スティーブ・ジョブズがどんなに素晴らしく、彼がいかにして最高のもの以外は決して妥協しなかったか、というような与太話をデザイナーが話すのが私は大嫌いだ。確かに、それは真実だ。しかし、1980年以降ずっと彼の会社は公開会社であり、何十億ドルも持っており、何千もの驚くほど才能のある人たちをチームに抱えていたのだ。
以下は、IPOの前、それが創設者と最初の製品だけだった一番初めの頃の話だ:
Appleの最初の製品、The Apple Iは組み立て済みのサーキットボードとして販売され、キーボードやモニター-やケースのような基本的な機能はなかった。このユニットの所有者はそれにキーボードと木製のケースを自ら追加した。
それはマザーボードだったのだ。コンピューターでさえなくて、単なるマザーボードだ。
私たちがゼロから何かを始めようとする時には、何もないところからスタートしなければならないし、最初の製品は恐らく最低である、ということを覚えておくことが大切だと思う。あなたが本当に作りたかったものが、オールアルミニウム製のRatinaディスプレイ付きMacbook Airだった時、それはマザーボードになるのだ。
それでも、あなたはどこかから始めなければならない。
この記事は、@andrewchenに掲載された「Apple’s Minimum Viable Product」を翻訳した内容です。