誰かと会おうとして目的地に向かっているときに、相手に自分の現在地と到着予想時刻(ETA)を知らせる方法は色々ある。たとえば、WhatsApp、Messenger、LINE、iMessageなどのチャットアプリは、位置情報共有機能を提供する。一方、WazeやCityMapperなどのナビゲーションアプリやUberのようなライドシェアリングアプリは、リアルタイムにETAを更新してくれる機能を提供してくれる。さて、ついにGoogle Map自身のETA共有機能が、やっとiOSにも登場した。同社によれば、昨年Android向けにリリースされていた同機能に、いくつかの追加も行われているという。
Google Mapが独自の位置情報とETA共有機能を取り入れたのは2017年5月のことだった。
アプリのメインナビゲーションバーの「現在地の共有」オプションから、自分の位置を、どのくらいの時間、誰と共有するかを選ぶことができる。共有する相手はよく使う連絡先や、名前、電話番号、またはメールアドレスを使って連絡帳から検索することができる。
次に、ナビゲーション画面から「移動状況を共有」という別のオプションを使用すると、移動を開始する際に他のユーザーと、ETAをリアルタイムで共有することができる。
本日Googleは、このETA機能をiOSのGoogle Mapにも導入した。
それを試すには、ナビゲーションの開始後にマップ下部のメニューを引き出して「移動状況を共有」メニューをタップする。これにより、リアルタイム位置、ルート、ETAをお気に入りの連絡先と共有することができるようになる。
しかし本日リリースされたこの機能は、Messenger、WhatsApp、そしてLINEなどのサードパーティのアプリケーション間でも共有できるように改善されている。これにより、既に進行中のテキストメッセージスレッドやグループチャットの中に、簡単に組み込むことができる。
この機能は、ドライブ、歩行、そしてサイクリングのナビゲーションに役立つとGoogleは述べている。現在この機能はiOSとAndroidで利用できる。
(日本版:本機能は最新版のGoogle Mapsを利用すれば日本でも使うことができる)
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(翻訳:sako)