

ただし、SEOは知識がないまま施策を打とうとすると、かけた費用を無駄にしてしまう可能性があります。

なぜなら、

  • どんなキーワードを狙うべきか
  • 記事はどんな構成にすべきか
  • 競合記事よりも質を上げるにはどうすべきか

などを考える必要があり、戦略立案がうまくいかないと、思ったような効果を得るのが難しいからです。

加えてメディアが成長するまで半年以上かかることもあり、「SEOの施策が上手く行っているかわからない」といった状態がしばらく続きます。自社内でSEOを実施するインハウスSEOを目指すなら、次の3ステップで進めるのがおすすめです。

ウェブ集客

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【質問2】ウェブ集客のコンサルはどこで受けられる?

ウェブ集客において、「自社だけではリソースが足りず悩んでいる」「自社だけでは成果を出せるか不安がある」といった場合はコンサルに依頼するのは1つの手です。

コンサルに依頼すると「自社製品や企業のブランドに合わせて、どういったウェブ集客をしていくべきか」といった戦略設計から進めることが可能です。

  • 競合と比べた自社商品・サービスの強みの整理
  • 自社商品・サービスに関連性の高いチャネルや施策の検討
  • 施策を実施するために必要なリソースの確保

といったウェブ集客のために必要な準備を進められます。

【質問3】ウェブ集客の戦略を練るときに大切なことは?

ウェブ集客の戦略を練るときは、顧客のサービスや商品の利用・購入までの道筋を考えることが重要です。なぜなら、ただ人を集めただけでは、購入や問い合わせに至らないからです。

そのため、

  • 誰に対してアプローチするのか
  • どのような方法で集客を行うのがよいか
  • 具体的にどんな施策から打っていくか

といった流れを考える必要があります。

そして、ウェブ集客を行った際に得られた顧客データを分析すれば、次の施策に活用できます。効果が出ていない場合は、アプローチの方法を変えたり、集客方法を変えたりして改善していきましょう。

ウェブ集客にはさまざまな方法がある

ウェブ集客にはさまざまな方法があり、目的やターゲットに合わせて選定する必要があります。どのようにウェブ集客を進めればいいのかわからない場合は、プロの専門家に相談するのがおすすめです。ウェブ集客の施策を進めていけるのはもちろん、「将来的に社内でウェブ集客の仕組みを作るための備え」としても活用できます。

なお、ナイルでは、集客するだけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートもできますので、ぜひ一度、ご相談ください。

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また、SEO成功事例・法則資料をまとめた資料もご用意しております。

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リスティング広告の6つのメリット・5つのデメリットを解説

「リスティング広告のメリット・デメリットが知りたい」

「どのようなシーンでリスティング広告を使えばいいかわからない」

 

このような悩みを持つ方に向けて、

  • リスティング広告6つのメリット
  • リスティング広告5つのデメリット
  • リスティング広告が効果を発揮しやすいシーン

といった内容を解説しています。

 

また、リスティング広告と並行して行うべき集客方法として、「SEO」が挙げられます。SEOとは、Google検索などの検索エンジンで上位表示を狙う施策のことです。SEOの実践的なノウハウを知りたい場合は、「SEOの成功事例・法則」を参考にしてください。

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リスティング広告の6つのメリット

まずは、リスティング広告の6つのメリットを紹介します。

リスティング広告

メリット1 明確なターゲットに訴求できる

リスティング広告は、明確なターゲットに訴求できるのは大きなメリットです。そもそも検索エンジンで検索を行うユーザーは、「何らかの課題を解決したい」と考えて、自ら能動的に行動しているユーザーであると言えます。

 

そしてリスティング広告では、このようなユーザーに対して、課題解決の方法をピンポイントに提示することが可能です。その結果、ウェブサイト(ホームページ)へのアクセスや、商品購入などの成果を得やすいというメリットが生まれます。

メリット2 効率的に配信できる

キーワードを指定して効率的に配信できるという点も、リスティング広告の大きなメリットのひとつです。リスティング広告は、ユーザーが検索に使うキーワードを指定して広告を配信できます。そのため「商品やサービスにまったく興味のないユーザー」には配信されにくく、効率的な広告配信が可能です。

 

下記に配信例を挙げます。

 

例)スポーツ用品店がテニスシューズの広告を出す場合

「テニス シューズ」を検索キーワードとして指定→テニスシューズに関連する検索した人に広告を出すことが可能

 

<広告が表示される可能性がある検索キーワード例>

「テニス かっこいいシューズ」

「テニス おすすめ 靴」

「テニス 靴 セール」 など

メリット3 即効性がある

リスティング広告は、配信を開始したその日から検索結果の上部に表示させることもできるため、即効性があるといえます。配信を開始してから比較的早い段階で「アクセス数が増えた」「ウェブサイト経由で問い合わせが来た」といった効果を実感できるでしょう。

メリット4 開始・停止を自由に行える

リスティング広告は、広告の配信開始・停止を自由に行えるという特徴があります。リスティング広告を登録し、初期設定を終えてしまえば、配信開始・配信停止は広告主の自由です。

 

また、配信開始日や停止日をあらかじめ設定しておくこともできます。そのため、「セールの時だけ広告を配信する」という使い方も可能です。

メリット5 比較的低予算から出稿できる

リスティング広告は、比較的低予算から出稿できるという点もメリットです。リスティング広告は最低出稿金額が設けられていません。そのため、1日1,000円からでも配信を行えます。

 

※ただし、予算が少ないとデータがたまりにくく、分析・改善が難しくなります。一概に「少予算=効率的」とは言い切れません。

 

リスティング広告にかかる予算は、企業規模や取り扱う商品・サービスなどによってさまざまです。ただ、中小企業はおおむね1ヵ月10万円~100万円程度の予算で運用していることが多いです。

 

テレビCMなどのマス広告は、100万円以上の予算が必要なこともあります。一方でリスティング広告は、マス広告と比較すると低予算から出稿できます。自由度が高いことは大きなメリットです。

メリット6 分析・改善がしやすい

リスティング広告は、分析・改善がしやすいのもメリットの1つです。リスティング広告では、配信した広告の結果が配信後すぐに管理画面に表示されます。また管理画面で確認できる項目も多く、配信結果の分析・改善がしやすい傾向にあります。

 

■確認できる項目の例

  • 広告の表示回数:広告が何回表示されたか
  • クリック数:広告が何回クリックされたか
  • クリック単価:1クリックあたりいくらかかったか
  • コンバージョン数:広告経由で「商品購入」「問い合わせ」などの成果が何回あったか

リスティング広告の5つのデメリット

リスティング広告は、同時にデメリットも存在します。リスティング広告のデメリット5つは、下記になりますので、それぞれ解説していきましょう。

リスティング広告

デメリット1 分析・改善を継続する必要がある

リスティング広告は、分析・改善を継続して行う必要があります。同じ広告をいつまでも配信していると効果が薄れてしまうためです。

 

また、キーワードが検索される回数や、ユーザーのニーズなども日々変化します。広告の表示回数やクリック数から、ユーザーの動向を観察・分析することも必要です。

デメリット2 予算が少なすぎると分析・改善が難しい

予算が少なすぎる場合、分析・改善が難しいという点もデメリットです。リスティング広告は低予算からでも出稿可能ですが、あまりにも予算が少ないと、配信量が少なくなってしまいます。その結果データが集まらず、分析・改善がしづらくなってしまいます。

 

<分析・改善しづらい例>

■配信状況

  • 1ヵ月に1万円のみ使う設定でリスティング広告を配信
  • 広告文Aを経由したコンバージョンが1件、広告文Bを経由したコンバージョンが1件
  • 月の前半で予算の1万円を使い切って、配信が停止した

※コンバージョンを獲得するのにかかった金額は同じ

 

■改善すべき点がわかりづらい…

  • 今後新たな広告文を作成する場合、Aに寄せるべき?Bに寄せるべき?
  • 月の後半にも広告を配信するべき?
  • 広告文AとB、どちらをクリックしたユーザーを重視すべき?

 

例のような配信だと、分析や改善が難しくなります。逆にある程度の配信を行えば、クリック数やコンバージョン数も多く集まると考えられるため、改善のヒントが見えやすくなります。

デメリット3 キーワードによってはクリック単価が高い

キーワードによってはクリック単価が高く、予想以上に予算がかかってしまうという点も、デメリットのひとつです。

 

下記のようなキーワードに配信した場合、クリック単価が高くなってしまいます。

  • 検索量が多い
  • 多くの広告主が広告を出稿している

例えば、「電子レンジ」「冷蔵庫」など、1語のキーワードが該当します。これらの条件に当てはまるキーワードは、多くの広告主が配信を希望するため、クリック単価が高くなる傾向にあるのです。

 

この場合は、キーワードを「単語を2つ以上組み合わせたもの」にすることをおすすめします。キーワードは、2つ以上組み合わせることでニーズが細分化され、配信量やクリック単価も抑えられます。

 

<ビッグワードの単価を下げる工夫:キーワードを2つ以上組み合わせる>

  • △「電子レンジ」→電子レンジについて調べたすべての人に広告が配信される
  • ○「電子レンジ 安い」→主に安い電子レンジを探している人に広告が配信される
  • ◎「電子レンジ 安い 一人暮らし」→主に一人暮らし向けの安い電子レンジを探している人に広告が配信される

デメリット4 避けられてしまう可能性がある

リスティング広告は、「広告」というだけで避けられてしまう可能性がある点もデメリットです。画像のように、リスティング広告には「広告」という文字が表示されます。そのため、広告を嫌っているユーザーにはクリックされない可能性があります。

リスティング広告

たとえキーワードに対して興味関心や強い悩みを持つ人だとしても、広告を避けるユーザーは一定数存在するものです。そのようなユーザーは諦めるか、自然検索で上位表示を狙う必要があります。

 

自然検索で上位を狙う方法は、下記の資料にまとめているため、興味があればダウンロードしてみてください。

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デメリット5 認知拡大には不向き

リスティング広告は、認知拡大、つまり「より多くの人に知ってもらう」ことには不向きです。リスティング広告はクリック単価が高く、多くのユーザーに配信して認知してもらうには、広告費が跳ね上がってしまうためです。

リスティング広告が効果を発揮しやすいシーン

実際にリスティング広告を活用する場合に、効果を発揮しやすいシーンをまとめました。

  • 期間限定の商品やサービスを宣伝する場合
  • 即効性を求めている場合

詳しくお伝えしていきます。

期間限定の商品やサービスを宣伝する場合

期間限定の商品やサービスを宣伝する場合、リスティング広告は効果的です。リスティング広告では、配信開始時間と終了時間を設定できるため、余分な広告費を使う心配がありません。

 

またGoogle広告では、期間限定の広告に合わせて使用できるオプションも用意されています。このオプションを使うことで、クリック率や成約率を高めることが可能です。これらの理由から、リスティング広告は期間限定の商品やサービスを宣伝する場合に向いています。

即効性を求めている場合

「すぐにでも商品(サービス)を売りたい!」と思っている場合、リスティング広告は効果的です。リスティング広告は設定したその日から配信することができます。さらに狙ったターゲットにピンポイントで広告を表示できるため、配信を開始したその日から商品が売れることもあります。

リスティング広告を効果的に活用して売上アップにつなげよう

リスティング広告は、非常に大きな力を持つ集客方法のひとつです。メリット・デメリットをしっかりと理解し、有効に活用していくことで、売上アップを狙っていきましょう。

 

ただしリスティング広告は「広告は見ない人」にはクリックしてもらえません。また、配信を続ける限り継続的な広告費用がかかります。このようなデメリットを解消したい場合には「SEO」が向いています。SEOとは「検索エンジンで上位表示を狙う施策のこと」で、リスティング広告と併用するのがおすすめです。

なお、ナイルでは、成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートもできますので、ぜひ一度、ご相談ください。

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リスティング広告の6つのメリット・5つのデメリットを解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

【画像付】トラフィックを分析する方法とは?4つのケースに分けて解説

「トラフィックは確認できるけど、分析方法がよくわからない…」

「目的ごとにトラフィックを分析する方法を詳しく知りたい!」

と思うことはありませんか。

ウェブサイトのトラフィックは、Google アナリティクスやAhrefs(エイチレフス)といった分析ツールで確認できます。しかしデータをただ眺めるだけでは、改善施策までつながりません。改善施策を検討するには、現状の分析、つまり「トラフィックの分析」が必要です。

そこで今回は、

  • 具体的なトラフィックの分析方法
  • ウェブサイトを分析するために必要なノウハウ

といった流れで、トラフィックを分析して改善施策を考えるために必要な情報をお伝えします。

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 トラフィックを分析する方法

「トラフィックの分析」と一口に言っても、「何を確認したいのか」によってデータの見方は変わります。ここでは、4つのケースに分けてトラフィックの分析方法を見ていきましょう。

1 PV上位記事のトラフィックを確認したいとき

2 チャネルごとのトラフィックの割合を確認したいとき

3 年齢・性別ごとのトラフィックの割合を確認したいとき

4 順位が取れている検索キーワードごとにトラフィックを調べたいとき

なお、今回は自社のウェブサイトのトラフィック分析を想定し、Google アナリティクス、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)を使って分析する方法を解説しています。競合サイトのトラフィック分析をしたい方は、Ahrefsを使った分析がおすすめです。

