「Google四半期決算インタラクティブ・チャート」では、次の内容を四半期毎に時系列で比較して見ることができます。
- PL(損益計算)
- BS(バランスシート)
- GAAP(米国会計基準)ベースと非GAAPベースの営業利益・純利益
- TAC(トラフィック獲得コスト)
グラフにマウスオーバー(スマホの場合はタップ)すると、吹き出し表示で詳細な数値を見ることができます。PCでは、グラフ上部の各項目名をクリックすることで、見たい項目のみを表示させ比較することもできます。また、スマホで見る場合は、縦長の画面でも見やすいよう、縦方向の時系列グラフを表示しています。
時系列チャートで情報をに置き換え、項目の表示期間や表示制御を設定できるグラフを用いることで、通常の表形式の決算発表からは読み取りづらい事柄を発見することができます。
例えば、Googleの2015年Q1の決算発表を受けて、多くのメディアは「売上高は前年同期比12%増加」と報じました。これは、Google自身の決算発表サマリーを元にした報道ですが、時系列で見てみると、過去最高だった2014年Q4から2015年Q1にかけて、売上が下がっていることがわかります。とはいえ、全期間を通して見ると、全体を通して順調に成長していることが分かります。
インタラクティブなインフォグラフィック・チャートは、情報を見やすくするだけでなく、細かい情報分析にも役立ちます。Googleの決算発表を毎回チェックしている方も、企業としてのGoogleの数値成長に興味がなかった方も、是非ご覧ください!