サーチコンソールでのクロールリクエスト上限が大幅に変更

Google Search Console(サーチコンソール)のFetch as Google機能で、送信出来るURLの上限数が変更されました。「月」単位での上限数設定が、「日」単位での上限設定に変更された模様です。
— SEO Japan

Google Drastically Changes Crawl Limits In Search Console

ここ10日ほどでGoogleサーチコンソールの「Fetch as Google」経由でGoogleに対して送れるURLの数が変更された。

Googleはこのトピックに関してヘルプドキュメントを更新し、クロールの上限は大きく変更された。「このURLのみをクロールする」を選んだ時の上限が500件/月から300件/月に、「このURLと直接リンクをクロールする」を選んだ時の上限が10件/日から2件/日に変更された。

変更前の選択肢毎の上限はこのようになっていた。

  • [この URL のみをクロールする] では、選択した URL のみが送信され、Google によって再クロールされます。この方法では、30 日間に500 件まで URL を送信できます。
  • [この URL と直接リンクをクロールする] では、選択した URL に加え、その URL から直接リンクしているすべてのページが送信され、Google によって再クロールされます。このタイプのリクエストは30 日間に 10 件まで送信できます。

現在、選択肢毎の上限はこのようになっている。

  • [この URL のみをクロールする] では、選択した URL のみが送信され、Google によって再クロールされます。1 日に 10 件まで URL を送信できます。
  • [この URL と直接リンクをクロールする] では、選択した URL に加え、その URL から直接リンクしているすべてのページが送信され、Google によって再クロールされます。このサイトの再クロール リクエストは 1 日に 2 件まで送信できます。

以下がスクリーンショットだ。(英語)
変更前
Ask Google to recrawl and reindex your URL(Before)

変更後
Ask Google to recrawl and reindex your URL(After)
※日本語版は、SEO Japanコメント欄の中にある公式ドキュメントへのリンクよりご確認ください。

もう一度言うが、多くのSEO専門家はそこまでこの機能は使わないであろう。もし使うとしても、限られた一部であるであろう。XMLサイトマップと通常のクロール手法が、大量のコンテンツをGoogleにインデックスさせる最善の手法であるのだ。


この記事は、Search Engine Roundtableに掲載された「Google Drastically Changes Crawl Limits In Search Console」を翻訳した内容です。


執筆者のバリー氏はあまり使われないと言っていますが、ページを更新してインデックスさせたい時や、スマホからの見え方を確認したい時は重宝する機能ですよね。日本語版のGoogleの公式のドキュメントはこちらから確認できます。
またサーチコンソールの使い方については「【保存版】Google Search Console(サーチコンソール)を使って、サイトを改善するためのガイドをご覧下さい。」
— SEO Japan

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SEO Japan

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