TechCrunchの読者にとってはおなじみの、ソースコードをホスティングするソフトウェア開発プラットフォームGitHub。同社のチーフ・ストラテジー・オフィサー兼ジェネラル・カウンセルのJulio Avalos(フリオ・アバロス)氏が、11月15日と11月16日に東京・渋谷ヒカリエで開催する日本最大級のスタートアップ・テクノロジーの祭典TechCrunch Tokyo 2018に登壇することが決定したのでお知らせしたい。
今年の6月にMicrosoftはGitHubを買収すると発表し、大きな話題となった。そんなタイムリーな同社からAvalos氏に登壇いただくことを僕たちTechCrunch Japan編集部は大変嬉しく思っている。どんな話が聞けるのか、イベントまでまだ3カ月ほどあるがすでにワクワクした気持ちだ。
Avalos氏は2012年にGitHubにジョイン。同社では経営陣および取締役会との連携を推進、ビジョンの定義および事業の管理運営を担うと同時に、法務や政策、人材、ソーシャルインパクト、戦略的パートナーシップを監督している。
先ほども述べた通り、まだ記憶に新しいと思うが2018年6月4日にMicrosoftはGitHubを75億ドル(約8200億円)相当の株式で買収する計画を発表した。GitHub共同ファウンダーのChris Wanstrath氏はCEOを離任し、Xamarinファウンダーで現MicrosoftコーポレートバイスプレジデントNat Friedman氏がそのポジションに就く予定だ。
GitHubは今後も独立の企業として運営され、オープンプラットフォームという形態はそのまま維持されるという。だが、買収によりMicrosoftと共にどのような変化を歩むのかーーAvalos氏には今後のGitHubの戦略について聞きたいと思っている。
Avalos氏は前職Yelpで法務顧問を担当。それ以前は法律事務所のOrrickおよびHerrington & Sutcliffeにおいて主にFacebookを担当し、サイバーガバナンス、オンラインプライバシー、知的財産、セキュリティ関連の問題に取り組んできた。
同氏は「テクノロジーとヒューマニズムを結びつける政策を立案し提唱することで技術革新を加速させ、ソフトウェアを我々の共通する未来において不可欠な要素として捉えること」を奨励している。
TechCrunch Tokyo 2018は先日よりお得な「超早割チケット」を販売している。一般チケットの値段は4万円(税込)だが、この超早割チケットは半額以下の1万8000円(税込)だ。販売期間は9月18日までなので、このチャンスを逃さないでほしい。