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AhrefsとはAhrefs(エイチレフス)とは、自社だけではなく競合サイトの被リンク、自然検索流入キーワード、自然検索トラフィックを把握できる有料SEO...
Ahrefsの使い方 | ナイルSEOコンサルタントが実践する活用方法 - www.seohacks.net

【ケース1】PV上位記事のトラフィックを確認したいとき

公開されている記事は、具体的にどのぐらい見られているのかを確認したいときは、「PV上位記事」を調べてみましょう。PV上位記事のトラフィックを確認する手順は、5ステップあります。詳しく見ていきましょう。

手順1 「行動→サイトコンテンツ→全てのページ」でPV上位の記事を表示する

トラフィック 分析

手順2 セカンダリディメンションから「ページタイトル」を追加する

トラフィック 分析

手順3 画面右上の期間を、データを取得したい期間に変更する

トラフィック 分析

手順4 取得したいデータの数(全て取得したい場合は一番下の5000など)を選択する

トラフィック 分析

手順5 「エクスポート」からGoogleスプレッドシートを選び、データを出力する

トラフィック 分析

トラフィック 分析

ここまでの手順でPV上位から順番にサイトのデータを取得し、スプレッドシートに整理ができました。PVを集めることだけが目的になるケースは少ないかもしれませんが、特にメディア立ち上げ期などでは現状が把握しやすいので、活用してみてください。

【ケース2】チャネルごとのトラフィックの割合を確認したいとき

「集客のために広告やSEO、SNSの施策を打っているけど、どの施策がどのぐらい成果が出ているのか?」

この場合は、「チャネルごとのトラフィック」を見ていきましょう。チャネルとは、ユーザーを集客するための媒体や流入経路のことです。Googleアナリティクスでは、下記のチャネルの流入を確認できます。

  • Direct:サイトに直接訪れた流入数
  • Paid Search:リスティング広告からの流入数
  • Organic Search:広告枠以外の検索流入数(自然検索)
  • Referral:別サイトのリンクからの流入数
  • Social:SNSからの流入数
  • Email:メールからの流入数
  • Display:ディスプレイ広告からの流入数
  • (Other):その他の流入数

チャネルはページごとに見るというよりも、サイト全体で「どこからの流入が多いか」を見るときに使います。それでは、チャネルごとの数字を確認する手順を見ていきましょう。

手順1 「集客→すべてのトラフィック→チャネル」でトラフィックのチャネルの割合を表示する

トラフィック 分析

手順2 チャネルに選択すると、次のようなデータが確認できる

トラフィック 分析

手順3 画面右上の期間を、データを取得したい期間に変更する

トラフィック 分析

手順4 エクスポートからGoogleスプレッドシートを選び、データを出力する

トラフィック 分析

トラフィック 分析

データを出力すると、各チャネルの流入数などが分かります。仮に、リスティング広告の施策に力を入れていたとすると、リスティング広告のコストに対してどのぐらい成果が上がっているのかをざっくりと確認できます。

課題がつかめたら、

  • 狙っているキーワードが悪いのか
  • 入札単価(1クリックに支払っても良い最大の金額)が悪いのか
  • リスティング広告自体が製品やサービスと合わないのか

など、具体的な原因を探っていくことが可能となります。

ただし、SEOのように「時間をかけて成果を上げていくもの」の場合は、数字を見るのに注意が必要です。なぜなら、単純に投資したコストに対する成果だけで見てしまうと、メディア立ち上げ期などは成果が出ていないように見えてしまうからです。このように、分析した結果の判断には気をつけるべき点がとても多いのです。

なおナイルでは、サイト改善についてお任せいただくことが可能です。状況をヒアリングした上で、サイト分析に何が必要なのか、どのように進めればいいのか、ご提案させていただきます。ぜひ一度、ご相談ください。

【ケース3】年齢・性別ごとのトラフィックの割合を確認したいとき

「扱う商品やサービスによっては、年齢や性別などによって集客するターゲットを見極めていきたい」といったこともあるかと思います。年齢・性別ごとのデータを確認する手順は、次の3ステップです。

手順1 「ユーザー→ユーザー属性→概要」でトラフィックの年齢・性別ごとの割合を表示する

トラフィック 分析

手順2 画面右上の期間を、データを取得したい期間に変更する

トラフィック 分析

手順3 エクスポートからGoogleスプレッドシートを選び、データを出力する

トラフィック 分析

トラフィック 分析

データを出力すると、年齢・性別ごとのユーザー数を確認できます。狙ったターゲットがサイトに訪れているか確認したい、ターゲットに合わせてマーケティング施策を考えたい、といったケースでとても便利なので、覚えておきましょう。

【ケース4】順位が取れている検索キーワードごとにトラフィックを調べたいとき

「記事の検索順位は高い?」

「PV数が多い記事もあるけど、具体的にどんなキーワードで検索されているの?」

といった場合は、Google Search Console(グーグルサーチコンソール)のデータを確認しましょう。

Google Search Consoleでは、下記のデータを確認できます。

  • クリック数:検索結果からタイトルをクリックした数
  • 表示回数:検索結果に表示された回数
  • 平均CTR:表示回数に対してクリックした数の平均値
  • 平均掲載順位:指定した期間で上下した検索順位の平均値

確認手順は、3ステップです。

手順1 検索パフォーマンスを開く

トラフィック 分析

手順2 対象期間が問題ないか確認する

トラフィック 分析

手順3 右上のエクスポートを押して、Googleスプレッドシートを選択する

トラフィック 分析

Googleスプレッドシートでは、クエリやページごとの表示回数(検索結果に表示された数)、クリック数(検索結果からタイトルをクリックされた数)といったデータが確認できます。

なお、データ全体ではなく、特定のクエリやページを指定してデータを確認することも可能です。例えば、ページを指定してデータを絞り込みたいときは、次の手順でできます。

手順1 フィルターにある「+ 新規」をクリックし、ページを選択

トラフィック 分析

手順2 URLを入力し、適用をクリック

トラフィック 分析

設定すると、指定したページの情報のみ確認ができます。「先月リリースした記事の検索順位を確認したい!」といった、ページを指定してデータを確認したいときにおすすめです。

 ウェブサイトのコンテンツ制作で分析すべき13の指標とは?

トラフィックの分析をすれば、現状の実績がわかります。しかしデータを見て改善施策を考えようにも、分析の考え方がわからない方もいるのではないでしょうか。このような方に向けて、「コンテンツの成果分析に役立つ13の指標」をまとめています。

トラフィック 分析

1 ユーザー数

ユーザー数を確認すれば、コンテンツ投下がユーザー数の増加につながっているか確認できます。Google アナリティクスでは、「ユーザー→概要」の順で確認できます。

2 新規ユーザー数

露出や認知を増やすのが目的なら、新規ユーザー数(新しく獲得したユーザー数)を確認するのがおすすめです。ユーザー数と同じく、Google アナリティクスでは「ユーザー→概要」の順で確認できます。

3 参照サイト数

被リンクなどの外部からのリンクの数を確認したい場合は、「参照サイト数」を確認しましょう。Google アナリティクスでは、「集客→すべてのトラフィック→参照サイト」で確認できます。

4 自然検索流入数

SEOの効果を確認するときは、自然検索流入数を見ましょう。Google アナリティクスでは、「集客→すべてのトラフィック→チャネル」で「Organic Search」から確認できます。

5 検索結果への露出数やインデックス数

どんな記事がインデックスされているのか、結果はどうなっているかなど細かくSEOの効果を確認することも可能です。Google アナリティクスとGoogle Search Consoleを連携させると、「集客→Seach Console→ランディングページ」から確認できます。

6 ソーシャルでの拡散

SNSなどで発信している場合は、拡散された数を確認することも可能です。Googleアナリティクスの場合は、「集客→すべてのトラフィック→チャネル」の「Social」で数値が見ることができます。しかしDirectの流入になることもあり、専用のアナリティクスツール(Twitterのアナリティクスツールなど)を使うのがおすすめです。

7 記事ごとのページビュー数

記事ごとに読まれた数(ページビュー数)を確認することも可能です。Googleアナリティクスの場合は、「行動フロー→サイトコンテンツ→すべてのページ」で確認できます。

8 閲覧ページの種類数

公開した記事の中で、どのぐらい閲覧されているコンテンツがあるのか確認することも可能です。Google アナリティクスでは、「行動フロー→サイトコンテンツ→すべてのページ」の画面右下に表示される数字で確認できます。「10/100」となっている場合は、100が閲覧されているページの数です。

9 コンバージョン貢献度

コンバージョンを設定しておくと、コンバージョンの貢献度を確認することも可能です。「行動フロー→サイトコンテンツ→すべてのページ」で表示される「ページの価値」で確認できます。

10 ディレクトリごとのページビュー数

カテゴリごとなど、ディレクトリに分けてページビュー数を確認することも可能です。Google アナリティクスでは、「行動→サイトコンテンツ→ディレクトリ」で確認できます。

11 ライターごとの成果

Google アナリティクスの「コンテンツグループ」の機能を使うと、執筆を依頼したライターごとの成果も確認できます。SEOを始めたタイミングで、設定するといいかもしれません。

12 注力コンテンツの効果

力を入れたコンテンツをピックアップし、効果を確認することも可能です。Google アナリティクスの「セグメント」を利用し、設定できます。

13 送客数

自社のサービスやサイトへの送客に成功した数も、確認可能です。確認方法はいろいろありますが、Google タグマネージャを使うと計測がしやすくなります。

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目的から逆算すると何を分析すべきか見極めやすい

オウンドメディアを分析して改善施策を打つことだけを考えていると、データを分析していくうちに「結局何のためにデータを分析していたのか」悩んでしまうこともあります。こういった事態を避けるには、オウンドメディアの目的を定めた上で、目的から逆算して何を分析するか見定めることが重要です。

オウンドメディアの目的や指標としては、下記のように分かれます。

■オウンドメディアの目的例

  • 集客:情報発信を強化することで、幅広い層と接点が生まれる
  • ブランディング:定期的な情報発信により、企業のイメージを印象付けられる
  • 売上:商品・サービスの購入やお問い合わせにつながる
  • 採用:自社の魅力や求人内容について伝えることができる

■オウンドメディアの指標例

  • PV:ウェブページを閲覧した回数
  • UU:訪問したユーザーの実数
  • SS:ユーザーが訪問した回数
  • リード獲得数:獲得した見込み顧客の数
  • 指名検索の数:店名や会社名を検索キーワードとして検索された数
  • CV数:サイトにおける最終的な成果の数
  • CV率:アクセス数に対するコンバーション数の割合

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ウェブサイトのトラフィックに関してよくある2つの質問と回答

ここまで、トラフィックの分析方法や考え方、目的から逆算するときのコツなどについて解説しました。ここからは、トラフィックについてよくある質問と回答をご紹介します。

質問1 トラフィックを計測する方法は?

「トラフィックの分析方法はわかったけど、そもそも計測はどうすればいいの?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、Google アナリティクスとGoogle Search Consoleのデータを計測するには、ウェブサイトにデータを計測するためのコードを埋め込む必要があります。しかし、一度設定さえしてしまえば、データを自動でためていくことが可能なので大変なのは最初だけです。

また、Ahrefs(エイチレフス)と呼ばれる分析ツールを活用すれば、競合サイトを分析できます。丸裸とまではいきませんが、競合サイトを分析して自社の戦略に活かすことが可能です。

トラフィックの計測方法についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご一読ください。

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質問2 トラフィック量とSEOには関係があるもの?

「トラフィック量が増えるとSEOに効果がある」と考えていないでしょうか?Googleはページ単位だけではなく、サイト単位で評価している可能性が高いと考えると、関係がゼロとは言い切れません。しかし、悪質な手法でトラフィックだけを増やしても、SEOに良い効果がないので注意が必要です。

■悪質にトラフィック量を増やす例

  • 業者などにお金を支払い、ページに何度もアクセスしてもらう
  • ツールなどを利用し、ページに何度もアクセスする

SEOでトラフィックを増加させる手順については、下記の記事をご一読ください!

