クラウド受付システム「RECEPTIONIST」を提供するRECEPTIONISTは1月5日、法人向け日程調整ツール「調整アポ」と、サイボウズの中堅・大規模組織向けグループウェア「サイボウズ Garoon」(ガルーン)のクラウド版との連携開始を発表した。
2021年2月にリリースされた調整アポは、ビジネスでの面談やウェブ会議、商談の日程調整を効率化するクラウドサービス。担当者の空いている日時だけを表示するURLを生成・送付し、クライアントに選んでもらうことで日程の調整が完了する。訪問時に受付を行なうためのQRコードやウェブ会議用URLの自動発行など、ビジネスシーンにおける管理業務を同時に自動化し、円滑なコミュニケーションをサポートする。
Garoonは、10名から数万名規模で利用できるスケーラビリティと使いやすさを両立した中堅・大規模組織向けグループウェア。スケジュール管理、掲示板、電子会議室や社内メールのコミュニケーションツールなど、組織の情報共有に欠かせない機能がワンパッケージに集約されている。日本語・英語・中国語に対応しているためグローバルなビジネスシーンでも利用でき、国内外6200社・290万人に導入されている。
調整アポとGaroonの連携では、「空いている日時の自動抽出」「商談日時を自動反映」「ウェブ会議用URLの自動発行」が可能になる。
- 「空いている日時の自動抽出」:Garoon上のスケジュールから空いている日時を抽出し、調整アポによる日程調整が行なわれる
- 「商談日時を自動反映」:確定した日時はGaroonに自動で反映される
- 「ウェブ会議用URLの自動発行」:ウェブ会議プラットフォームと連携する際には、日時の確定と同時にウェブ会議用のURLが発行される
これら連携によって、Garoonユーザーのスケジュール調整の効率化、メールの往復の負担・ダブルブッキングのリスクの軽減が実現される。
RECEPTIONISTは、より多くの企業の業務効率化を推進することを目的として、今回の連携に至ったという。今後はクラウド受付システムのRECEPTIONISTとの連携にも取り組み、より効率的なビジネスコミュニケーションの実現を目指したいとしている。