奇想天外なボール転がしゲーム、Katamari Damacy[塊魂]の作者、高橋慶太氏が新しいタイトルを作った。ただし、ゲームはPS4用でもXbox One用でもない ― プレイするにはProject Tango互換のデバイスが必要だ。
発表があったのは、高橋氏が仕事をしている小さなデベロッパー、Funomenaのブログだ。ゲームの名前は Woorldで、「デジタルと現実のプレイをミックスする」拡張現実の世界だ。
Project Tangoデバイスは、非常に精密な位置の追跡が可能で、リアル世界にデジタルオブジェクトを配置して操作することができる。複数のデバイスが協調して、同じデジタル世界を共有することもできる。
ただし、大陸を巻き上げたり、巨大化した体で太陽系を渡り歩くようなあり得ないゴールは期待しないこと(それをやるならnoby noby boy[のびのびBOY]だが6年はかかる)。むしろこれは、どんな年齢でも遊べる、拡張現実の可能性を示す楽しいお砂場だ。
もちろん、Project Tangoスマホが必要で、まだ数が多いとは言えない。しかし、近々増えることは期待できる。Googleは、消費者バージョンのセンサー満載端末を明日のI/Oで発表するという噂だ。
もうすぐ詳細がわかる。明日10 AM(日本時間5/19木 2 AM)からの本誌ライブ記事を注目されたい。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)