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トラフィック分析は目的に合わせて実施する

トラフィックの分析は、目的から逆算して実施するようにしてください。とはいえ、実際にトラフィックの分析をしてみると、より細かくデータを確認したいけど確認方法がわからない、公開記事のデータは確認できたけど具体的にどう改善していいかわからない、といった悩みが出てくると思います。

なおナイルでは、サイト改善についてお任せいただくことが可能です。状況をヒアリングした上で、サイト分析に何が必要なのか、どのように進めればいいのか、ご提案させていただきます。ぜひ一度、ご相談ください。

また、SEO成功事例・法則資料をまとめた資料もご用意しております。

  • SEOの基礎知識
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具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

【画像付】トラフィックを分析する方法とは?4つのケースに分けて解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

ホームページに集客するには?成果を出すためのノウハウ集

「ホームページを作ったけど、効果が出ているかわからない」

「ホームページからの問い合わせ数を増やしたい」

このようなお悩みのある方に向けて、ホームページ(ウェブサイト)の集客を成功させるノウハウをまとめました。

  • 集客できないホームページの失敗要因
  • 本当に集客できるホームページを制作するためのコツ
  • ホームページを利用した集客方法

ホームページ集客を成功させるには基本的に「SEO」に取り組む必要があります。SEOとは、Google検索などの検索エンジンで上位表示を狙う施策のことです。検索エンジンで上位表示されれば、企業のホームページに見込み顧客が訪れる確率がグッと上がります。

SEOについては本記事でもご紹介しますが、より詳しく実践的なノウハウを知りたい場合は「SEOの成功事例・法則」の資料を参考にしてください。

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集客できないホームページの4つの失敗要因

集客ができていないホームページの主な要因としては、「ターゲットを決めていない」「利便性を考えていない」「更新頻度が低い」「分析・改善をしていない」といったことが考えられます。

ホームページ 集客

ひとつずつ確認していきましょう。

1 ターゲットを決めていない

ホームページに訪れてほしいターゲットを決めていない場合、集客につなげることが難しくなる可能性があります。ターゲットを決めていないと、文章やデザイン、制作するページの内容などがブレてしまいます。

その結果、

  • 見込み顧客を集められない
  • お客さんにはなりえない人を集めてしまう
  • そもそも人が集まらない

といったケースに陥ってしまうことが考えられます。

どのような人にホームページを訪れてほしいのか考えた上で、ホームページの作成や更新を行いましょう。

2 利便性を考えていない

訪れてほしい人の利便性を考えていないホームページは、ユーザーが集まりづらい傾向があります。ホームページは多くの場合、そこにある情報や体験(商品の購入や申し込みなど)を欲している人が集まります。求めている情報や体験にたどりつけないと、ユーザーはわざわざ運営者に要求することはなく、多くの場合、諦めてページを離脱してしまいます。

利便性を考えていないホームページとは、具体的には下記のようなケースです。

  • どのページから購入や申し込みができるのかわかりにくい
  • トップページから重要なページ(料金、サービス紹介など)へのリンクが貼られていない
  • 商品が多すぎて「結局どれを買えばいいの?」となってしまう

この場合、例えば以下のような対策をする必要があります。

  • 「申し込みページ」へのリンクをサイト上部に常に設置する
  • 事前に重要なページを洗い出し、トップページからのリンクを設置する
  • 商品のランキングやおすすめを紹介する

必要な情報や体験にたどり着きやすいホームページにすることが、集客力向上につながっていきます。

3 更新頻度が低い

更新頻度が低いと、ホームページには人が集まりにくいと言えます。更新頻度が低いホームページは検索エンジンから評価されにくい傾向にあるからです。また、「最終更新日が何年も前のホームページの情報は信用しづらい」と考えるユーザーもいます。「本当にこのページから申し込んでいいの?」と不安に思われている可能性があります。

集客できるホームページを作り上げるためには、地道な更新を重ねていくことが重要です。自社に関係するニュースやお役立ち情報を、積極的に更新するようにしましょう。

4 分析・改善をしていない

アクセス解析をして分析・改善を行わず、自分の感覚でページの作成や更新を行っていても、なかなか集客にはつながりづらいでしょう。ホームページは、分析ツールを用いてアクセス解析をすることで、訪問ユーザーの情報を収集・分析できることが大きな強みです。この強みを活かさない手はありません。

  • どこからホームページのページに訪問してくれたか
  • 訪問したユーザーはどのページをよく見ているのか
  • 訪問したユーザーはどの程度の時間、ホームページを見ているのか

といった情報を把握して、改善のための施策を実行していきましょう。

集客できるホームページを制作するための5つのコツ

ここからは、本当に集客できるホームページを制作するための5つのコツをご紹介します。

ホームページ 集客

1 ターゲットを決めておく

ホームページに必要な情報やデザインを固めるためにも、サイトに訪れてほしいターゲットを決めておきましょう。

基本的には、

  • 自社の商品・サービスの利用対象者
  • 自社の商品・サービスに興味を持つ可能性があるユーザー

がターゲットになります。

例えば、介護業界向け人材サービス会社の場合、自社の商品・サービスの利用対象者は、「介護施設の運営者」「介護施設の人事担当者」「介護業界で働いている人」になります。自社の商品・サービスに興味を持つ可能性があるユーザーは、「介護施設の立ち上げを考えている人」「介護業界で働こうと考えている人」になるでしょう。

最低でも、ターゲットの年齢・性別・職業は設定してみるといいでしょう。「30代・女性・企業のマーケティング担当」のようなイメージです。

2 目標を設定する

ホームページで集客するには、目標を設定するのは大事なことです。目標を立てることで、結果と照らし合わせることができ、「目標の達成のためにどの数値を注視すべきなのか」「どの施策の優先度を上げるべきなのか」といった改善ポイントが見えやすくなります。

まずは、下記のような具体的な数値目標を立てることをおすすめします。

  • ホームページ経由の受注を月に◯件もらう
  • ホームページからの問い合わせを月に◯件受ける

また、外的な要因に左右されない目標を同時に設定することも効果的です。外的要因が絡まない分、目標に対してモチベーションが明確になりやすく、更新頻度を上げる動機になります。

外的な要因に左右されない目標としては、下記のようなものが挙げられます。

  • 月に○件の記事を投稿する
  • 毎週1回、施策を打つ(問い合わせボタンの色を2種類試してクリック率を比べるなど)

3 見やすいデザインにする

ホームページは、見やすいデザインにすることも重要です。「集客できないホームページの失敗要因」でもお伝えしたように、ホームページは多くの場合、そこにある情報や体験を欲している人が集まります。必要な情報や体験にたどり着きやすいデザインのホームページを作成し、利便性を高めることは、ホームページの集客力向上には欠かせません。

具体的には、下記のようなポイントを意識してホームページを見直してみてください。

  • トップぺージから重要なページ(料金、サービス紹介など)へのリンクは貼られているか
  • 料金や申し込みの流れなど、成約に至るまでに必要な情報が明記されているか
  • 料金や申し込みの流れは、表や図解でまとめているか(文章で長々と説明していないか)
  • 購入・申し込みボタンは目立つ色(緑やオレンジなどの警告色)になっているか
  • 購入・申し込みボタンはサイトのトップ(ユーザーが見つけやすい位置)に設置しているか

4 成功しているホームページを参考にする

成功している同業者や競合他社のホームページも、参考にしてみましょう。

「地方で開業しているエステサロンのホームページを改善する」という例を挙げて解説します。「◯◯(地域名) エステ」などで検索→ 検索1~5位に出てくるホームページにアクセス→ 自社のホームページと比較→ 自社のホームページにない要素の追加を検討する(ページの内容、情報への誘導ボタンなど)といった流れになります。

もちろん、文言やデザインをまるごと真似してはいけません。あくまで共通項から推測できる「成功の要因」を参考にしてください。また、そのまま取り入れても自社には合わない要素も当然あります。自社の商品・サービスに合っているのかといった視点は持つべきです。

5 定期的に更新を続ける

ホームページは定期的に情報の更新をすることをおすすめします。定期的な情報更新があるホームページは、検索エンジンから評価されやすい傾向にありますし、訪問者にも安心感を与えます。「新しく出す情報がない」という場合でも、下記のようなポイントに着目して、定期的な更新を意識してみてください。

  • 売上○本突破などの情報をニュースとして更新する
  • ブログページで近況報告を掲載する
  • すでに公開されているページの内容を最新情報に書き換える

ホームページを利用した集客方法8種類

ここからは、ホームページを利用した集客方法をご紹介します。

ホームページ 集客

これらの集客方法を活用し、ホームページに誘導することで、店舗への来店・業務依頼の増加といった業績アップを図ることができるでしょう。

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1 SEO

SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにホームページの内容を理解してもらうための施策を意味します。SEOは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称です。

SEOの効果が出てくると、検索エンジンで検索を行った際にホームページが上位に表示されます。広告よりも検索ユーザーからの信頼度が高いため、検査結果に表示される広告よりクリック率が高くなる傾向があります。

基本的には無料で始められますが、専門知識が必要となるため、専門家にコンサルに入ってもらうケースが多い施策です。

なお、ナイルのSEOの実践的なノウハウは「SEOの成功事例・法則」に資料としてまとめています。具体的な内容は、ダウンロードしてご確認ください!

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2 SNS

Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSを用いて、自社のホームページを宣伝する方法です。SNS上で有用な投稿を行い、フォロワー数や閲覧者数を増やすことで、ホームページの集客につなげていきましょう。

SNSを活用してホームページへの集客を行う場合は、下記のポイントを守ることが大切です。

  • プロフィールにホームページを入力しておく
  • ホームページに誘導する投稿を定期的に行う
  • ホームページの内容に準ずる投稿を行う
  • ホームページに興味がありそうな人をフォローしてみる
  • ハッシュタグを活用する

3 MEO(Google マイビジネス)

MEOとは、Googleマップに店舗や会社の情報を理解してもらい、検索結果でも上位表示を狙うことを指します。「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略称です。

実はGoogleマップでも、Google検索のように情報を検索することができます。この検索結果で上位表示を狙うための施策が、MEOになります。

  • 関連性:検索に使われたワードとビジネス情報の関連性の高さなど
  • 距離:ユーザーの現在地と検索結果で表示される場所の距離
  • 知名度:お店の有名度、ホームページの内容とGoogle検索での掲載順位、Googleマップ上での口コミ数など

MEOを行うためには、「Googleマイビジネス」というサービスへの登録が必要になります。Googleマイビジネスに登録している情報が、Googleマップに反映されるためです。店舗の情報と同時にホームページの情報をGoogleマイビジネスに登録しておくことで、Googleマップからもホームページにアクセスできるようになります。MEOを実施することで、Googleマップで検索を行ったユーザーからのアクセス増が期待できるでしょう。

4 メールマガジン

メールマガジンは「タイミング的に商品を買わなかったけど、タイミングさえ合えば買う可能性がある見込み顧客」との接点を維持できる手法です。

  • お得な情報
  • 商品・サービスの使い方
  • 新商品・サービスのお知らせ
  • セミナーやイベントの情報

などを定期的に送信し、ホームページに誘導しましょう。

ただしメールの配信数が多すぎると、購読解除される可能性が高くなるため、週に1、2回など、配信頻度の調整は必要です。

5 LINE公式アカウント

LINE公式アカウントの活用も、集客につながります。LINEは国内の月間利用者数が8.600万人(※)と、非常に多くの人が利用しているツールです。LINE公式アカウントを活用して、定期的に自社ホームページに誘導するようなメッセージを発信します。

メールマガジンとの違いは、LINEのほうが開封率が高いことです。メールよりも日常的に使用するツールなので、発信が目に留まりやすい傾向にあります。また、顧客とコミュニケーションが取れる点も大きなメリットです。ユーザーから送られてきた意見や悩みに対して個別に返信することで、好印象を得られる可能性があります。

※出典:LINE Business Guide(Summary)2021年1〜6月期版

6 リスティング広告

リスティング広告は、GoogleやYahoo!といった検索エンジンの検索結果上に表示できる広告です。運用次第では、広告の配信開始後すぐに狙ったキーワードの検索結果の一番上に広告を表示することができます。

リスティング広告は、指定したキーワードを検索した人に向けて表示できる広告です。自社やサービスに関連するキーワードを指定し、広告のリンク先を自身のホームページに設定することで、多くの集客が見込めるでしょう。広告費が発生するものの即効性が高く、効果検証・改善を行いやすいことがメリットです。

7 ディスプレイ広告(SNS広告・バナー広告)

ディスプレイ広告は、画像やバナー・動画・テキストを使用した広告です。ディスプレイ広告は、ホームページやSNSのタイムラインなどに表示されます。

自身のホームページや取り扱っている商品・サービスの魅力を、ビジュアルで伝えられる点が特徴です。ディスプレイ広告では、配信対象者の年齢や性別、興味関心などを指定できるケースが多いため、商品やサービスに合ったユーザーに広告を届けられます。リスティング広告と比べると、ディスプレイ広告はクリック単価が安価な傾向にあります。

8 オフライン集客施策(テレビCM・チラシなど)

テレビCM・チラシ配布といったオフライン施策でも、ホームページへの集客は可能です。テレビCMやチラシで、「ホームページのアドレスやQRコードを掲載する」「自社のホームページが検索表示1位に出てくるキーワードを掲載して、検索を誘導する」といった方法が考えられます。

テレビCMでも「○○で検索!」といった言葉がよく聞かれます。自社のホームページが検索結果の一番上に出てくる覚えやすいキーワードがあれば、ホームページ訪問を誘導できるでしょう。

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集客できるホームページで売上アップ

ホームページの利便性の高さや更新内容は、SEOの観点からも非常に重要です。SEOでインターネットの検索結果に自社のホームページが上位表示できれば、多くのユーザーを集客できます。

なお、ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

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また、SEO成功事例・法則資料をまとめた資料もご用意しております。

  • SEOの基礎知識
  • 効果的なSEO戦略の立て方
  • キーワード戦略の考え方
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集客の方法14種類を紹介!マーケティングの現場で見えた5つのコツ

ビジネスの成功を左右する「集客」。昨今、オンライン・オフライン問わず数多くの集客手法が存在しており、「本当に効果的な集客の手法がわからない」という方も多くいるのではないでしょうか。集客を成功させるためには、最適な施策を選択し、成功する方法を理解しておくことが重要です。

この記事では、

  • そもそも集客にはどんな方法があるのか?
  • 集客の成功の鍵となるポイントは?
  • 集客の基礎知識と実践方法

について解説していきます。

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集客とは?

