レジャー予約サイト「アソビュー!」運営元が総額30億円のシリーズE調達、累計調達額約55億円に

レジャー予約サイト「アソビュー!」が総額30億円のシリーズE調達、累計調達額約55億円に

遊び・体験の予約サイト「アソビュー!」をはじめ、観光・レジャー産業向けSaaSなどを提供するアソビューは12月24日、シリーズEラウンドにおいて、総額30億円の資金調達を12月23日に完了したと発表した。引受先は、フィデリティ・インターナショナル、三井不動産とグローバル・ブレインが共同運営する「31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI事業」。累計調達額は約55億円となった。

調達した資金により、アソビュー!の認知拡大、観光・レジャー産業向けのバーティカルSaaSによるDX支援を実施する。またこれに伴う、プロダクト開発やインフラ面の整備、人材採用にあてる。

2011年3月設立のアソビューは、「アソビュー!」、大切な人に思い出を送る体験ギフト「アソビュー!ギフト」、レジャー観光・文化施設向けDXソリューション事業を提供。「生きるに、遊びを。」をミッションとし、「遊び」が衣食住に並ぶ人生を豊かに彩るものとして、ウェルビーイング(Well-Being)な社会の実現を目指している。

レジャー予約サイト「アソビュー!」運営のアソビューが総額約13億円を資金調達

レジャー予約サイト「アソビュー!」運営のアソビューが総額約13億円を資金調達

遊び・体験の予約サイト「アソビュー!」を運営するアソビューは12月8日、シリーズDでの第三者割当増資、および日本政策金融公庫からの融資により総額約13億円を調達したと発表した。

引受先は、経済産業省が監督する産業革新投資機構傘下のファンド運用会社JICベンチャー・グロース・インベストメンツ、ヤフーCVCのYJキャピタル、ALL-JAPAN観光立国ファンドを運営する地域創生ソリューション、奈良県・南都銀行の関連ファンドおよび金融機関系ベンチャーキャピタルである、新生企業投資、きらぼしキャピタル、三生キャピタル。

同社は2011年3月の創業以来、デジタル技術を駆使し、レジャー・観光施設やアクティビティ・体験事業者などレジャー施設のDXを推進。コロナ禍によるニューノーマルな時代において、その重要性は日増しに高まっていると指摘。

レジャー施設では、感染防止対策と通常営業を両立するため、敷地・時間あたりの入場人数の管理・制限が求められており、ソーシャルディスタンスを実現する手段として非接触決済・入場が必要とされる。また、売上・利益の影響を受ける中で、さらなる経営の効率化が急務となっているとした。

これらの課題を解決するため、同社は調達した資金を「レジャー・観光・文化施設向けDXソリューション」「アクティビティ・体験施設向けDXソリューション」の追加開発、営業・サポート体制の強化に積極的に投資する。

同社はこれからのニューノーマルな時代において、ひとりでも多くの人々におでかけや旅行などの「遊ぶ機会」を届けるべく、デジタル技術を駆使してレジャー産業の発展に貢献していく。

アソビュー!は、全国約7500店舗の事業者と提携、国内の遊び・体験プログラムを約460ジャンル・約2万2000プランを紹介しているレジャー予約サイト。

「パラグライダー」や「ラフティング」など地の利を活かしたアウトドアレジャー、「陶芸体験」「そば打ち体験」など地域に根ざす文化を活かした魅力的な体験、「遊園地」「水族館」などのレジャー施設、日帰り温泉などを紹介している。

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