ヤフーと三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMFG)は8月9日、包括的な業務提携に関する契約を締結したと発表した。
両社は今後、ノウハウやリソースを活用した商品やサービスの展開、新たなビジネスモデルの創出などの幅広い連携を行うという。
また、ヤフーとSMFGは2017年9月以降に新たな合弁会社を設立する予定だ。
TechCrunch Japanがヤフー広報部に取材したところ、新会社の持ち分比率は、ヤフーが51%、SMFGが49%となる。また、この新会社の主な業務は、「Fintech(金融)分野のアプリやサービスの開発」と、データ分析、デジタルマーケティングだという。
ヤフーとSMFGといえば、ヤフーによるジャパンネット銀行の連結子会社化のニュースも記憶に新しい。
ジャパンネット銀行は、ヤフーとSMFG傘下の三井住友銀行が41.16%ずつ出資する両社の持分法適用会社。10月に開催するジャパンネット銀行の臨時株主総会を経て、ヤフーの連結子会社化にする予定となっている(その後も、それぞれ出資比率と、ジャパンネット銀行がヤフーと三井住友銀行の持分法適用会社であることに変更はない)。