会員になれば月に何回でもいろんなコンサートに行ける、というサービスJukelyは、昨年10月にローンチして以来、対象都市(ほとんど合衆国内)を着実に増やしてきた。最初はニューヨーク、それからロサンゼルス、等々(下表)。私を含め多くの人が、そろそろベイエリアにも来てほしい、と願っていた。
そしてついにそのときが来た。Jukelyのコンサートに、サンフランシスコでも行けるのだ。
このサービスは小規模な音楽会場や大スターではないミュージシャンの中から選んで契約し、ユーザは月に25ドルを払うとその都市で行われるそれらのコンサートにいくつでも行ける。Jukelyだけでなくコンサートの主催者も、空席がうまることによる売上が得られる。一方、無名のバンドやミュージシャンの中に明日のスターや掘り出し物を探すタイプの音楽ファンは、安い料金でたくさんのコンサートを聴ける。
Jukelyには、音楽で出会いを作るという側面もある。このプラットホーム上でユーザは、自分と同じ音楽趣味の人たちに出会ったり、またシステムの個人化機能により、自分の好きなタイプの音だけどまだ知らなかった、という新人のコンサートを知って行けたりする。
ファウンダたちは、誰でも無差別に会員にしてシステムをぶっ壊したくない、と思っている。協同ファウンダのBora Celikは昨年11月のSF Music Tech Conferenceで、今では入会申込者をひそかに審査している、と言っていた。対象都市を増やすペースが遅いのも、良質なシステムを維持したいからだ。
さて、今夜(米国時間2/6)のサンフランシスコのコンサートは、Slim’sでLondon Richards、そしてGreat American Music HallでThe Warfield and Particleだ。
【Jukelyのこれまでの展開都市】
Atlanta
Austin
Boston
Chicago
Denver
Las Vegas
Los Angeles
Miami
Nashville
New York
Philadelphia
Portland
San Francisco
Seattle
Toronto
Washington, D.C.
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))