数ヵ月前、私が最初にClimeを紹介した時、それはまだ3Dプリントされた小さな塊りでしかなかった。
つまるところ、これは小さな室内/室外温度計である。どこにでも置いておけば、モバイル端末から温度をチェックできる。似たようなもの ― かつては “weather thermometer”[天気温度計]等とと呼ばれていた ― を持っている人がいるかもしれないが、以前のシステムはずっとレスポンスが悪く、ずっと大きかった。
Climeの作者たちは、現在クラウドファンディングを募っていて、5万ドルを目標にしている。
Bart ZimnyとAndrzej Pawlikowskiが作ったこのデバイスは、ゴムを纏った発信機だ。前にも書いたように、どこでも測定したい場所に ― 窓枠や誰もいない部屋や薄気味悪い地下室 ― 設置しておけば、あとはこの機械がやってくれる。目標は、センサーを基盤とする安価なホームオートメーションシステムを作ることだ。
いずれは、温度調節機との接続や実際に外が寒いのはいつかを教えてくれる通知システム等の機能を追加する計画だ。出荷は2015年初めの予定。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)