集客とは、さまざまな手法を活用し、「自社の店舗やウェブサイトなどに人を集めること」を指します。具体的には、検索エンジンや各種広告、メディアを用いて顧客を惹きつけ、自社の店舗の来店数やウェブサイトのアクセス数を増やしていく活動のことです。

どんなに素晴らしい商品やサービスを提供していても、顧客となりうる人を集められなければ、売上にはつながりません。そのため集客は、ビジネスの成功に非常に重要な役割を果たしています。

集客とマーケティングの違い

マーケティングとは、「商品やサービスが売れるための活動全般」を指します。

例えば、

  • 市場調査などのリサーチ
  • 成約率を上げるための施策
  • 既存顧客のアップセル(単価アップ)

といった、売上向上に関する活動すべてがマーケティングにあたります。

集客は、こういった多岐にわたるマーケティング活動の一要素として存在している、という位置関係になります。

集客

「マーケティング=プロモーション活動や広告宣伝活動」というイメージがあり、広告を活用した集客と混合されることも多いのではないでしょうか。しかし、あくまで集客はウェブサイトのアクセスや店舗への来店といった、「人を集める」というマーケティングの一部分を意味しています。

オンラインの集客方法6種類

ここから、具体的な集客方法とそのメリット・デメリットを見ていきましょう。まずは、ウェブサイトを用いた6種類のオンライン集客方法について紹介いたします。

施策名 概要 メリット デメリット
SEO 検索エンジンにおける上位表示対策
  • 継続的・安定的な集客が見込める
  • 費用対効果に優れている
  • 上位表示されるまでに時間がかかる可能性がある
  • 必ず上位表示できるとは限らない
SNS SNSの投稿を通じた集客活動
  • 費用を抑えて集客ができる
  • ユーザーとの関係性が構築できる
  • 炎上のリスクがある
  • 細かい運用の手間がかかる
MEO Googleマイビジネスの検索上位対策
  • 行動を起こしやすいユーザーにアプローチできる
  • 比較的容易に上位表示ができる
  • 効果が出やすいのは地域密着型ビジネスに限られる
  • ネガティブな口コミで自社の印象が悪化する可能性がある
メールマガジン メールマガジンの配信
  • 幅広い業種やユーザーに対応が可能
  • 比較的低コストで始めることができる
  • 新規顧客獲得には利用しづらい
  • 情報を届けてもみてもらえない可能性もある
LINE公式アカウント LINE公式アカウント(ビジネス用)を通じた情報の発信
  • 同じプッシュ型メディアであるメールマガジンに比べて開封率が高い
  • 集客に関するさまざまな機能が用意されている
  • 活用できる業種が限られている
  • 簡単にブロックができてしまう
リスティング広告 検索連動型のテキスト広告の配信
  • 短期で集客効果が出やすい
  • 柔軟に施策をトライ&エラーできる
  • 費用をかけつづけなければならない
  • 運用に知識と手間が必要
ディスプレイ広告(SNS広告・バナー広告) 各種媒体におけるテキストまたはバナー広告の配信
  • まだ自社を認知していない顧客への配信に効果的
  • 一度自社サイトに訪れた人に向けて再配信も可能
  • 広告クリック後の成約率は比較的低い傾向にある
  • バナーやテキストの準備に手間がかかる

1 SEO

SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、ウェブサイトを検索上位に表示させることです。Search Engine Optimizationの頭文字をとっており、「検索エンジン最適化」の略語を意味します。自社のウェブサイトやオウンドメディアを作り、特定のキーワードでの上位表示を狙ってページや記事を作成する施策です。

SEOのメリット

  • 継続的・安定的な集客が見込める
  • 費用対効果に優れている

SEOは、一度上位表示に成功すれば、検索エンジン側のアップデートなど、大きな環境の変化が起こらない限り、上位表示が持続します。中長期に渡る継続的かつ安定的なアクセス獲得が見込めるのが強みです。またSEOは、クリック数やアクセス数に応じた課金は発生しないため、中長期で見ると、費用対効果に優れた手法です。

SEOのデメリット

  • 上位表示されるまでに時間がかかる可能性がある
  • 必ず上位表示できるとは限らない

SEOでは、検索エンジン側から評価を受けるまでの時間が長く、成果が現れるまでに数ヵ月~1年程度の時間を要することがあります。また、検索エンジン側の評価基準は明かされていないため、確実に上位表示ができるとは限りません。総じてSEOには、地道に改善していく、という中長期的な姿勢が必要です。

2 SNS

SNSで自社アカウントを作り、SNS上から自社の店舗やウェブサイトに集客する仕組みです。InstagramやFacebook、Twitterなど、近年多くの企業で運用されています。SNSの投稿は友人のシェアなどを通じて多くのユーザーに拡散されることもあり、検索エンジンでは届かない潜在ユーザーへのリーチが可能です。

SNSのメリット

  • 費用を抑えて集客ができる
  • ユーザーとの関係性が構築できる

多くのSNSアカウントは、無料で開設でき、操作も簡単であるため、特別な知識や技術がなくてもスタートできます。またSNSは、いいね!やコメント、DMを通じて、ユーザーとコミュニケーションを取ることが可能です。継続的に有益な情報を発信したり、ユーザーからのアクションに対して誠実な反応をとったりすることで、企業への親近感や信頼感が生まれます。

SNSのデメリット

  • 炎上リスクがある
  • 細かい運用の手間がかかる

拡散力が高いことはSNSのメリットではありますが、同時に炎上のリスクも伴います。企業として発信するには担当者のリテラシーが求められます。またユーザーの目に触れられるためには継続的に投稿をしなければなりません。炎上などに気をつけながら投稿をし続ける必要があるため、想像以上に負担がかかる可能性があります。

3 MEO

MEO(Map Engine Optimization)は、「マップエンジン最適化」の略語です。MEOとは、Googleマップの検索(ローカル検索)結果や、Googleで検索された際に表示されるマップにおいて、自社の情報を上位に表示させることを意味します。

Googleマップでの検索の場合、検索結果には「店舗情報」と「マップ上での店舗の位置」が表示されます。MEOは、Googleマイビジネスを活用して上位表示を目指す施策で、実店舗を持つ来店型のビジネスに有効な集客手法です。


※Googleマイビジネスとは?:自社の住所や営業時間、写真などのビジネス情報を、Google検索やGoogleマップ上に表示できる無料ツールのこと

MEOのメリット

  • 行動を起こす可能性が高いユーザーにアプローチできる
  • 競合が周辺エリアの他社のみとなるため、比較的容易に検索結果で上位表示ができる

「エリア×◯◯」などのワードで検索して、地図情報を見ているユーザーは、店舗に行く可能性が高いユーザーといえます。MEOは、こうした行動を起こす可能性が高いユーザーにアプローチできるという強みがあります。

また、MEOはこのようにエリア軸で探しているユーザーに対して、マップや店舗情報を上位表示する対策であるため、競合となりうるのは周辺エリアの他社のみです。対して同じ検索上位表示の対策であるSEOは、ポータルサイトなどを含めたウェブ上のあらゆるサイトが競合となります。競合が少ない分、MEOは比較的容易に上位表示しやすいというメリットがあります。

MEOのデメリット

  • 効果が出やすいのは地域密着型ビジネスに限られる
  • ネガティブな口コミで自社の印象が悪化する可能性がある

MEOは、ユーザーが実店舗で商品やサービスの提供を受けられる地域密着型のビジネスと相性がいいですが、それ以外のビジネスはうまく活用できないケースが多いです。

また、Googleマイビジネスには、ユーザーからの口コミが投稿されます。口コミはMEOに効果的に働くため積極的に投稿を促したいところですが、ネガティブな口コミを投稿される可能性もあるため注意が必要です。ただし、ネガティブな口コミが投稿された場合も、丁寧に謝罪し改善に努める旨を書き込むことで、むしろポジティブなイメージを持ってもらえる可能性があります。

4 メールマガジン

メールを使って一斉に顧客に情報を届けることができるメールマガジンも、古くからある集客手法の1つです。メールマガジンはいわゆる「プッシュ型メディア」と呼ばれ、ユーザーの情報収集を待つのではなく、企業から能動的に情報を届けにいくことができます。そのため、キャンペーンや新商品のPRなどに効果的に働きます。

メールマガジンのメリット

  • 幅広い業種やユーザーに対応が可能
  • 比較的、低コストで始めることができる

メールマガジンは、非常に汎用性が高く、法人向け・個人向けを問わず幅広く活用できます。メールアドレスさえ保有していれば、スマートフォンを持っていないユーザーに対してもアプローチが可能です。

また、数多くのメール配信システムが存在しており、安価なものだと月数千円程度で配信できるものもあります。自社のニーズに合わせて、比較的低コストで始められるのもメリットです。

メールマガジンのデメリット

  • 新規顧客獲得には利用しづらい
  • 情報を届けても見てもらえない可能性もある

メールマガジンを配信するためには、そもそもメールアドレスの取得が必要なため、自社を認知していない新規顧客の獲得には向いていません。もしメールマガジンで新規顧客の獲得を狙うのであれば、SEOなど他の集客経路を活用し、新規ユーザーのメールアドレスを入手する必要があります。

さらに情報を発信しても、ユーザーがその情報に興味がなかったり、他のメールマガジンに埋もれてしまったりしていると、開封してもらえない可能性があります。開封率を上げるためには、タイトルや配信時間帯などを変えて配信するなど、1つずつ効果検証をしていかなければなりません。

5 LINE公式アカウント

LINE公式アカウントとは、企業や店舗が開設できるLINEのビジネス用のアカウントです。友達追加したユーザーに直接メッセージを送ったり、付随する販促ツールを使ったりできるサービスです。好きなタイミングでユーザーに情報を届けることができるため、メールマガジン同様「プッシュ型メディア」に分類されます。

LINE公式アカウントのメリット

  • 同じプッシュ型メディアであるメールマガジンに比べて開封率が高い
  • 集客に関するさまざまな機能が用意されている

LINEは、原則1人1アカウントでいわゆる捨てアカウントが存在しにくく、迷惑フォルダもありません。そのためLINE公式アカウントは、その開封率が同じプッシュ型メディアであるメールマガジンに比べて開封率が高いと言われています。

さらにLINE公式アカウントでは、メッセージ送付機能だけでなく、クーポンやショップカード、メニュー表示機能など、集客で活用できるツールが基本機能として備わっています。これらを活用することでメッセージだけでは伝えきれない情報を伝えたり、来店や購買の促進につなげたりすることが可能です。

LINE公式アカウントのデメリット

  • 活用できる業種が限られている
  • 簡単にブロックができてしまう

LINEの大きなデメリットとして、BtoBビジネスでは活用しづらいことが挙げられます。昨今、LINEはかなり広く利用されているものの、企業間でのやりとりは未だメールが一般的です。そのためLINE公式アカウントが効果的なのも、あくまで個人向けの商材やサービスを提供している業種に限られてしまいます。

また、LINEは気軽に友達追加ができる反面、ワンタップでブロックもできてしまいます。ブロックされてしまうと情報が届けられなくなってしまうため、情報の配信頻度や内容には注意が必要です。

6 リスティング広告

リスティング広告は、GoogleやYahoo!などの検索結果より上部にある広告枠に自社の広告を掲載し集客を図ることです。広告を表示したいキーワードを設定できるため、アプローチしたいユーザー層を効率的にウェブサイトへ誘導することができます。

リスティング広告のメリット

  • 短期で集客効果が出やすい
  • 柔軟に施策をトライ&エラーできる

リスティング広告は設定すれば、すぐに配信が可能です。またクリックされるごとに課金される仕組みのため、少額でも即時でウェブサイトへの集客が増える傾向にあります。いつでもキーワードや配信予算の変更が可能なため、時期やキャンペーンなどに合わせて柔軟に施策を打てることもメリットです。

リスティング広告のデメリット

  • 費用をかけつづけなければならない
  • 運用に知識と手間が必要

リスティング広告から流入を確保するためには、広告費をかけつづけなければなりません。また、配信には運用の知識はもちろん、定期的・継続的なメンテナンスが必要です。自社で運用ができない場合は代理店に依頼することになりますが、運用手数料が広告費の15~20%程度必要になります。

7 ディスプレイ広告(SNS広告・バナー広告)

ディスプレイ広告は、ウェブサイトやSNS、アプリの広告枠に、画像・動画・テキストといった形式で表示される広告のこと。テキストだけでなくビジュアルでも訴求できるため、より具体的に商品やサービスの魅力を伝えることができます。

