デバイス間やクラウドストレージ間に散らばったコンテンツをまとめて表示してくれるJmptuit

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かならずあるはずの写真や音楽を探して、所有するさまざまなデバイスやあるいはDropboxないしGoogle Driveなどのクラウドストレージを探して何時間も無駄にしてしまった人は多いのではなかろうか。

それをなんとかしようと考えたのが、本日公開されたJumptuitだ。デバイスやクラウドストレージを横断してすべての情報を一元的に提供しようとするアプリケーションだ。デスクトップ、モバイル、スマートテレビなどに対応したアプリケーションがあり、Amazon Cloud DriveやBoxなどのオンラインストレージはもちろん、SpotifyやVimeoなどのサービスなども検索対象にすることができる。

Jumptuitを使うには、まず利用するデバイスに対応したアプリケーションをインストールする。そして利用しているクラウドサービスへのアクセス設定を行う。最初にこうした設定をしておくことで、あちこちにちらばったコンテンツを、すべてのデバイスから横断的に検索できるようになる。

たとえばスマートTV上でiPhoneやDropboxに保存した写真を閲覧しようとするときにも便利だ。写真がさまざまなデバイスに散らばっていても、すべての写真がスマートTV内に保管されているように閲覧することができるのだ。音楽やビデオ、あるいはドキュメントなどについても同様に横断的な管理が行えるようになる。

また、Jumptuitには使いやすいファイルマネージャーとしての側面もある。クラウドサービス間をまたがったコピーや移動などを行うことができるのだ。たとえばDropboxの残り容量が少なくなってきているのであれば、Jumptuitを使ってDropbox内の写真をFlickrなどの他サービスに転送したりすることもできる。

検索機能もとても便利だ。探したいファイルの名前を指定すれば、アプリケーションをインストールしているすべてのデバイスおよび接続している各種クラウドストレージから、ファイルを探しだしてくれるのだ。

開発を行なっているのはDon Lekaにより設立された会社だ。Don Lekaとは、オンラインオペレーティングシステムのひとつであるGlide OSの制作者でもある。これがJumptuitの元ともなっている。

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(翻訳:Maeda, H