MITの研究者のチームが持ち家のオーナーたちのために、個々の家電がどの位の電気を消費しているかを知りやすくするためのデバイスを開発した。IEEE Sensors Journalの最新号で発表された論文で概説されたガジェットは、電力線の上に結束して固定する単純な手順で導入することができる。
切手サイズのセンサーは自身でキャリブレーションを行い、チームによって開発されたソフトウェアを使って個々の家電をモニターし、例えば冷蔵庫が霜取り動作に入った、といった時間セグメントを分離することさえできる。
またこのデバイスはユーザーのプライバシー保護の増強や、大量の情報のやり取りで帯域幅が消費されてしまうことを防ぐことを意識して、クラウドベースのサーバーに最小限の依存をするだけだ。これは大企業によって提供されるものに比べ、目立った特徴である。
このプロダクトが商品化されるのか、またそれはいつ頃かについての明確な言葉はないが、MITはこのセンサーが商品化されるときのコストは35から30ドルの間だと見積もっている。
[原文へ]
(翻訳:Sako)