Connected Cannabis Co.は2009年に設立され、その後にデザイナーズカンナビスのリーディングカンパニーとして成長してきた。そして米国時間4月14日に同社は、3000万ドル(約33億円)の負債および株式による資金調達を発表した。Connected Cannabisは2019年にシリーズAで2500万ドル(約27億円)を調達しており、今回のラウンドはNavy CapitalやOne Tower Groupなどの既存の投資家が主導し、Bryant Park Capitalの系列会社であるEmerald Park CapitalとPresidio View Capitalも参加した。
Connected Cannabisは現在、カリフォルニア州とアリゾナ州で栽培施設と小売施設を運営している。そして今回の追加の資金調達により、他の地域にも拡大していく予定だ。同社によると、ネバダ州やミシガン州などの大麻の文化が強く、成長が期待できる州に注力する計画だという。
「Emerald Park CapitalとPresidioをConnectedのファミリーに加え、創業当初から当社のミッションを支えてくれた長期的なパートナーを歓迎します」と、Connected CannabisのSam Ghods(サム・ゴーズ)CEOは語る。「私たちはクラス最高の新しい遺伝学を開発し、最高品質の花を生産することで、目覚ましい成長と揺るぎない顧客ロイヤルティを獲得しました。私たちが初日から誇りに思ってきたこのコミットメントと品質は、他の州に進出しても変わらないでしょう。当社の真の製品とブランドを新しい市場の消費者に提供できることを、楽しみにしています。これは、事業拡大を検討する際の最優先事項です」。
Connected Cannabisは特定の地域以外への事業拡大に先駆けて資金調達を行う、増えつつある大麻に特化した企業の中の1社だ。米国で大麻を合法化する州が増えるにつれて、より多くの企業が事業拡大の選択肢を模索している。しかし連邦政府の規制が厳しいため、Connected Cannabisのような大麻栽培企業はプロセスを遅らせ、異なる州で事業を展開することになる。州によって規制が異なり、連邦法では州間取引が禁止されているためだ。
大麻の栽培は簡単だ。そして丈夫で心が広く、寛大だ。しかし大麻を大規模に栽培することは、決して容易なことではない。だからこそConnected Cannabisは、国内での成長を促すために追加の資金を調達したのだ。
カテゴリー:パブリック / ダイバーシティ
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(文:Matt Burns、翻訳:塚本直樹 / Twitter)