G SuiteがGoogle Workspaceにリブランド、チャットルームでドキュメント作成コラボも可能に

Google(グーグル)は、Gmail、Drive、Docs、Meetなどを含む企業向けのオンライン生産性とコラボレーションツールのセットであるG Suiteのリブランディングした。新しい名前は「Google Workspace」で、Googleは今年初めに新しいコラボレーションツールとGoogle Meetの統合サービスを発表したときに、すでにその名前をほのめかしていた。現在、これらの新しいツールはプレビューとして公開されているが、同社はサービスに新しい名前を付け、含まれるすべての生産性アプリの新しいロゴを導入することを決定した。

画像クレジット:Google

G Suiteは、同社の有料サービスのブランドとして、もともとは2016年にスタートしたものだ。米国時間10月6日の発表に先立って行われたプレスブリーフィングの中で、同社のJavier Soltero(ハビエル・ソルテロ)副社長兼GMは、「グーグルは、人々が使うサービスが人々が買うものと同じであることを保証したいと考えている」とコメントしている。

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「Google Workspaceを選択することで、グーグルとのブランド提携を得ることができるのは、我々にとって非常に重要なことです。これらの製品はグーグルのフラッグシップ製品であり、Workspaceを仕事を完了するために必要なすべてのツールを統合した製品として顧客に認識してもらいたいと考えている」と付け加えた。

しかし、ブランドよりもはるかに重要なのは同社が本日、G Suite Workplaceの新機能をいくつか発表したことだ。ほとんどは今夏に同社発表済みの、Meet、Chat、Roomsの統合だ。同社は現在、これらすべてのコラボレーションツールを自社のアプリケーションに統合しており、現在Gmailはこれらすべてが統合されたサービスとなっている。

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近日公開予定の新機能の中には、チャットルームでゲストと一緒にドキュメントを作成してコラボレーションする機能や、新しいタブで開かなくても度球面ント、シート、スライドでリンクされたファイルをプレビューできる機能がある。ドキュメントの中で誰かに@でメンションするとWorkplaceにもスマートチップがポップアップし、連絡先の詳細を表示したり、アクションを提案したりできる。

GmailとChatにはすでにピクチャー・イン・ピクチャーモードが搭載されており、これらのサービスではGoogle Meetのビデオ通話が可能だ。この機能は、Docs(ドキュメント)、Sheets(スプレッドシート)、Slides(スライド)にも今後数カ月のうちに展開される予定となっている。

料金はほとんど変わらないが、ネーミングは少し変化する。最も安いプランであるBusiness Starterは月額680円からで、より多くのストレージと大規模な会議のサポートを必要とするユーザーは、月額1360円のBusiness Standardプランを選ぶことが可能だ。新しいのは、追加のセキュリティ機能とVaultやモバイルデバイス管理機能などのコンプライアンスツールを含む、月額2040円のBusiness Plusプランだ。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Google、Google Workspace

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(翻訳:TechCrunch Japan)