今週の3分で読めるウェブマーケニュースでは、・Amazonが電話を超える電話をリリース、・大きなエージェンシーの価値を疑問視するブランドが増加中、・Facebookが広告の選択をユーザーに任せる、・Twitterが運命を左右する決定を下す、・Tumblrの広告がYahoo!に登場、・将来の鍵を握るPRテクノロジー、・マーケティングの間違いを証明する2つのデータ、・消費者に適切にサービスを提供するために必要な変化等の話題を伝える。
それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。
毎週、経営者の方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。
他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。
インダストリー
- 今週の最大のニュースは、AmazonがFire Phoneをリリースした件だ。この製品を詳しく調べたMG シーグラー氏は、Fire Phoneは単なるスマートフォンではなく、このデバイスの最大の見所はスマートカメラだと断言している(Medium)。
- Wikipediaは、 非公開編集に関する規則を強化した。評判管理をビジネスとして運営しているなら、Wikipediaの編集を重要な取り組みの一部にする必要がある(WSJ Digits & Holtz.com)。
- コミュニケーションのテクノロジーが進化するにつれ、小規模なエージェンシーの能力を好み、大きなエージェンシーや持ち株会社の価値を疑問視する企業が増え始めている(Holmes Report)。
プラットフォーム
- Facebookは、広告に関する発言を促すことで、ユーザーに権限を与え、広告を改善する取り組みを行う(Facebook)。
- 当然、良い広告には見返りが与えられる。それでは、その結果、企業にはどのような影響が生じるのだろうか(Digiday)?
- 優れたFacebookページを作る25点のアドバイスを参考にすると良いだろう(Socially Stacked)。
- 先日行われた調査の結果が、Facebookでオーガニックリーチが急激に低下していることが判明した(Contently)。
- Twitterは、Twitterのサイト、iOS、そして、アンドロイドで、GIFアニメに対応した。予想通りの展開である(The Next Web)。
- Twitterでフォローしている人物が、プロフィールの写真や経歴情報を変更した際に通知するストーカーのようなサービス、Bio Is Changedが登場した(re/code)。
- ソーシャル TV化を強化するため、TwitterはSnappyTVを買収した。SnappyTVは、番組のビデオクリップを共有するサービスである(Twitter ブログ)。
計測/基準/ビッグデータ
- データ、パフォーマンスのスタッツ、そして、ROIの需要が高まり、PRテクノロジーが今後求められるようになる(Mashable)。
- ただし、数字を追求するだけでは不十分である。今後も編集上の判断は求められる(Contently)。
- データと分析に関する選択肢は、多種多様に広がっており、総合的なアプローチを用いることで、マーケティング分析により成長がもたらされる(McKinsey)。
- Financial Timesは、計測基準として、CPMを利用することをしばらく回避するようだ(Contently)。
法律/人事
- 英国では、同国のスパイが、ソーシャルメディアのアクティビティを合法的に監視することが出来る(CNBC)。
コンテンツ
- 有益なコンテンツの最高の目安 — 意外なアイテムが挙げられている(SHIFT Communications)。
- コンテンツも重要だが、信頼と影響力と組み合わせると、大幅にパワーアップする(Spin Sucks)。
重要な記事、動画 & オーディオ
- 実に読み応えのある記事を紹介する: Facebookは、Facebookのアプリを遥かに超える計画を持っている。Facebookは電話を手に入れようとしている(Fast Company)。
- ミッチ・ジョエル氏は、現在のデジタルマーケティングの悪いところを指摘する2つのデータを考察している。ジョエル氏は、「ブランディングは、デジタルではうまくいかない」と結論づけている。 さらに、同氏は「広告とマーケティングを混合している。ウェブサイト、ソーシャルメディア、アプリ等をブランディングの体験の一環として重視していない。なぜ重視しないのだろうか?」と適切な主張を行っている(Twist Image)。
- さらに、この嘆きに呼応するかのように、「デジタルマーケティングを極める」の中で、マッキンゼーのデビッド・エデルマン氏が、デジタルマーケティング、および、消費者とより適切な交流を行うために必要な変化に関して、企業が誤解していることを説明している[下の動画を視聴ことが出来ないなら、リンクをクリックしよう](McKinsey)。
この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital 6/20 2014」を翻訳した内容です。