SonyはPS4が依然好調で、これまでの売上が全世界で4000万台を超えた。それはもう、勝負がついたと言える数字かもしれない。VGChartzの非公式の推計によると、MicrosoftのXbox OneとNintendoのWiiUはそれぞれ、2099万台と1311万台だ。
PS4が3000万台に達したのは昨年の11月だったから、過去6か月で1000万台増えたことになる。2000万から3000万までの1000万増は8か月を要しているから、Sonyはますます快調だ。
Sonyによると、PS4の2013年11月の発売以来、ゲームの売上はダウンロードも合わせると2億7090万部あまりとなる。同機は北米地区で発売され、その後数週間でヨーロッパ、南米、オーストラリアと展開し、Sonyの拠点市場日本は2014年2月、中国は2015年3月となった。中国は、まだゲームの数(種類)が少ない。
Sony Interactive Entertainmentの社長兼グローバルCEO Andrew Houseが、こう声明している: “全世界のファンとパートナーのみなさまからの多大なるご支援を感謝申し上げる。みなさまのおかげで、このような短い期間で大きな成果を達成できた”。
Sonyは、PlayStation 4向けの開発を今でも続けている。
最近ではPCとMac用のリモートプレイが加わり、10月にはVRヘッドセット— PlayStation VR –が予定されている。それは、お値段が399ドルと競合製品に比べて安く、またハイエンドのPCを要しないところから、かなりの市場性が期待されている。それに加えて、Sony/PlayStationまわりの豊富なゲーム資産と、ゲーム業界との結びつきもあるから、コンテンツの面でも期待は大きい。
またSonyはNintendoに倣って、ゲーム専用機ゲームのモバイル化(iOS/Android)も計画している。