IT業界の多様性と受容性に関する議論は消えていない。少なくとも私の目からは。今日(米国時間7/7)私は、Slackのエンジニア、Erica Bakerおよび元RedditのElle Paoと、多様性を推進する非営利団体、Project Include、および米国に存在する浸透性人種差別について話した
ここ数日の間に、アメリカで2人の黒人が警察に殺された。Alton SterlingとPhilando Castileだ。2つの殺人で浮き彫りになった〈浸透性人種差別〉は、多様性、受容性の基盤に関わる。よって、IT業界における多様性と受容性について話す時、われわれの社会全体で人種について何が起きているかを話さないわけにはいかない。
「黒人の殺人が話題になると、必ず意見が二分される」とBakerは私に言った。「黒人やその仲間たちは、殺人について、それがわれわれの社会に何を意味し、有色人、黒人にとって何を意味するかについて語り始める。一方で、他のITコミュニティーの人々は、くだらない、無意味な話題について話している。これではいけない。われわれは、そんな人々に気付かせる方法を見つける必要があるが、それがどんなものか私にはわからない。
同時に、TwitterやFacebookといったソーシャルプラットフォームで起きている恐ろしい出来事にまつわる多くの議論がある。
「そこから生まれるトラフィックは企業にとって重要だが、自分の会社の中でその問題に対応する方法を彼らは知らない」とPaoは言った。「プラットフォームで起きているのと同じことが、彼らの会社でも起きているのに」。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)