フェラーリは並ぶもののない電気自動車を作ろうとしている、Teslaの作る似たような車種も眼中にない。Fiat ChryslerのCEOであるSergio Marchionneは、Bloombergに対して、2019年の後半もしくは2020年に、その初めての電気スーパーカーであるSUVを発売する計画であると語った。
記事の中で、Marchionneは、TeslaとElon Muskに対して、その業績を讃えつつも、同時に他の自動車メーカーたちにも言及しながら「それは私たちにも可能なことだ」と賛辞の中で悔しさを滲ませた。彼は、その実現にはまだ少し時間がかかると語りつつも、まず最初にハイブリッドFerrariを出す準備は整いつつあると語り、そうなれば同社にとって電気自動車に進むのは「簡単」だと続けた。
電気Ferrariスーパーカーに関しては、実際のデータやコンセプトがどのようなものになるのかは、まだまだ初期段階である。しかしこの表明は、これまで純粋な電気自動車に対して冷笑的な態度をとってきたスーパーカーのメーカーでさえ、その駆動方式をロードマップ上に載せた明確なサインなのだ。
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(翻訳:sako)