外は寒いよ、とスマホで教えてくれる超小型センサー、Climeが予約受付開始


数ヵ月前、私が最初にClimeを紹介した時、それはまだ3Dプリントされた小さな塊りでしかなかった。

つまるところ、これは小さな室内/室外温度計である。どこにでも置いておけば、モバイル端末から温度をチェックできる。似たようなもの ― かつては “weather thermometer”[天気温度計]等とと呼ばれていた ― を持っている人がいるかもしれないが、以前のシステムはずっとレスポンスが悪く、ずっと大きかった。

Climeの作者たちは、現在クラウドファンディングを募っていて、5万ドルを目標にしている。

Bart ZimnyとAndrzej Pawlikowskiが作ったこのデバイスは、ゴムを纏った発信機だ。前にも書いたように、どこでも測定したい場所に ― 窓枠や誰もいない部屋や薄気味悪い地下室 ― 設置しておけば、あとはこの機械がやってくれる。目標は、センサーを基盤とする安価なホームオートメーションシステムを作ることだ。

いずれは、温度調節機との接続や実際に外が寒いのはいつかを教えてくれる通知システム等の機能を追加する計画だ。出荷は2015年初めの予定。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


気候〜環境データを何でも送信する飴玉サイズの超小型センサ集合+送信機Clime

小さな環境センサを、誰が何のために使うのだろう。まだよく分からないが、Climeが作っているのはそれだ。 小さな飴ぐらいの大きさにまとめたセンサの集合+送信機が、現在の気温などを無線で携帯などに送信する。今後センサの種類を増やしていけば、いろんなおもしろいデータを送れるようになる。

Bart ZimnyとAndrzej Pawlikowskiが作ったこのデバイスは、要するにゴムで包んだ送信機だ。窓枠でも、無人の部屋でも、幽霊が出そうな地下室でも、どこにでも置いておける。あとのことはすべて、センサがやってくれる。目標は、これらのセンサを使って低コストなホームオートメーションシステムを作ることだ。

“作りたいのは大衆向けの製品だ。新しいものなら何でも買うギークが対象ではない”、とZimnyは言う。二人の作者は共にプロダクトデザイナーで、3Dプリントの仕事をこれまでしていた。この小型センサ/送信機は、彼らの最初の製品だ。

このセンサが今測れるのは、湿度、温度、明るさ、そして動きだ。CO2と圧力と色も今後加える予定だ。発売予定は10月で、値段は未定だが彼らのサイトで予約できる。

さらに将来は、このセンサに管理される何らかの実動システムを作るためのアクチュエータ各種と、いくつかの応用システム(電源on/offなど)も作るつもりだ。たしかに、いろんな実動システムが提供されるようになれば、多様な機能を持つホームオートメーションの構築が、しろうとにも簡単にできるようになる。この飴玉が送ってくるデータを、スマホで見ているだけでも、楽しいだろうけど。

ご両人の資金的な現状は、これまでのところ、自己資本のみ、である。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))