こんにちは!ナイル株式会社の青木です。
「SEOで流入が増えたけど、コンバージョンは発生しない」という課題は、SEOに取り組む上で頻出する悩みだと思います。
そんな時は、ユーザーの興味関心フェーズとコンバージョンポイントが合っているか確認してみることをおすすめします。
気になることがあって調べている際に、数万円もする商品を買うことはないかもしれないですが、簡単なアンケートなら答えてくれるかもしれません。
逆にサービス紹介ページを見ているユーザーであれば、そのまま問い合わせしてくれるかもしれません。
個別最適化は工数のかかる大変な施策ですが、「コンバージョンしない!」で止まるのではなく、「こういうアクションだったら、ユーザーはしてくれるかも」という視点で、改善してみて下さい。(このブログも引き続きの改善に励みます)
本日は「サイト品質の向上」に関するニュースなどの3つをお届けします!
※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。
なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。
本日のSEOニュース
①サイトの品質はテクニカルな課題の解消だけでは改善しない
記事紹介:Google Says Website Quality Can't Be Fixed With Technical Changes
お役立ち度:★★★★☆
ナイルのひとこと
基本的にSEOは「〇〇だけやれば改善する」というものではありません。
加えて、基本的にGoogleの検索エンジンは「検索キーワードとページ内容の関連性」を優先的に評価している傾向があるため、そういった意味でもテクニカルな課題の解消だけでは、サイトの品質が上がるとは考えられませんね。
「より良い情報を、より良い状態」でユーザーがアクセスできるようにするため、多角的な視点で改善を行うことを推奨します。
②順位改善を目的とするなら、コンテンツシンジケーションや別媒体での再発行は意味がない
記事紹介:Google Says If You Want To Rank For More Queries Don't Syndicate Or Republish Content
お役立ち度:★★★☆☆
ナイルのひとこと
コンテンツシンジケーションとは、他のサイトに自サイトのコンテンツを転載、掲載する手法で、自社サイトだけではアプローチできないユーザーへの接点として期待できます。
しかし、特定のキーワードでの順位改善を目的とするのであれば、不適な施策ということです。そもそも、同じコンテンツであれば、重複コンテンツと認識される可能性も高いですね。
こうした効果のありそうな施策を聞いた際に、検索エンジンの仕組みを理解していると、本当に効果がありそうか判断しやすくなると思います。
③カテゴリーページへ必要以上にテキストコンテンツを置かなくて良い
記事紹介:Google On How Much Content For Category Pages
お役立ち度:★★★★☆
ナイルのひとこと
そのページを紹介するようなテキストは、1ユーザーとしても有益だと思いますので、「少しのコンテンツは有用」というジョンの発言はその通りだと思います。
しかし、Wikipediaのような記事テキストは、私も不要だと思います。
これは、順位向上の観点だけでなく、「カテゴリーページを使用している時の目的からも外れる」からです。
カテゴリーページを見ている時は、該当する記事、製品や、より詳細なカテゴリーを絞り込んでいることが多いのではないでしょうか。
すでにそういったテキストが設置されているサイトは、まずはヒートマップのようなツールで該当箇所がどの程度見られているか確かめてみましょう。
最後に
みなさまのSEO施策にお役に立てるように、今後もSEOニュースまとめを平日数回更新する予定です。
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※もしSEOでお困りであれば、こちらのお問い合わせからお気軽にご相談ください!
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今後も種類を増やしていきますので、よろしければご覧になって下さい。
サイトの品質はテクニカルな課題の解消だけでは改善しないは【SEO無料相談実施中!】ナイルのSEO相談室で公開された投稿です。