GoogleのDaydream Viewが12月13日に国内発売。価格は1万2000円、すでに入荷待ち状態

eng-logo-2015GoogleがVRヘッドセット「Daydream View」を12月13日にGoogleストアで発売すると発表しました。価格は1万2000円(税込)。すでに予約が開始されていますが、初回分は売り切れたようで、現在は入荷時にメールで連絡がくるウェイティングリストへの登録ボタンが表示されています。

Daydream ViewはGoogleのVRプラットフォーム、Daydreamを利用するためのヘッドセットで専用のモーションコントローラーが付属します。

今回発売されるのは10月にPixel 2などと共に発表された第2世代モデル。第1世代と比べ、視野角が約10度広くなり、装着感も改良。スマートフォンを組み込むフラップ部分が放熱構造になるなどの改良が加えられています。

GoogleのスマホVRゴーグル DayDream Viewに新モデル、視野角が拡大。日本でも販売予定

海外ではフォグ、チャコール、コーラルの3色展開されていますが、残念ながら国内では濃いグレーのチャコールのみ。

SamsungのGear VRなどとは違い、スマートフォンを接続する必要はなく、フラップ部分に挟んで利用します。原理的には段ボール製VRゴーグルのCardboardと同じです。ただし、利用するには対応したスマートフォンが必要です。


▲フラップ部分にスマートフォンを挟み込みます

国内で販売されている端末では、Galaxy S8/S8+、Note8、ZenFone AR、Axon 7、Moto Z/Z2が対応。今後発売予定のドコモのV30+、auのisai V30+も対応し、ドコモではV30+購入者全員にDaydream Viewをプレゼントするキャンペーンを実施予定とのことです。

VRは利用者以外、一緒にいる人には何が写っているのかわからず、体験の共有が難しいという問題がありますが、DaydreamではChromecastと連携し、TVに表示内容を映すことも可能。

対応コンテンツもグローバルで250を超えており、先日はVRシューティングゲーム「Rez Infinite」のDaydream対応版もリリースされています。

先にも書きましたが、すでにGoogleストアでは入荷待ちの状態。13時過ぎに確認した際は12月27日~31日の配送予定となっていました。このため、いまから年内に入手するのは難しいかもしれません。

Engadget 日本版からの転載。