関西圏12大学の頂点を決めるピッチコンテスト「KANSAI STUDENTS PITCH Grand Prix 2022」が2月22日オンライン開催

大阪産業局は2月1日、イノベーション人材の育成に取り組む関西圏の12大学からの推薦チームによるピッチコンテスト「KANSAI STUDENTS PITCH Grand Prix 2022」をオンライン開催(YouTube配信)すると発表した。主催はKANSAI STUDENTS PITCH Grand Prix 連絡協議会と京阪神スタートアップ アカデミア・コアリション。

開催日時は2月22日12時30分から17時10分まで(予定)。参加費は無料。観覧を希望する場合は、「【#KSPGP】KANSAI STUDENTS PITCH Grand Prix 2022【オンライン学生ピッチイベント」より登録する必要がある。

KANSAI STUDENTS PITCH Grand Prixは、2017年度からスタートし今回で5回目の開催となるピッチコンテスト。大学の授業やプログラムで自分のピッチを磨いてきた学生が集まり切磋琢磨することで、関西のイノベーションエコシステムの土台作りを目指している。参加者はそれぞれピッチ5分と質疑7分の時間でアピールする。

参加する大学は、大阪大学、大阪工業大学、大阪府立大学、関西大学、関西学院大学、京都大学、近畿大学、同志社大学、奈良先端科学技術大学院大学、兵庫県立大学、立命館大学、龍谷大学の12大学。

このほか、同イベントの過去の最優秀受賞者によるトークセッションを実施。最優秀受賞前後での変化や今後のキャリアについて、等身大の話を公開予定という。

・過去最優秀受賞者トークセッション登壇者
2019年最優秀受賞者 丸本瑞葉氏 SciEmo代表取締役(京都大学出身)
2020年最優秀受賞者 島藤安奈氏 ニューラルポート代表取締役(大阪大学)
2021最優秀受賞者 切田澄礼氏 GRow代表取締役(奈良先端科学技術 大学院大学)

主催の京阪神スタートアップアカデミア・コアリションは、関西地域15大学、産業界、金融界、官公庁から41機関が参画した、大学発新産業創出プログラムにおける採択事業。大学から生まれる優れた技術シーズの実用化や、アントレプレナーシップを備えた人材育成を支援することで、コロナ後の社会変革や社会課題解決につながるスタートアップが持続的に創出される体制構築を目指している。

関西在住のU25学生・起業家対象に「スタートアップ・イニシャルプログラムOSAKA(SIO) 連続講座」が受講者を募集開始

関西在住のU25学生・起業家対象に「スタートアップ・イニシャルプログラムOSAKA(SIO) 連続講座」が受講者を募集開始

公益財団法人大阪産業局は8月10日、参加費無料の「スタートアップ・イニシャルプログラムOSAKA(SIO) 連続講座編」の受講者募集を開始した。同プログラムは、起業する際に知っておく必要がある基礎知識などを体系的に学べるという連続講座。ビジネスアイデアを持つ25歳以下の学生または若手起業家が起業に必須の知識を身に付け「知っていたら避けられる失敗」を回避し、よりスムーズに起業を進められることを目的としている。

また今回は、プログラムの中でブラッシュアップしたビジネスアイデアについて受講生が発表するピッチコンテストを開く予定。コンテスト前には、毎日放送(MBS)現役アナウンサーによるプレゼン講座「資料に頼らず話し方のみで伝えたいことを伝える」を実施し、短時間で自分の事業を説明するというスタートアップにとって重要なスキルを身に付けられるようにする。

同プログラムの対象は、関西在住で、25歳以下の学生や若手起業家、またスタートアップビジネスでの起業をめざしている者。参加条件は、社会課題をはじめとする世の中の未解決の課題を市場・ニーズと捉え、ビジネスとしてこれらの解決を目指すアイデアがあること。エントリー締め切りは9月17日18時。プログラム開催日時は、2021年10月5日~11月27日。2022年度以降も、SIOアクセラレーションなどの他プログラムにつなぐことで起業に向けた切れ目のないサポートを継続し、関西のスタートアップ創出拡大に貢献する。

なお同プログラムでは、スタートアップの定義として、創造的イノベーションにより革新的なビジネスモデルを作り、成長を目指していることとしており、個人経営・家族経営などのスモールビジネスの創業や、既存市場に参入するビジネスの創業・起業とは区別するとしている。

募集要項

  • 開催日時:2021年10月5日~11月27日
  • 開催場所:講座・ワークショップは原則オンラインで実施。成果発表会はMBS本社1階「ちゃやまちプラザ」(大阪市北区茶屋町17番1号)
  • 定員:20名(応募者多数の場合は抽選)
  • 対象:関西在住、スタートアップビジネスでの起業を目指している者、25歳以下の学生または若手起業家
  • 参加条件:社会課題をはじめとする世の中の未解決の課題を市場・ニーズと捉え、ビジネスとしてこれらの解決を目指すアイデアがあること
  • 申込締切日:2021年9月17日18時まで
  • 結果通知日:2021年9月24日
  • 参加費:無料
  • 応募方法:「SIO連続講座 申込みフォーム」で必要事項を入力しエントリーする。入力したメールアドレス宛てに、事務局からエントリーシートのダウンロードURLが届くので、これに記入し事務局にメールで送付

プログラムスケジュール(全7回)

  • 第1回:講座(1)「事業作り基礎講座」「起業家マインド醸成講座」
  • 第2回:ワークショップ(1)
  • 第3回:講座(2)「ファイナンス戦略基礎講座」
  • 第4回:ワークショップ(2)
  • 第5回:ワークショップ(3)
  • 第6回:プレゼンテーション講座
  • 第7回:成果発表会(ピッチコンテスト)

大阪では、関係機関が一体となって、オール大阪で起業家を生み育てる環境を整備するとともに、スタートアップ・エコシステムの構築・拠点形成に取り組んでいるという。その一環として、大阪・関西でのスタートアップ・エコシステム構築と将来の大阪発のロールモデルとなる企業の発掘・成長支援のため、2019年(令和元年)にSIOをスタートさせた。新たな価値を自ら創出する、初期段階のスタートアップおよび起業前後の方を対象とし、連続講座やアクセラレータープログラム、イベントなど事業立上げ時に必要とされる専門的な支援プログラムを実施している。

アクセラレータープログラムに参加したスタートアップの以後の成果としては、事業会社との連携・協業が23件、資金調達が4件、チーム増強・人材採用につながったものが6社、次の成長段階のプログラムやコンテストなどの採択・受賞5社といった実績が上がっているという(2019年実績)。

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カテゴリー:パブリック / ダイバーシティ
タグ:アクセラレータープログラム(用語)大阪産業局(組織)日本(国・地域)