Google ではこうしたハッキングされたサイトの復旧をより簡単にできるよう、スムーズなクリーンアップ プロセスをサポートする取り組みを進めてきました。たとえば、サイトで使用しているソフトウェアが古い場合は ウェブマスターにお知らせ しています。また、ハッキングされたサイトの復旧方法について情報をまとめたポータル サイト を作成し、復旧プロセスの各手順を説明した詳しい記事や動画を掲載しています。
そして今回、「セキュリティの問題」という新機能をウェブマスター ツールで公開しました。
確認済みのサイト所有者 は、この新機能で次の操作が可能になります。
- サイト上のセキュリティの問題について詳細な情報を 1 か所で確認できます。
- 詳細なコード スニペットで問題をより早く特定できます。
- 簡素化された新しいプロセスにより、セキュリティに関するすべての問題について審査を一度にリクエストできます。
サイト上のセキュリティの問題について詳細情報を 1 か所で確認
サイトがハッキングされ、スパム コンテンツやマルウェアが挿入されている可能性があることが検出されると、[セキュリティの問題] ページ 1 か所にすべての情報が表示され、簡単に問題を把握できるようになりました。以前、ウェブマスター ツールの [マルウェア] セクションに表示されていた情報や、ハッカーが挿入したスパム コンテンツに関する新しい情報は、この [セキュリティの問題] ページに表示されます。[セキュリティの問題] のメイン ページには、ハッキングのタイプ、サンプル URL(可能な場合)、Google が最後に問題を検出した日付が表示されます。詳細なコード スニペットで問題をより早く特定
可能な場合はいつでも、ハッキングされた URL から 悪質な HTML/JavaScript のコード スニペットを表示します。また、Google が特定したハッキング タイプから、クリーンアップするための推奨操作が一覧表示されます。すべての問題について審査を一度にリクエスト
再審査のリクエスト方法も簡単になりました。サイトをクリーンアップしてセキュリティ ホールを閉じたら、[セキュリティの問題] ページから直接ボタンをワン クリックするだけで、すべての問題について審査をリクエストできます。
詳しくは、内容がさらに充実した ハッキングされたサイトの復旧方法について情報をまとめたポータル サイト をご覧ください。新たに 22 言語に対応しています。皆様のご感想を、ウェブマスター ヘルプフォーラム にぜひお寄せください。