ディスプレイ広告(SNS広告・バナー広告)のメリット

  • まだ自社を認知していない顧客への配信に効果的
  • 一度自社サイトに訪れた人に向けて再配信も可能

ディスプレイ広告はユーザーの性別・年齢・興味関心などを指定して配信ができます。そのため、「まだ自社を認知していないが、サービスに興味を持ってくれそうな人」へアプローチが可能です。また、ディスプレイ広告は「一度ウェブサイトを訪れたものの成約に至らなかったユーザー」に向けて、効率的な広告配信ができることもメリットです。

ディスプレイ広告(SNS広告・バナー広告)のデメリット

  • 広告クリック後の成約率は比較的低い傾向にある
  • バナーやテキストの準備に手間がかかる

ディスプレイ広告は、ウェブサイトやSNSを見ているだけの人へ向けて配信する広告です。自ら情報を求めて能動的に検索している人にリーチできるSEOやリスティング広告と比べると、成約率が低い傾向にあります。また、継続的なバナーやテキストの制作が必要にあり、そのリソース確保もしなければなりません。

オフラインの集客方法8種類

次に、オフラインでの代表的な集客施策を8つ紹介いたします。

施策名 概要 メリット デメリット
CM テレビCMの放映
  • 拡散性が非常に高い
  • ブランディングに効果的
  • 配信には高額な費用とある程度の準備時間が必要
  • 若者には見てもらいにくくなってきている
チラシ ポスティングや新聞折り込みによるチラシ配布
  • 地域の方に向けた認知度拡大が期待できる
  • 手元においてもらえる可能性がある
  • 制作・配布段階で費用が発生する
  • 見てもらえず破棄される可能性がある
ポスター 駅構内等のポスター掲示
  • 認知拡大に効果的
  • 手間が少なく長期間の宣伝が可能
  • 掲載する情報量に制限がある
  • 集客効果が分かりづらい
セミナー セミナーの開催による集客活動
  • 成約見込みの高い顧客の創出が可能
  • 顧客の信頼を獲得できる
  • 日時・場所に制限される
  • セミナーの企画・集客自体が難しい

1 CM

マス広告の代表とも言えるCMは、認知拡大としての影響力が高く、大手企業を中心に活用されています。

CMのメリット

  • 拡散性が非常に高い
  • ブランディングに効果的

テレビCMは、全国各地の性別、年齢を問わず幅広いユーザーに広告を視聴してもらえます。またCMを放映することで信頼性にもつながり、商品やサービスだけでなく「企業自体の認知度向上」にも効果的です。

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CMのデメリット

  • 配信には高額な費用とある程度の準備時間が必要
  • 若者には見てもらいにくくなってきている

CMのデメリットとして、配信に高額な費用がかかることが挙げられます。さらに広告制作も含めると、企画段階から配信まで数ヵ月に渡る準備期間も必要です。また、スマートフォンやインターネットが普及した昨今、若者を中心にテレビ離れが進んでいると言われているのもデメリットの1つでしょう。

2 チラシ

地域密着型ビジネスを中心に、ポスティングや折り込みチラシなどのチラシ集客は活用されています。直接ユーザーの手元に届けることができ、根強い人気のある集客方法です。

チラシのメリット

  • 地域の方に向けた認知度拡大が期待できる
  • 手元においてもらえる可能性がある

チラシは、対象としたいエリアに届けられるため、老若男女問わずその地域に住む人たちにアプローチできます。

また、チラシは紙媒体として現物を届けることが可能です。ユーザーの手元に保管してもらえれば、長期的に効果を発揮し続ける可能性もあります。

チラシのデメリット

  • 制作・配布段階で費用が発生する
  • 見てもらえず破棄される可能性がある

チラシ集客は、仮にチラシがまったく見てもらえなかったとしても、制作・配布段階で費用が発生してしまいます。また、チラシお断りをしている家庭や、ポストにチラシ破棄用のゴミ箱が置いてある住居もあります。こういった場合は、チラシを見てもらえない可能性が高いです。

3 ポスター

店頭や街中、駅構内などにあるポスターも集客方法の1つです。ポスターを介して、検索やQR読み込みでウェブサイトへのアクセスを増やすという活用法も見受けられます。

ポスターのメリット

  • 認知拡大に効果的
  • 手間が少なく長期間の宣伝が可能

ポスターの掲示は、人の目にふれるような場所にされるため、認知拡大に効果的です。かつ1度、ポスターを掲示してしまえば、内容の修正がない限り、手を加えることなく長期間に渡って宣伝してくれることになります。

ポスターのデメリット

  • 掲載する情報量に制限がある
  • 集客効果が分かりづらい

ユーザーを惹きつけるためには、さまざまな情報を詰め込みたいところですが、ポスターは限りある面積の中で情報をまとめなければなりません。オンライン集客でのデータ分析、チラシ集客でのクーポン確認などといった効果測定もしづらく、実際の集客効果を測りづらいこともデメリットといえます。

4 セミナー

セミナーの開催も集客手段として活用されています。長期的に顧客との関係性を構築していくようなビジネスにおいて非常に相性がいい方法です。

セミナーのメリット

  • 成約見込みの高い顧客の創出が可能
  • 顧客の信頼を獲得できる

セミナーに参加するということは、すでに商品やサービスに興味を持っている可能性が高いです。セミナーを通じて、そういったユーザーをさらに成約見込みの高い顧客へと育成することができます。セミナーの内容を有益な情報にすることで、顧客の信頼を獲得できます。

セミナーのデメリット

  • 日時・場所が制限される
  • セミナーの企画・集客自体が難しい

セミナーは、開催される日時・場所が制限されてしまいます。昨今はオンラインセミナー(ウェビナー)も主流になりつつありますが、日時が制限されてしまう面は変わりありません。また、セミナーの企画やセミナー自体の集客にも、費用や時間、人的リソースが取られます。

集客を成功させる5つのコツ

ここからは、実際のマーケティング現場を通じて見えた、集客を成功させるためのコツを5つ紹介いたします。

集客

1 成功の定義を考える

集客を成功させるには、集客を通じて達成したい成功の定義を明確にしておくことが大事です。「なぜその集客施策を行いますか?」と聞かれたときに、明確に目的を答えられるでしょうか。

例えば、一口に「たくさん閲覧されるウェブサイトを作りたい」と言っても、

  • サイトから商品を購入してほしい
  • サイトを通じてサービスの認知を広げたい
  • サイトに他社の広告を貼って広告費を得たい

など、その背景はさまざまです。

まずは成功の定義を決めて、集客を通じて叶えたいことを明確にする必要があります。これを怠り、流入を増やすことのみをゴールとしてしまうと失敗しかねません。

実際「閲覧数は多いけれども売上につながらないウェブサイト」は数多く存在しています。こういった失敗に陥らないためにも、「集客はあくまで目標を達成するための手段である」と理解をしておく必要があります。

2 一貫した導線を考える

集客施策は一貫した導線を考えて、実施していくことが重要です。数ある集客手法を紹介いたしましたが、実際には複数の方法を組み合わせて行うことが多いでしょう。

その際に陥りがちなのが、「SEOのみ」「チラシのみ」といったような“点”で捉えてしまうことです。集客を成功させるためには、「オウンドメディア→問い合わせ」「チラシ→QRコード→ホームページ」というような“線”で考えなければなりません。そのときに気をつけたいのが、ユーザーが受け取る情報に一貫性を持つことです。

例えば、ある高機能ゲーミングチェアメーカーが、「オウンドメディアを通じて自社のECサイトに誘導し、商品を購入してもらう」という集客施策を行っていたとします。オウンドメディアでは「ゲーミングチェア おしゃれ」というキーワードで上位表示を狙い、「当社の製品は〇〇デザイン賞を受賞しています」とデザインの良さを押し出していました。一方のECサイトでは、「当社の製品は機能がいい」と機能性を中心にアピールしており、それぞれ訴求する内容が異なっていたのです。このような状況では、オウンドメディアからECサイトまで辿り着いたユーザーが「自分の求めている製品ではないかも?」と離脱してしまう可能性が高まります。

こういったケースでは、下記のいずれかの施策を実施するべきです。

  • オウンドメディアで「ゲーミングチェア デザイン」というキーワードは狙わない
  • オウンドメディアでも「ゲーミングチェア 高機能」などのキーワードで検索上位を狙い、機能性を強調したページを用意する
  • ECサイトにもデザインのこだわりについて記載する
  • デザインについて訴求したLPを別途用意する

ユーザーがコンバージョンに至るまでの導線をイメージし、一貫性を持たせた施策を打つことが大切です。

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3 時には集客の優先度を下げる

集客施策を行う中では、集客の優先度を下げて、コンバージョンを増やす施策を実行する判断も必要です。なぜなら集客は目的ではなく、手段に過ぎないからです。集客した人を売上につなげていかなければ、結局のところ意味がありません。

売上を増やす施策は、下記のような例が挙げられます。

  • CTA(※)周辺のテキストを変更する
  • 問い合わせや入力フォームの修正・テストを実施する
  • 導入事例やお客様の声を充実させる

※CTA=Call-To-Actionの略で、「問い合わせ」「資料請求」などユーザーに行動を促すためのボタン

集客だけに注力してしまうと、コンバージョンにつながるユーザーが離脱してしまうかもしれません。コンバージョン増加の施策にも目を向けることで、より多くの成約につながり、費用対効果の高い集客が実現できます。

集客を成功させるためには、全体を俯瞰して重視する施策を変更していく柔軟な姿勢が求められます。

4 集客以外の効果も同時に狙う

集客を行う際に、副次的な効果を同時に狙うとより効果的な施策となります。例えば、SEO施策では記事を制作します。そこで作成した記事を、下記のように集客以外でも活かしていくイメージです。

  • 営業資料として商談に使う
  • ホワイトペーパー(※)化する
  • 採用時、求職者に見せる

※ホワイトペーパー=ノウハウやサービス概要をまとめたPDF等の資料のこと

集客以外でも記事を活用することで、より有益なコンテンツが生まれていきます。

そのためにも、

  • 営業資料として使えるものとするために、セールスのニーズを把握する
  • 顧客の求める情報を提供するために、カスタマーサクセスによくある質問を聞く
  • 採用のために、求職者が興味を持つような深いノウハウまできちんと書く

といったように、他部署を巻き込んで進めていくことをおすすめします。

5 鉄板の成功法則を知っておく

自社の特性やターゲットユーザーを鑑みた、効率的な集客方法を把握しておくことは非常に重要です。

例えば、地域密着型の小さな花屋の場合、下記2つのうち、どちらの施策がより適切でしょうか。

 1 SEO対策で「プロポーズ 花束」というワードの検索上位を狙う

 

 2 MEO対策で「〇〇駅 花束」というワードの検索上位を狙う

おそらくこの場合は、MEO対策がより効果的でしょう。理由は2つ挙げられます。

  • そもそも「プロポーズ 花束」で上位表示を狙うことが難しい(SEOでは大手企業や有名企業のサイトのほうが優遇され、上位表示されやすい傾向にある)
  • 仮に「プロポーズ 花束」で上位表示ができたとしても、記事を読んだほとんどの人は来店できないため、ECサイトがない限り売上につながりにくい

しかし、「花を求めているユーザーを集めよう」という思いで、意外とこのような失敗に陥るケースも多く見受けられます。このような失敗をしないためにも、まずは成功パターンを知ることが重要です。

このような場合、SEOの成功事例や成功法則を知っておくことが大事です。ナイルの事例について、資料をご用意しておりますので、お気軽にダウンロードください。

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ウェブサイトに集客した後はどうするのか?

