先週末の順位変動の原因は”ファントム・アップデート”によるものか?

パンダアップデートと共に少々更新が滞っていたSEO Japanですが、もちろん、関連性はありません(笑)。今回の記事は7月14日に起こったと思われる小規模な変動についてですが、”ファントム・アップデート”による可能性が疑われています。”ファントム・アップデート”について、記事中では、6月中旬のアップデートを指していますが、5月初旬のアップデートでも話題になりました。また、グレン氏の元記事では、調整が行われたと思われる他の日付も記載されているため、興味のある方はぜひ確認して下さい。– SEO Japan

先週末にGoogleがパンダアップデートの更新を行っていないと発言したことをこのブログで報じた。この話題は、多くのWebマスターが私にメールを送ったことに端を発していたが、メール内容の多くがパンダアップデートが行われたことを問うものだった。

SEO関連のフォーラムは静かなものであったが、私のメールボックスはそうではなかった。どちらにせよ、Googleはパンダアップデートの更新ではないとしており、次回のアップデートに取り組んでいる最中だと思われる。

そんな中、グレン・ゲイブ氏が今回の変動をファントム・アップデートによる小規模な変動だとする記事を公表している。皆さんはファントム・アップデートをご存知だろうか?ファントム・アップデートとは、6月16日に行われたGoogleのアップデートであり、グレン・ゲイブ氏が名づけたアップデートだ。Googleは、当初アップデート自体を否定していたが、後に検索アルゴリズムの核となる部分のアップデートであったことを認めている。

グレン氏のデータによると、検索アルゴリズムの核となる部分に調整が入った形跡があるという。そして、それがGoogleがアップデートを認めていない理由であり、また、多くの人々が気づいていない理由でもあるという。

下記に、グレン氏のクライアントのデータを記載する。

繰り返しになるが、フォーラムではこの件に関しての話題は大きくないが、私とグレン氏のメールボックスは同じ状況ではない。グレン氏は7月14日に起こった変動について、非常に優れた記事を掲載しており、その記事の中で関連性を指摘している。

個人的に、何かを結論付けることはできておらず、Googleがこの件について何かを認めているわけではない。しかし、グレン氏のデータが非常に興味深いことは間違いないだろう。

この件に関してのフォーラムはこちら。


この記事は、Search Engine Roundtableに掲載された「Was That A Google Phantom Update Last Week?」を翻訳した内容です。

多くの期待(?)に応えることなく、パンダアップデートの更新はどんどん延期されています。技術的な問題が延期の原因になっているなどの話題もありましたが、その度にGoogleは”間もなく”の更新を示唆しています。ペンギンアップデートやモバイルアップデートの更新も控えている状況のため、気になる方も多くいると思いますが、アップデートよりも大事なことは怠らないでおきたいものです。

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SEO Japan

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