クラウド受付システムRECEPTIONISTがクマヒラの入退室管理SPLATS PASSと連携、受付業務の効率化とセキュリティを両立

RECEPTIONIST(レセプショニスト)は2月21日、クラウド受付システム「RECEPTIONIST」がセキュリティ機器の開発・販売を行うクマヒラの入退室管理「SPLATS PASS」(スプラッツパス)とのサービス連携を開始すると発表した。RECEPTIONISTに登録されたゲストの来訪情報に沿った扉・セキュリティゲートの制御をSPLATS PASSで行えるようになり、受付業務の効率化とゲストの入退室におけるセキュリティの確保を同時に実現可能となった。

RECEPTIONISTは、取次をなくすことで受付の無人化や受付業務の効率化を実現するサービス。コロナ禍により受付を無人化する動きが広がっており、すでに5000社以上で採用されている。一方のクマヒラのSPLATS PASSは、インターネットを通じ入退室管理を行えるサービス。2021年4月より開始しており、2021年10月にはQRコードによる入退室にも対応した。

今回の連携により、RECEPTIONISTにゲスト来訪情報を登録すると、ゲストにQRコード付き招待メールが送付されてSPLATS PASSにも来訪情報が反映されるようになる。また、ゲストがQRコードを受付に設置された端末にかざしてチェックインすると、面会担当者に来客通知が送られる。さらにゲストは、チェックイン完了時に表示された扉やセキュリティゲートのSPLATS PASS デバイスに対してこのQRコードをかざすと、それら扉やセキュリティゲートを解錠できる。

これにより、許可されたエリアにゲスト自身で入退室ができるようになるため、担当者が送迎のためにエリア外まで出向く必要がなくなる。同時に、来訪記録が自動的にクラウドに保存されるため、来客簿への記録も不要となる。