ここまで、集客施策の種類とその成功方法について解説いたしました。最後に、「ウェブサイトに集客をした後、どう成約につなげればいいのか?」という視点で、4つの方法をご紹介いたします。

図版

リードを獲得して営業する

1つ目は、リードを獲得して営業する方法です。リードとは、自社の将来顧客となりうる「見込み客」を意味します。BtoBビジネスにおいては、「顧客のメールアドレスや電話番号」をリードと呼ぶことが多いです。

まず、ウェブサイト内でユーザーをホワイトペーパーのダウンロードに誘導し、ダウンロードの際にメールアドレスや電話番号を記入してもらいます。ここで記入した情報をもとに営業が連絡をし、商談につなげるという方法です。特にBtoBビジネスで一般的な手法です。

ユーザーにとっては直接問い合わせをするより心理的なハードルが低く、リード数が増えやすいというメリットがあります。一方で問い合わせより気軽に行える分、サービスに興味のない人も集まりやすく、商談や電話1件1件の成功確率が低い傾向にあるのがデメリットです。

リードを獲得してメールマガジンを配信する

リードを獲得してから、すぐに商談にはつながらないとしても、メールマガジンの配信を行って関係性を継続するという方法です。自社の最新記事やウェビナーなど、ユーザーにとって有益な情報を発信します。「商品はいいと思うけど、今は必要なタイミングではなかった」というユーザーが、タイミングによっては問い合わせをくれるかもしれません。

問い合わせに誘導し、商談に繋げる

ウェブサイトに訪れたユーザーを問い合わせに誘導し、商談へとつなげる方法です。問い合わせはユーザーにとって心理的なハードルが高いので、「リードの数を確保したい」際には不向きと言えます。ですが商談や成約に繋がりやすいため、「質の高いリードを獲得したい」際には効果的です。

自社の指名ワードで検索したユーザーのように、すでに自社サービスや商品への興味関心度合いが高いと思われるユーザーに対してこのアプローチをとることをおすすめします。

商品の購入やサービスの申し込みを促す

商品の購入やサービスの申し込みを促す方法です。営業活動を行わずに、売上が発生するという大きなメリットがある一方で、効果的な業種やケースが限られています。

以下のような場合に検討するのがいいでしょう。

  • 悩みの強い人や購買意欲が高いと思われる人を集客した場合
  • 価格が安い・無料など、購入や申し込みのハードルが低い場合

集客は売上拡大のための重要な要素

集客は、売上を拡大していくための重要な要素です。集客を成功させるためには、自社の特性、課題や戦略から最適なものを選択する必要があります。多くの場合は単一の施策ではなく、複数施策を組み合わせて実行していくことになるでしょう。

なお、ナイルでは、集客だけではなく成果につなげるためのSEOコンサルティングが可能です。自社でSEOを実施するインハウスSEOに向かうためのサポートも可能です。ぜひ一度、ご相談ください。

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その中で、多くの業種において欠かせない集客施策がSEOです。なぜなら購買や問い合わせの直前に検索行動を行う人が多く、購買意欲の高いユーザーの集客が見込めるからです。

 

また、SEO成功事例・法則資料をまとめた資料もご用意しております。

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具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

集客の方法14種類を紹介!マーケティングの現場で見えた5つのコツ【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

トラフィックの計測方法は?おすすめツールとやり方をわかりやすく紹介

「トラフィックを計測したいけど、方法がわからない…」
「トラフィックを計測するなら、どのツールを使えばいいの?」
と思うことはないでしょうか。

そもそもトラフィックを計測して、どう活用するのかイメージが湧かない方もいるかもしれません。トラフィックの計測はサイト改善の第一歩であり、とても重要です。

この記事では、

  • ウェブマーケティングとしてのトラフィックを計測する意味
  • トラフィックの具体的な2つの計測方法

の流れで、トラフィックの計測方法やおすすめツールをご紹介していきます。

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そもそもウェブサイトのトラフィックを計測するのはなぜ?

そもそも、なぜトラフィックを計測する必要があるのでしょうか。

トラフィックには、

  • ネットワークの情報量
  • ウェブマーケティングにおけるアクセス数

の2つの意味があります。

「ネットワークの情報量」としてのトラフィックは、ネットワークを正しく管理できているか、設備の増減の必要があるかなどを判断するために計測します。

一方で「ウェブマーケティングにおけるアクセス数」という意味でのトラフィックは、ウェブサイトの分析に用いられます。どのくらいの流入があるのか、どこから流入しているのか、成果は出ているのか、といったことを確認するために計測します。トラフィックを計測することで、ウェブサイトで改善すべき点が見えてくるわけです。

トラフィック 計測

トラフィックを計測する2つの方法とは?

では、実際にウェブサイトのトラフィックを計測するにはどうすればいいのか、詳しく見ていきましょう。ウェブサイトのトラフィックを計測するのには分析ツールを用います。

今回紹介するツールは、下記の2つです。

  1. Google アナリティクス
  2. Ahrefs(エイチレフス)

2つのツールについて、トラフィックを計測するメリット・デメリット、トラフィックの計測方法を解説します。トラフィックを計測してサイトの分析や改善をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

【方法1】Google アナリティクス

最初に紹介するのは、「Google アナリティクス」を使ったトラフィックの計測方法です。Google アナリティクスは名前の通り、Googleが提供しているツールです。無料で使えるため、これからサイトの分析を始めてみたい方にはおすすめです。

Google アナリティクスでトラフィックを計測するメリット・デメリット

トラフィック 計測

Google アナリティクスのメリットは、無料で使える上、Googleが提供している他のツールと連携ができるため、本格的な分析が可能なところです。反対にGoogle アナリティクスのデメリットは、単体では「どんな検索キーワードで流入してきたのか」が見ることができない点です。

例えば、トラフィック量の多い記事があったとしても、「なぜこの記事のトラフィックが多いのか」「どのキーワードの影響でトラフィックが増えているのか」などが、Google アナリティクスだけでは把握できません。流入キーワードも併せて知りたい場合は、Googleが提供しているGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)を使う必要があります。

Google Search Consoleを使うと、

  • どんな検索キーワードで、どんなページが上位表示されているか
  • 検索結果一覧から記事を読んでくれた人がどのぐらいいるのか

といった点がわかります。Google アナリティクスと併せて分析することで、課題を見つけやすくなるでしょう。

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Google アナリティクスでトラフィックを計測する方法

ここからはGoogle アナリティクスを使って、

  • リアルタイムのトラフィックを計測する方法
  • 過去のトラフィックを計測する方法

をご紹介します。

■リアルタイムのトラフィックを計測する方法

手順1:「リアルタイム」をクリックする

トラフィック 計測

手順2:「トラフィック」をクリックする

トラフィック 計測

手順3:リアルタイムで流入しているトラフィックが計測できる

トラフィック 計測

 

■過去のトラフィックを計測する方法

手順1:「集客」をクリックする

トラフィック 計測

手順2:「すべてのトラフィック」をクリックする

トラフィック 計測

手順3:「チャネル」をクリックする

トラフィック 計測

手順4:検索エンジン、SNS、ブックマーク、別サイトからの過去のトラフィックが確認できる

トラフィック 計測

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【方法2】Ahrefs(エイチレフス)

次に紹介するのは「Ahrefs(エイチレフス)」を活用した計測方法です。Ahrefsは日本だけでなく、世界的に利用されている有料の分析ツールです。

Ahrefsはトラフィックの計測以外にも、

  • 競合サイトの調査
  • キーワードの選定
  • 被リンクの確認

などにも活用ができます。

Ahrefsでトラフィックを計測するメリット・デメリット

トラフィック 計測

Ahrefsはサイト全体のトラフィックはもちろん、ページ単体でのトラフィックも計測できるため、より詳しく分析したい場合に最適です。ただし、Google アナリティクスと違い有料版しかありません。そのため「いきなりお金をかけて分析するのはちょっと…」「競合サイトのリサーチや他の分析機能はいらない」という方は、無料で使えるGoogle アナリティクスから利用してみるのをおすすめします。

Ahrefsでトラフィックを計測する方法

ここからは、Ahrefsでトラフィックを計測する手順をご紹介します。

手順1:Ahrefsにログインする

トラフィック 計測

手順2:トラフィックを計測するサイトのURLを入力する

トラフィック 計測

手順3:「オーガニック検索」をクリックする

トラフィック 計測

オーガニック検索をクリックすると下記の画像のようにトラフィックが確認できます。

トラフィック 計測

 

Ahrefsには、トラフィックの計測以外にもさまざまな機能があります。競合サイトの調査やキーワードの調査まで、ウェブサイトの運営・運用に必要な機能がこのツール1つに揃っています。これから本格的にウェブサイト運営・運用をやっていきたい方には、特におすすめのツールです。

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トラフィックの計測ができたら、KPIを設定するのがおすすめ!

実際にトラフィックが計測できたら、どう分析し改善していけばいいのでしょうか。トラフィックの計測ができたらいきなり改善する前に、「KPI(重要業績評価指標)」を設定するようにしてください。KPIは簡単に言うと、数値目標のこと。

例えば、下記のような指標をKPIに設定します。

  • PV数:ユーザーがページを閲覧した回数
  • UU数:ページを閲覧したユーザーの数
  • SS数:ユーザーがページを訪問した回数(1回目の閲覧のみカウント)
  • オーガニック流入数:検索エンジンの検索結果からサイトに流入してきた数
  • CV数:お問い合わせなどの「サイトで獲得できる最終的な成果」の回数
  • 検索順位:検索エンジンの検索結果で表示される検索順位

PV数をKPIに設定した場合に、もしもKPIを達成できていなければ、「新しく記事を執筆する」「順位の取れていない既存記事をリライトする」といった具体的な改善策が見えてきます。

またCV数をKPIに設定した場合は、「CVしている記事をリライトし、さらにCV数アップを図る」「関連記事をリライトし、CVしている記事に誘導する」といった施策などが思いつくかもしれません。このように、具体的にKPIを設定するからこそ、明確な施策が見えてきます。

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トラフィックに関してよくある2つの質問と回答

ここまで、トラフィックの計測方法やツールについて解説してきました。ここからは、トラフィックについてよくある質問と回答をご紹介します。

質問1 トラフィックを分析して活用するにはどうすればいい?

トラフィックを分析することで現状を把握できれば、今後の課題や問題点が明確になります。とはいえ、分析方法がよくわからない方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、分析と一口に言っても「確認したいこと」によって分析方法が大きく変わります。

例えば、下記のようなケースがありえます。

  • PV上位記事のトラフィックを確認したいとき
  • チャネルごとのトラフィックの割合を確認したいとき
  • 年齢・性別ごとのトラフィックの割合を確認したいとき
  • 順位が取れている検索キーワードごとにトラフィックを調べたいとき

加えて分析すべきことは、オウンドメディアの目的から逆算して考える必要もあり、一筋縄ではいきません。これらの具体的な分析方法については、下記の記事で詳しくまとめています。これからサイトを改善していきたい方は、ご一読ください。

質問2 トラフィック量とSEOには関係がある?

「トラフィック量が増えるとSEOに効果がある」と考えていないでしょうか?「Googleはページ単位だけではなく、サイト単位で評価している可能性が高い」と考えると、関係がゼロとは言い切れません。

しかし、悪質な手法でトラフィックだけを増やしても、SEOに良い効果がないので注意しましょう。

■悪質にトラフィック量を増やす例

  • 業者などにお金を支払い、ページに何度もアクセスしてもらう
  • ツールなどを利用し、ページに何度もアクセスする

上記の根拠や、SEOでトラフィックを増加させる手順については、以下をご一読ください。

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トラフィックを計測して分析することが重要

サイトを改善するために、トラフィックの計測は欠かせません。しかしトラフィックを計測しただけでは、改善にならないのも事実です。「トラフィックを計測する→計測したデータをKPIと比較して分析する→見えてきた課題・改善点をもとに施策を打つ」の流れで改善していくことが重要です。

ただし、分析や改善などは専門的な分野にもなるため、自力では難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。分析や改善の具体的な進め方については、ナイルで対応することが可能です。ぜひ、お問い合わせください。

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オウンドメディアを徹底改善!具体的な施策を解説

オウンドメディアを立ち上げたものの、思っていたように集客できずに成果につながらない…。そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。オウンドメディアは短期間では成果が見込めるものではなく、改善を重ねながら、中長期的に運営していく必要があります。そのためには、何が問題なのか、現状を把握することが大切です。

ここでは、オウンドメディアを改善するために、具体的な施策について解説していきます。

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オウンドメディアに多い悩みとは?

ある程度、オウンドメディアを運営していると、ほぼ例外なく壁にぶち当たります。

  • アクセスが少ない
  • 直帰率が高い
  • コンバージョン率が少ない

このような悩みを抱えていないでしょうか。せっかく記事を作り込んだのに、思った結果につながらないと、がっかりするかもしれません。しかし、大事なのは現状を把握しながら改善していくことです。正しい改善方法を実施していけば、オウンドメディアのアクセスを伸ばし、必ずや成果につなげることができるので、あきらめる必要はありません。

それぞれの悩みに対して、どのような改善方法があるのか、整理していきましょう。

オウンドメディア 改善

アクセスが少ないときの改善策

オウンドメディアの記事を公開したときに、気になるのが「アクセス」ではないでしょうか。どうすれば、記事をもっと多くの人に読んでもらえるのか、改善策をご紹介します。

オウンドメディア 改善

改善策1 検索からの流入を増やす

オウンドメディア運営で集客を考えるならば、SEOを意識した記事作りを考えておくべきです。SEOとは、検索エンジン最適化を意味します。作成した記事のキーワードは、ユーザーにとって「知りたい!」と強く思うものになっているでしょうか。ユーザーが検索して知りたいと思うキーワードを意識して、記事作りを行わなければ、どれだけ中身がよい記事でも、そもそもたどり着いてもらえません。ターゲット層にとって、関心の高いキーワードについて、洗い直してみましょう。

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改善策2 ソーシャルメディアでの露出を増やす

記事は作って終わりではなく、ソーシャルメディアでの露出を増やしていくことを考えるべきです。Twitter、Facebook、InstagramなどSNSの種類によって、ユーザーの年齢層や特性が異なります。各SNSの特性に合わせた適切な情報の出し方をすることで、SNSを通じて記事への流入を増やすことができます。

ただし、片手間でソーシャルメディアを運用しても、アクセスにはつながりません。記事内容以外に投稿できるネタを用意して、ソーシャルメディアの運用を日頃から行うようにすることで、オウンドメディアのアクセスにも貢献することになります。

