ウェブ招待状システムを手がけるcanonicaは5月19日、ウェディングプロデュースを提供するNOVICと提携し、ブライダル事業者向けウェブ招待状システム「Weddingday for Biz」を提供、また運用のサポートを開始したと発表した。
canonicaが個人向けに展開しているウェブ招待状システム「Weddingday」(ウェディングデイ)は、結婚式の案内を招待客へLINEやSNSで送付でき、また作成から出欠管理までをスマートフォンだけで行えるオンラインサービス。
コロナ禍の長期化により、結婚式の日程延期のたびにゲストに出欠確認をしなくてはならないことから、コストや手間の負担に悩む新郎新婦が多く、2021年3月現在累計利用者数が約700万人に達しているという。
Weddingday for Bizは、そのシステムをブライダル事業者向けに展開したもの。ブライダル業界大手のテイクアンドギヴ・ニーズをはじめ、すでに導入施設数が200を突破しているそうだ。ブライダル事業者が同システムを導入することで、顧客側がウェブでの招待を検討したりといった持ち込みを防ぎ、招待状の売上向上が見込めるという。
また、ゲストが入力した名前・住所・出欠などの情報が新郎新婦とリアルタイムで共有でき、データがダウンロードできるなど結婚式準備が効率的されるとした。さらに、ゲストが祝儀・会費をクレジットカードで支払える祝儀・会費の事前決済機能も提供している。
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