会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」が3000万円調達、SaaS型の店舗支援機能も

会員制のウェルカムドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB(ハイドアウトクラブ)」を提供するハイドアウトクラブは11月10日、DGインキュベーションフューチャーベンチャーキャピタル、第一勧業信用組合、個人投資家などから3000万円を調達したと発表した。

HIDEOUT CLUBは、1日1杯に限り、渋谷・新宿エリアを中心とする約80店舗の提携バーでウェルカムドリンクが無料で飲めるというアプリ。会員料金は月額1500円だ。

使い方は非常にシンプルで、提携バーごとに表示されるウェルカムドリンクを選び、そこで表示されるチケットを店員に見せるだけだ。チケットが表示できるのは1日1枚のみ。毎日朝9時になるとリセットされ、再度チケットを表示できるようになる。

HIDEOUT CLUBは従来のグルメサイトとは違い、提携バーから掲載料をとらずに会員料金を中心にマネタイズを行うというモデル。バーはウェルカムドリンクを提供しなければならないが、HIDEOUT CLUBに参加することで集客効果のアップなどを期待できる。以前TechCrunch Japanでも紹介したアメリカのHoochや、先日サービスを開始したばかりのFoobeなどと同様のビジネスモデルだ。

ハイドアウトクラブ代表取締役の田口雄介氏は、「バーから提供されるウェルカムドリンクは、平均するとお店で1000円程度で提供されているものだ。今のところその1杯だけ飲んで帰るというユーザーは現れていない」と話す。

2016年2月にウイスキー好きのためのコミュニティアプリとして開発されたHIDEOUT CLUBだが、2017年10月に会員制ウェルカムドリンク機能をiOSアプリに追加した(Androidは年内にもリリース予定)。現在はバー向けの追加機能として、同アプリ内で在庫管理ができる機能やCRM機能も有料で提供している。

「バーとウイスキー好きのコミュニティアプリを運営する上で一定のユーザー数を獲得でき、いくつかのマネタイズ方法を検証していた。昨今勃興しているサブスクリプション型はバーとユーザー双方にメリットが大きく、ニーズのあるスキームであったため導入した」(田口氏)

ハイドアウトクラブは今回調達した資金を利用して、ウェルカムドリンク機能とSaaSの店舗支援機能の拡張を行うという。

そうそう、今回彼らはHIDEOUT CLUBを1ヶ月無料で使える、TechCrunch Japan読者限定の紹介コードを発行してくれたみたいだ。アプリのプレミアム会員登録時に「tc2017」と入力することで利用できる。お酒好きな読者は試しに使ってみてほしい。