Oculusは先週、最初の世代のデベロッパー向けRiftの販売を中止したのに続いて、第二世代のRiftキットを発表した。価格は350ドルで、機能は大きく向上している。新バージョンはOculuのサイトで現在予約受け付け中だ。ベースになったのは今年のCESで発表されたCrysta lCoveプロトタイプ。
このバージョンでは奥行センサー・カメラが追加され、現実世界での装着者の運動をゲーム内でよりリアルにレンダリングできるようになった。解像度は両眼それぞれ960×1080のHDだ。また筐体デザインも洗練され、赤外線センサー、電源ボタンは目立たないように装備されている。また接続は単一ケーブルが用いられ、先端でUSBとHDMIプラグに分岐する。
われわれの姉妹ブログのEngadgetが取材したビデオを下にエンベッドした。
DK2と呼ばれるこのデベロッパー向けOculusキットは、前バージョンが売り切れになったことから登場が予期されていた。Oculusにとって一般発売前にできるかぎり多くのソフトウェアを揃えておくことが重要なのは言うまでもない。
消費者向けリリースの時期についてはまだ発表がないが、DK2の出荷は6月に開始予定だ。われわれのボスはTitanfalを試してみたときの凄さを熱く語り続けている。
今週は、ソニーがMorpheus PS4 VRヘッドセットを、スタートアップのSulonがCortex ARゲーム開発キットを発表するなどVRの話題が多い週だった。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)