Googleは今日(米国時間5/23)、ストリートビュー・カーの小型バックパック版であるストリートビュー・トレッカー ― および水中ストリートビュー・カメラ ― をガラパゴス諸島に送り込んでおり、撮影した画像を今年中にGoogleマップに取り込む計画であることを発表した。同プロジェクトはチャールズ・ダーウィン財団、ガラパゴス国立公園局、および水中調査についてはCatlin Seaview Surveyの協力を得て行われた。
Googleによると、ストリートビューチームはガラパゴスで10日間を過ごし、パートナーらが選んだ10箇所で撮影した。道中撮影チームは「ゾウガメ、アオアシカツオドリたちとすれ違い、急な山道や熔岩地帯を通って活火山シエラネグラの噴火口にたどり着いた」とGoogleマップのプロジェクト責任者、Raleigh Seamsterは語った。
もちろんGoogleは、すでに世界中にこのトレッカーを持ち込んでおり、直近ではグランド・キャニオンでパノラマ写真9500枚分の画像を取り込んだほか、地元ハイカーにトレッカーを委ねてカナダの北極地区の画像を撮影したりしている。
しかし、プロジェクトの水中部分はさらに期待できるかもしれない。先週のI/OカンファレンスでGoogleが明らかにしたように、Catlin Seaview Surveyには現在4台の水中ストリートビュー・カメラがあり、ダイバーは1回の潜水で約2kmをカバーできる。
今回のガラパゴス探険では、地上と水中両方の画像を初めて同時に撮影した、とSeamsterが今日の発表で語った。
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(翻訳:Nob Takahashi)