Bang & Olufsen、1000ドルのストリーミングシステム「Essence」を発表

Bang & Olufsenの最新家庭用ガジェットは、音楽のコントロールを電灯スイッチを入れるのと同じくらい簡単にすることを目指している。実際同社は、この1000ドルのEssenceシステムをふつうの照明スイッチのそばに設置して欲しいと思っている。決してNestのサーモスタットではない。

Essenceは2つの部分から成る。丸いアルミニウム製コントローラーは壁に埋め込むかテーブルの上に置く。このユニットは音楽をコントロールする他、標準的なタッチスクリーンコントロール機能を持ち、モーションセンサーも備えている。B&O Essenceが設置された部屋に入ると、ボン・アイヴァーの再生が始まる。部屋を出ると、音楽はフェードアウトする。

もう一つの部品は、ストリーミングデバイス本体で、B&Oはこれをクローゼットにしまっておくことを想定している。通信はすべてワイヤレスで行われ、AirPlayストリーミング、DLNAストリーミング、Spotify Connect、QPlay、および世界中の無数のインターネットラジオ局をサポートしている。

B&Oは、混み合った市場に参入することになるが、同時にワイヤレスストリーミングの概念を飛躍的に高級志向にしようとしている。材料の品質から設置に関わる高額な費用にいたるまで、EssenceのターゲットはBoseやSonosとは明らかに異なる。システム全体の価格は995ドルで、追加のコントロールユニットは各200ドル。B&Oは、Essenceを今春出荷する予定だ。







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(翻訳:Nob Takahashi / facebook