改善策3 メールマガジンからの流入を増やす

メールマガジンで記事内容を伝えることも、オウンドメディアの流入につながります。メールマガジンは、ダイレクトに相手と接点を持てるのが、何よりの強みです。オウンドメディアやサイトだけではなく、ウェビナーやイベントで接点を持った見込み顧客に、メルマガ登録を促していきましょう。有益な情報を定期的に配信して、記事更新があればお知らせしていくことで、メールマガジンの読者からの信頼を得ることできます。

直帰率が高いときの改善策

直帰率とは、サイトに流入したけれども、最初のページだけを見てサイトを離脱した割合のことです。せっかくアクセスしてくれたユーザーがすぐに離れてしまっては、意味がありません。直帰率を下げるにはどうすればいいのか、確認していきましょう。

オウンドメディア 改善

改善策1 導線を用意する

直帰率が高いのは、訪れたユーザーがサイト内を回遊していないということになります。記事を読んだあとに、ほかのページも読んでみたくなるような導線を用意しておきましょう。読んでいる記事と関連性が高い記事を、内部リンクで設置することはおすすめです。ほかにも、記事のランキングを設置するといったことで、回遊してもらうことにつなげていきましょう。

改善策2 ユーザーが読みやすいようにする

せっかく訪問してくれたユーザーがすぐに離れてしまうのは、記事の内容以前に、サイトの使い勝手が悪いからかもしれません。例えば、読み込みのスピードが遅かったり、文字が小さくて読めなかったりすれば、どれだけ記事の内容がよくても、読もうとは思わないでしょう。

サイトスピードやデザインを改善することで、ユーザーが読みやすいページにしていきましょう。また、スマートフォンなどのモバイル端末でも読みやすいかどうか、モバイルフレンドリーになっているかも確認してみてください。

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コンバージョン率が低いときの改善策

アクセスも問題なく離脱率も低いけれど、コンバージョンにつながっていない…。そんな悩みについて改善策をまとめていきます。

オウンドメディア 改善

改善策1 コンバージョンにつながる導線を設置する

コンバージョンにつながらない理由の一つに、コンバージョンの場所がわかりにくいという原因が考えられます。例えば、コンバージョンが問い合わせにしているのにも関わらず、問い合わせフォームへの導線がなければ、コンバージョンにつながらないのは当たり前です。記事内に、バナーやリンクを設置して、コンバージョンにつながる導線を工夫していきましょう。

改善策2 バナーやリンクのデザインを改善する

コンバージョンにつながるバナーやリンクのデザインも、改善ポイントになります。目立つようなデザインになっているか、ユーザーに訴求しているかを見直してみましょう。

また、訴求につなげる文章についても精査してください。短くキャッチーな文章にすることで、自然な流れでコンバージョンにつなげることができるでしょう。

オウンドメディアの改善を繰り返して成果につなげよう

オウンドメディア運営においては、地道な改善の積み重ねが、大きな成果につながっていきます。

なおナイルでは、オウンドメディア全体の戦略設計から対応することができます。また、さまざまなコンテンツを作成して、情報発信していきたいけれど、記事を書くリソースがないお客様に、コンテンツ制作代行のプランをご用意しております。まずはお気軽にご相談ください。

また、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料もご用意しております。

  • 1.成果を評価できない
  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

オウンドメディアをやる前に知っておきたいよくある課題と解決策の無料資料をダウンロードするにはここをクリック

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オウンドメディアのよくある課題は?解決策と合わせて解説

オウンドメディアを運営していると、必ず何かしらの壁にぶつかります。まずは、壁を壁として認識して適切な対策を行うことが、オウンドメディアの成否の分かれ道になると言えるでしょう。

この記事では、オウンドメディアで陥りやすい課題について言及しながら、どのような解決策があるのかを解説していきます。

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オウンドメディアをやる前に知っておきたいよくある課題と解決策の無料資料をダウンロードするにはここをクリック

オウンドメディアの理想と現実

オウンドメディアで記事を作って情報発信することは、大きなやりがいがあるのと同時に、大変さも伴います。実際にオウンドメディアを立ち上げた当初は、記事から作り手の意欲が伝わってきたのに、数ヵ月後には更新が滞っている…ということは珍しくありません。

オウンドメディアには、どのような現実が待ち受けているのでしょうか。オウンドメディアの理想と現実を見ながら、課題別の解決策も説明します。

オウンドメディア 課題

「サイトがリリースされない…」

「オウンドメディアを立ち上げよう!」と社内で盛り上がっていた時期も過ぎて、いつまで経ってもサイトが立ち上がらず、周囲から催促されてしまう…。このようにオウンドメディア立ち上げの前から、壁にぶつかることがあります。オウンドメディアの立ち上げに苦戦するのには、どんな理由があるのでしょうか。

オウンドメディア 課題

目的が定まっていない

オウンドメディアを立ち上げることは決めたものの、「何のために立ち上げるのか?」という目的があいまいだと、リリースまでに時間がかかりがちです。オウンドメディアの方針を固めることができず、サイト構造や記事内容をまとめきれずに、スタートが遅くなる傾向があります。

もちろん「ウェブ上で集客したい」という思いは、どのオウンドメディアでも共通していると思いますが、より明確な目的がオウンドメディア運営には必要です。「誰に」「どんな情報を」「どう届けて」「何を成し遂げるのか」の4点をまずは明確にして、オウンドメディアが向かうべき方向を決めていきましょう。顧客の人物像としてペルソナを設定して、ユーザーの動きを時系列にまとめたカスタマージャーニーマップを作成するのも1つの方法です。

目的が不明確なまま、オウンドメディアを立ち上げても、絶対にうまくいきません。現状を整理しながら、自社が目指したい状態を定めていきましょう。

デザインが決まらない

目的があいまいな状態のときによくあるのが、デザインの方向性がブレるケースです。サイトの外見や雰囲気については、ビジュアル的なところなので、感覚で口を出しやすいのも、デザイン決定に時間がかかる理由の一つです。

自社のイメージにデザインを合致させることも大切ですが、ターゲットとするユーザー層に愛着を持ってもらうデザインであることが重要です。オウンドメディアの方向性を決めることで、内向きの発想に陥ることなく、ふさわしいデザインを決めていきましょう。

「記事が更新されない…」

オウンドメディアを立ち上げたら、コンスタントに記事を更新していくことになります。しかし、しばらくすると、更新が途絶えがちになることも珍しくありません。なぜ、最初のモチベーションが保てないのでしょうか?

オウンドメディア 課題

ターゲット設定ができていない

記事の更新が滞る理由に、ターゲット像が見えなくなって、どういった記事を作ればいいのか迷いが生じるということがあります。どのような読み手に記事を届けたいのか、今一度、ターゲット像をクリアにしておきましょう。ターゲットが明確になれば、どんなキーワードで検索するか、どんな情報を求めているのかを考えていくことで、作るべき記事が見えてきます。

もし、それでも企画に結びつけるのが難しければ、想定ユーザー層へのアンケートやインタビュー、座談会を行うなどして、どんな情報にニーズがあるのか探ってみましょう。

忙しくて記事の更新ができない

オウンドメディアの運営では、「マンパワー不足」がどうしても起こりがちです。オウンドメディアは短期間で成果が出るわけではないので、専任の担当がつけられずに、ほか業務と兼任していることがあります。そうなると、ほかの業務の状況によっては、オウンドメディアでの作業時間を取ることができなくなってしまいます。いつしか記事更新は、ただの負担になってしまい、時間を作って記事を作ったとしても、その質を上げるところまでは注力できない状態に陥ります。

マンパワー不足を解消するには、専任担当をつける、メンバーを増員する、作業の効率化を図るといったことが考えられます。また、外注を検討するのも一つの手になります。戦略の部分でコンサルティングに入るケースもあります。

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「記事がつまらない…」

記事の更新はできていても、中身が伴っていなければ、記事がつまらないと指摘される可能性があります。どんな原因が考えられるのか、対処法とともに解説します。

オウンドメディア 課題

宣伝色が強い

オウンドメディアは、自社が運営するメディアなので、つい商品・サービスの宣伝に終始してしまいがち。自社の商品・サービスをプッシュするばかりでは、宣伝色が強すぎて、ユーザーが嫌悪感を抱く可能性があります。たとえ商品・サービスのアピールが目的だとしても、考えるべきはユーザーのメリットです。ユーザーが求める情報はなにか、しっかり突き詰めることで、おもしろい記事だと思ってもらえるようになります。

予算が少ない

オウンドメディアの予算があまりに少ないと、記事のクオリティにも影響が出てきます。

優秀なライターを集めることができない…、写真撮影は自分たちでやるしかない…といった状況では、記事のクオリティを担保することが難しくなります。すべてを社内で行うことを前提に予算を組むのではなく、外注も含めた予算を最初から想定しておくことをおすすめします。

外注の品質が安定しない

記事の外注さえできれば、あとは良質なものが仕上がるとは限りません。外注ライターの質もまたピンからキリまでで、実力にはバラつきがあります。

適切な外注先を見極めるには、過去の実績を確認した上で、まずは記事1本、2本から依頼してみることです。作成した記事が、合格ラインに達していたならば、少しずつ大きな仕事を依頼していき、関係性を構築していきましょう。

「PVが伸びないね…」

オウンドメディアを運営していて、気になってくるのがPV数です。「内容がある記事を発信しているのに、ほとんど読まれない……」というケースはよくあります。PVが伸びないのには、理由がありますので確認していきましょう。

オウンドメディア 課題

SEOを意識していない

SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、ユーザーの検索意図に対して適切なサイトを上位表示させる仕組みのこと。SEOを実施していなければ、せっかく濃い内容の記事を作っても、検索からユーザーがたどりつけません。ユーザーの検索意図を考えて、キーワードを記事に適切に盛り込むなど、基本的なSEOをきちんと行いましょう。

もし、SEOの知識を持っている人が社内にいなければ、コンサルに相談してみてもいいでしょう。もちろん、ナイルでもSEOのコンサルは可能ですし、社内でSEOを行う「インハウスSEO」の導入支援も対応させていただきます。ぜひお気軽に、ご相談ください。

こちらの記事もごらんください

自社サイトへの流入を増やすには、SEOが欠かせません。SEOはプロに外注する方法以外に、自社内でSEOを行う「インハウスSEO」という方法があります...
【徹底解説】インハウスSEOとは?SEOの内製化を成功に導くために - www.seohacks.net

SNSを意識していない

流入を考える場合、SNS施策は欠かせません。TwitterやFacebook、Instagramなど、ターゲット層と相性がいいSNSを選んで、記事公開を告知していきましょう。ただし、ただの告知投稿だけですと、SNS上のフォロワーは増えずに、誰からも見向きもされないことになります。普段から有益な情報を発信して、アカウントを育ててファンを増やしていく必要があります。それだけに、時間と労力をかけて運用しなければならないので、SNS施策を実行するからには、継続性のある体制を整えるようにしてください。

「成果につながらないね…」

記事数を担保してPVが増えてきた…。これでオウンドメディアが成功かといえば、そうではありません。やはり成果につなげていかなければ、オウンドメディアの存在意義が薄れてしまいます。なぜ成果につながらないのか、その理由を確認していきましょう。

コンバージョンの導線がない

オウンドメディアに流入があったとしても、コンバージョンへの導線がなければ、成果に結びつけるのは難しくなります。

記事内にCTA(行動喚起)ボタンが設置されているでしょうか。CTAボタンとは、問い合わせや購入ページに誘導するリンクのことです。記事内の適した位置に、CTAボタンを設置することで、コンバージョンに導くことができます。

ほかにも、ターゲットが求めている資料を作成して、記事内でダウンロードしてもらうバナーを設置するといった方法もあります。

いずれにしても、ユーザーが気になるように目立つデザインにしながらも、自然な導線設計を工夫していくことが必要です。

売上につながらない

オウンドメディアの運営には、記事の制作費やサイト保守のランニングコストなどが発生します。もちろん、オウンドメディアの目的の多くは、見込み顧客との接点を持つことであり、販売サイトのように、売り上げを求めるのはナンセンスです。

しかし、自社の売上につながらない状態では、オウンドメディアは赤字を垂れ流すだけの存在となり、閉鎖ということもあり得ます。売上に近づけるために、どのような情報を発信すべきか、現状を把握しながら、試行錯誤していく必要があります。例えば、ウェビナーの開催や動画コンテンツの配信、ウェブ広告への出稿など、さまざまな手法を検討して、売上貢献ができるようにしていきましょう。

オウンドメディア運営を失敗しないために…

オウンドメディアの立ち上げから、成果につながるまでには、多くの課題が立ちはだかります。しっかりと目的意識を持って、現状把握と改善を重ねて、腰を据えてメディアを育てていかなければなりません。

しかし、そこまでは手が回らないというのが実情だと思います。記事をコンスタントに発信するだけでもたいへんな労力がかかりますので、プロのコンサルの力を借りることを検討してみてもいいでしょう。

なおナイルでは、オウンドメディア全体の戦略設計から対応することができます。また、さまざまなコンテンツを作成して、情報発信していきたいけれど、記事を書くリソースがないお客様に、コンテンツ制作代行のプランをご用意しております。まずはお気軽にご相談ください。

また、オウンドメディアでよくある課題と解決策をまとめた資料もご用意しております。

  • 1.成果を評価できない
  • 2.質を担保できない
  • 3.ネタ切れしてしまう
  • 4.人手不足・スキル不足

具体的な内容については、ダウンロードの上、ご確認ください。

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オウンドメディアのよくある課題は?解決策と合わせて解説【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。

SEOの効果はどのように判断すればよいのでしょうか?

