今週の3分で読めるウェブマーケニュースでは、・世界中に広まったツイート、・ソーシャルを活用するブランドの見本、・TwitterとGoogleのデータおよび計測の進化、・Facebookを介して友達を見つける機能、・企業をいいね!すると訴えられなくなる、・ブランド同士の喧嘩のメリットとデメリット、・次にブレイクするソーシャルプラットフォーム、・オーディオの台頭等の話題を伝える。
それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える関連するリンクをまとめて紹介していく。
毎週、経営者の方々が、最新の変化、報道する価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。
他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。
インダストリー
- 航空会社、そして、ソーシャルメディアにとって、今週は散々な一週間であった:
- まず、アメリカン航空は、テロリストから脅迫を受けたものの、後に14歳のオランダ人の少女による悪戯であることが判明した。その後、この少女は逮捕されたが、模倣する行為が相次いでいる(Deadspin and CNN)。
- 続いて、@USAirwaysは、ポルノ画像をツイートし、後にウェブで徹底的に冷やかされ、管理体制を疑問視される目に遭った。どうやら、管理する人物が、フラグを立てられた画像へのリンクを、誤って顧客へ返信するツイートに掲載したことが原因のようだ。ちなみに担当者が解雇されることはない(MashableとCNN Money)。
誰がこの男を@USAirwaysのTwitterを担当者に任命したんだ? pic.twitter.com/azXBUQtdJy
— Jon Eiseman(@Jon_Eiseman)2014年4月14日
- Fordは様々なプラットフォームを盛り込んだ強力ソーシャル戦略を利用していると評価された(Econsultancy)。
- 驚くようなことではないが、ソーシャルネットワークのやり取りの大半は、モバイルデバイスで行われている(comScore)。
プラットフォーム
- Gnipを買収したTwitterは、提供するデータの高度化に真剣に取り組み始めているようだ(Twitterブログとre/code)。
- Twitterはデザイン変更を続けており、ユーザーが没頭するサイトを作ろうとしている — Twitterのアカウントの44%がツイートを一度も送信していない事実が、Twitterを悩ませている(WSJ Digits)。
- Googleは+Post Adsの利用を拡大し、Google+のコンテンツをディスプレイ広告に変換するサービスを始めた。この機能は、1000名以上のフォロワーを持つページに限られ、ブランドは、共有エンドースメントを選び、オーディエンスにとって適切なアイテムを用いる必要がある(The Next Web)。
- Facebookはニュースフィード内のスパムの取り締まりを行っている。リンクベイトとスパムリンクを削除し、繰り返し投稿されるコンテンツを減らす対策が行われている(Facebook)。
- ユーザーが、現実の世界でつながることが出来るように、FacebookはNearby Friendsと呼ばれるオプションの機能を立ち上げようとしている(TechCrunch)。
- iOSとアンドロイド向けのFlickrのモバイルアプリがアップデートされ、Instagramを追う態勢に入った(The Verge)。
計測/基準/ビッグデータ
- Googleは、Acxiomを使って、オンライン広告が実際の店舗での購入に与える影響を計測している(WSJ Digits)。
法律/人事
- ドラッグストアのDuane Readeは訴訟問題に対処しなければならないようだ。同社が、女優のキャサリン・ハイグルが、まるで同社を支持しているような写真をTwitterに投稿したためだ。個人やメディアが、このような公開されている写真を利用する行為は、許容されると見られているものの、企業の場合は異なる — 営利目的のプロモーションだと見られるためだ(LinkedIn)。
- General Millsは、今後、流行りそうな取り組みを率先して行っている — 同社は、サイトの利用規約に、Facebookで同社をいいね!した場合、訴える権利を失う点を警告する文言を加えたのだ(New York Times)。
コンテンツ
- 企業同士が喧嘩を始める行為には、メリットとデメリットがある(Contently)。
- Red Bull、General Electric、そして、Intelは、ブランド独自のコンテンツで大きな成功を収めている。その理由がこの記事に綴られている(CMO.com)。
- 読者を増やす個性的な方法を紹介しよう: Quartzがニュースレターに対して実施したように、プロセスを簡素化すると良い(Nieman Journalism Labs)。
- 新世紀世代は、ユーザーが作成したコンテンツを好む。事実、その他のメディアと比べ、50%以上信頼している(Mashable)
- メッセージを広めるコンテンツ配信プラットフォームは、多数存在する。この判断基準を参考にすると良いだろう(Contently)。
ブックマークする、後で読む、視聴するアイテム
- 次にブレイクするソーシャルネットワークを知りたいだろうか?残念ながら、新たにブレイクするソーシャルネットワークは存在しない。チャットアプリ、匿名プラットフォーム、そして、メディアに特化したサービスによって、分裂が生じているためだ(SHIFT Communications)。
- 自然な企業のコンテンツを犠牲にして、より多くの個人のコンテンツをニュースフィードに流すFacebookの決断に対する議論が、ヒートアップしている。最近では、Facebookはいい人を気取っていると表現する意見もある(Contently)。
- BuzzFeedは、Social Tune In ProgramをIFCとBravoにデビューさせ、ソーシャルTVを現実にしつつある。BuzzFeed Blockは、BuzzFeed独自のコンテンツ、このプログラム限定のスタイル、そして、オンラインのコンテンツを含む総合的なプログラムである。BuzzFeed Blockは、ソーシャルTVの大半が、同期していない点を認識している(BuzzFeed)。
- 24時間体制で対応可能な従業員を用意する取り組みは、賢明な戦略なのだろうか?(Bertrand Duperrin’s Notepad)
- 今後は、オーディオから目が離せなくなりそうだ。
- 米国とカナダの毎週のラジオの利用はデジタルを介して行われおり、モバイルラジオアプリは、前年比で50%増加している(Marketing Charts)。
- 装着可能テクノロジーが好きなら、オーディオデバイス、別名「ヒアラブル」に注目するべきだ(PSFK)。
- エリック・クァルマン氏(@equalman)は2014年版ソーシャルノミクス動画をアップデートした。現在のデジタル/ソーシャル世界の状況を示す素晴らしいスタッツが多数紹介されている。
この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital – 4/17/2014」を翻訳した内容です。