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こちらのメールでは、「SEO内製化」に関する質問にお答えしたいと思います。

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■今回のご質問

  1. SEOの効果判断基準が曖昧で難しく感じています。どのように効果を判断すればよいでしょうか?
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質問1.SEOの効果判断基準が曖昧で難しく感じています。どのように効果を判断すればよいでしょうか?

回答:
自然検索流入経由で、目標の数値にどれだけ貢献したかという点を、シンプルに判断することがオススメです。

そして、そのためにはKPIをしっかりと設計し、サイトにどのような変数(指標)があるのかを可視化することも大切です。

KPIは、会社やサイトタイプ、規模、自然検索流入の重要性などによっても左右される部分ではありますが、

基本的には順位などの包括される指標ではなく、資料ダウンロード数や、購入数などの数値をKPIに設定し、

その数値を改善する指標としてセッション数、順位、CTRなどの指標を考えるといいと思います。

また、Webでのコンバージョンの後に、インサイドセールスなどが関与する場合は、有効商談化したユーザーの「自然検索流入」の割合を確認するのもSEOの効果測定に効果的です。

このように整理すると、SEOの成功にはCRO施策などのサイト改善が欠かせないことがわかります。
なかなかSEOの効果が出ていない!という方は、サイト改善にも改めて取り組んでみることを推奨します。

※ナイルではSEOだけでなく、サイト改善サービスもご提供しています。
ご予算が未定でも、お気軽にご連絡下さい!

今回の回答は以上です!




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インハウスSEOの障壁となりやすかったポイントを教えて下さい

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こんにちは!ナイルの青木です。

こちらのメールでは、「SEO内製化」に関する質問にお答えしたいと思います。

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■今回のご質問

  1. これまで支援されてきた中で、インハウスSEOの障壁となりやすかったポイントを教えて下さい。
  2. インハウスSEOであっても部分的に外部パートナーに頼ることはあると思いますが、どういった問題の発生時に外部パートナーへ打診することが多いですか?
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質問1.これまで支援されてきた中で、インハウスSEOの障壁となりやすかったポイントを教えて下さい。

回答:
以下の3つがよくあるポイントです。

  • 施策のリソースがない
  • 売上につながらず、社内の理解が得られない
  • 社内にSEOをやったことがある人がいない

 

とはいえ、この3つのポイントは連動しており、
SEOよくわからない→成果が出ない→人手を増やせない(予算が少ない)
という構造になっていることが多いです。

「SEOよくわからない」「成果が出ない」という場合は、SEOコンサルないし外部の知見を導入し、まずは成果を出せる構造を目指しましょう。
その上で、さらにSEOの取り組みを拡大する際には、その成果をもって、
「どれくらいの投資をすると、どれくらい成果に貢献できるのか」というコミュニケーションを社内でとるのがおすすめです。

また、「施策リソースがない」ことは、インハウスSEOの利点である「スピード感」に悪影響を与えます。
インハウスで取り組むことで、せっかく多数の施策や、意思決定までのスピードが上がったとしても、それらがなかなか反映されないからです。

対策としては、自社サイト改修が、どういった流れで実施されるかなどを押さえ、SEO目的の施策をしっかり組み込んでもらうことが挙げられます。

  • サイト改修はどのチームが行っていて、誰に依頼すればいいのか
  • サイトインフラは誰が監視、対応しているのか
  • サイト改修のタイミングはどの周期か(例:随時、週1、月1、四半期1)
  • サイト改修における注意点

などのポイントをまずは把握し、必要な点は交渉し、スピード感のある施策実施を心がけましょう。

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他にもこのあたりの記事が参考になると思います。よろしければ読んでみてください。

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質問2.インハウスSEOであっても部分的に外部パートナーに頼ることはあると思いますが、どういった問題の発生時に外部パートナーへ打診することが多いですか?

回答:
ご相談いただく機会が多いケースとして、3点紹介します。

  • 自分たちでは解決できないSEO上の課題が発生した
    →Googleサーチコンソールのカバレッジ周りのトラブルや、「どうしてもこのキーワードで1位にしたい!」というご相談をいただくことが多いです。
    特にテクニカルSEOに関して困りごとは、どれだけ調べてもわからないという場合もあるので、外部パートナー利用はおすすめできます。
  •  

  • コンテンツ(記事)の制作リソースが足りない
    →コンテンツマーケティングを行う中でよくある課題です。
    目標に対し制作本数が足りない場合や、費用対効果が明確な場合などは、信頼できる記事制作会社に頼み、当面の記事制作をクリアしながら、 同時に自社内のリソースを拡充するのがおすすめです。
    他にもCMSへの入稿作業など、比較的単純な作業を外注することなどもおすすめです。
  •  

  • 社内でSEOの勉強会やトレンドの共有をしてほしい
    →「新しいメンバーが増えたタイミングで、改めてSEOの考え方をインプットしてほしい」というご要望や、「今年のSEOのトレンドをレクチャーしてほしい」というご相談をいただくことが多いです。
    この他にも、「ページエクスペリエンスアップデート」のようなサイトの仕様変更が必要になる際に、単発での調査を依頼いただくことなどもあります。

 

この3点に共通して言えることは、自社だけでは解決に時間がかかるという場合にご相談いただくことが多いという点です。

インハウスSEOを行うことは、「外部パートナーを利用していけない」という縛りではないので、必要に応じて活用してみてください。

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オウンドメディア責任者は、どんなスキルが必要ですか?

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こんにちは!ナイルの青木です。

こちらのメールでは、「SEO内製化」に関する質問にお答えしたいと思います。

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■今回のご質問

  1. オウンドメディア責任者は、どんなスキルが必要ですか?
  2. 今すぐSEOの内製化は予定していませんが、社内で体制構築の秘訣など知りたいです。
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質問1.オウンドメディア責任者は、どんなスキルが必要ですか?

回答:
様々なスキルが要求されますが、確実に必要になるのは「事業貢献に結びつける能力」だと思います。

理由は、オウンドメディア運営の目的は色々とあるものの、ほとんどは「受注貢献」「売上貢献」などの事業への貢献が目的になることが多いからです。

KGI、KPIをしっかりと設計し、その数値の達成のためには、どの程度リソースが必要で、どういったスケジュールで施策を進めればいいのか?

という計画をしっかりと立てられるスキルと言い換えてもいいかもしれませんね。

そのスキルが欠けていると「セッションは増えたけど、売上には貢献しない」という事態に陥りがちです。

また、同じくらい必要な能力が「やらないことを決める能力」です。
オウンドメディアはこだわろうと思うと、本当に無限にこだわれますが、ユーザーのためにならないこだわりや、それを実施しても目標に貢献しないこだわりもあります。
そうした施策の取捨選択をできるスキルも、責任者には求められると思います。

もちろん、コンテンツへのこだわりや情報をどのように届けるかといったスキルも重要ですが、こうしたオウンドメディアの”しんどい部分”を責任者が担保できないと、オウンドメディアは成功しないと私は考えています。

    その他の一般論的な話だと、
  • SEOや広告などのデジタルマーケティングの経験
  • MAツールの運用経験(これは必要に応じて)
  • WordPressなどのCMSの知識
  • 最低限のWeb制作の知識(コーディングの内容程度は理解できる)
  • 最低限のインフラ理解(自社サイトがどういう仕様でアップされているのか)
  • コンテンツ制作経験
  • などのスキルは普遍的なものとして、あるといいと思います。

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他にもこのあたりの記事が参考になると思います。よろしければ読んでみてください。

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質問2.今すぐSEOの内製化は予定していませんが、社内で体制構築の秘訣など知りたいです。

回答:
サイトの規模、タイプによって必要な人数やスキルセットは異なりますので、全てのサイトに当てはまることをお伝えしたいと思います。

秘訣としては「最初からたくさんの人数を揃えない」という点にあるかと思います。

もちろん、本腰を入れてオウンドメディアを運用する場合など、最初から確実に人が必要な場合もありますが、
徐々にSEOに取り組んでいく場合は、「どの程度成果が出るのか?」「どの程度施策を行わないといけないのか?」という点が不明瞭であることが多く、
まず3ヶ月ほど取り組んでみて、「どの程度の成果の見込みがありそうか?」「達成にどの程度人数がいるのか?」を算出しながら、メンバーを揃えるのがおすすめです。

また、成果の見込みがあることが分かったら、社内だけでなく、業務委託などを活用し、リソースを外注するのもオススメです。
社内のメンバーを異動させる場合、それなりの時間がかかりますが、外注であればあっという間です。

そもそも初めてSEOに取り組むという場合は、SEOコンサルを導入し、アドバイスを受けながら内製化を進めるといいと思います。
SEOの取り組みの全体像が見えない中で、体制を構築するのは非常に難しいからです。

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こちらもよろしければ読んでみてください。

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サイトの品質はテクニカルな課題の解消だけでは改善しない

こんにちは!ナイル株式会社の青木です。

「SEOで流入が増えたけど、コンバージョンは発生しない」という課題は、SEOに取り組む上で頻出する悩みだと思います。

そんな時は、ユーザーの興味関心フェーズとコンバージョンポイントが合っているか確認してみることをおすすめします。

気になることがあって調べている際に、数万円もする商品を買うことはないかもしれないですが、簡単なアンケートなら答えてくれるかもしれません。

逆にサービス紹介ページを見ているユーザーであれば、そのまま問い合わせしてくれるかもしれません。

個別最適化は工数のかかる大変な施策ですが、「コンバージョンしない!」で止まるのではなく、「こういうアクションだったら、ユーザーはしてくれるかも」という視点で、改善してみて下さい。(このブログも引き続きの改善に励みます)

本日は「サイト品質の向上」に関するニュースなどの3つをお届けします!

※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。

なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。

前回のニュース(2021年9月3日収集分)はこちらから

本日のSEOニュース

①サイトの品質はテクニカルな課題の解消だけでは改善しない

記事紹介:Google Says Website Quality Can't Be Fixed With Technical Changes

(Search Engine Roundtable)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
基本的にSEOは「〇〇だけやれば改善する」というものではありません。

加えて、基本的にGoogleの検索エンジンは「検索キーワードとページ内容の関連性」を優先的に評価している傾向があるため、そういった意味でもテクニカルな課題の解消だけでは、サイトの品質が上がるとは考えられませんね。

「より良い情報を、より良い状態」でユーザーがアクセスできるようにするため、多角的な視点で改善を行うことを推奨します。

②順位改善を目的とするなら、コンテンツシンジケーションや別媒体での再発行は意味がない

記事紹介:Google Says If You Want To Rank For More Queries Don't Syndicate Or Republish Content

(Search Engine Roundtable)

お役立ち度:★★★☆☆

ナイルのひとこと
コンテンツシンジケーションとは、他のサイトに自サイトのコンテンツを転載、掲載する手法で、自社サイトだけではアプローチできないユーザーへの接点として期待できます。

しかし、特定のキーワードでの順位改善を目的とするのであれば、不適な施策ということです。そもそも、同じコンテンツであれば、重複コンテンツと認識される可能性も高いですね。

こうした効果のありそうな施策を聞いた際に、検索エンジンの仕組みを理解していると、本当に効果がありそうか判断しやすくなると思います。

③カテゴリーページへ必要以上にテキストコンテンツを置かなくて良い

記事紹介:Google On How Much Content For Category Pages

(Search Engine Roundtable)

お役立ち度:★★★★☆

ナイルのひとこと
そのページを紹介するようなテキストは、1ユーザーとしても有益だと思いますので、「少しのコンテンツは有用」というジョンの発言はその通りだと思います。

しかし、Wikipediaのような記事テキストは、私も不要だと思います。
これは、順位向上の観点だけでなく、「カテゴリーページを使用している時の目的からも外れる」からです。
カテゴリーページを見ている時は、該当する記事、製品や、より詳細なカテゴリーを絞り込んでいることが多いのではないでしょうか。

すでにそういったテキストが設置されているサイトは、まずはヒートマップのようなツールで該当箇所がどの程度見られているか確かめてみましょう。

最後に

みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。

また、SEO情報やセミナー情報などを配信しているメールマガジンもご用意しておりますので、よろしければご登録ください。

※もしSEOでお困りであれば、こちらのお問い合わせからお気軽にご相談ください!

前回のニュース(2021年9月3日収集分)はこちらから

 

また、ナイルではSEO内製化にも役立つ、「お役立ち資料」を公開しております。

今後も種類を増やしていきますので、よろしければご覧になって下さい。

サイトの品質はテクニカルな課題の解消だけでは改善しない【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。