Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium – Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium - Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

Nature(ネイチャー)は11月25日、コーポレートカラー「Nature Blue」を用い、同社ミッション「自然との共生をドライブする」を表現したスマートリモコン「Nature Remo mini 2 Premium – Nature Blue」(Remo-2N2)を発売した。価格は6980円(税込)。温度センサーを搭載するほか、通信機能としてWi-Fi(11n。2.4GHz)、赤外線、Bluetooth Low Energy(セットアップ時のみ)を採用している。サイズは58×58×16mmで、重量約23g。

Nature Remoは、エアコン・テレビ・照明など赤外線リモコン付き家電全般をスマートフォンで操作できる、進化したリモコン。タイマー機能や様々なセンサーを搭載しており、ライフスタイルに合わせた家電の自動操作を実現できる。スマートフォンにより外出先からの家電操作も可能な上、、「Google Home」「Amazon Echo」「Apple HomePod」などのスマートスピーカーと連携することで、家電を声で操作できるようになる。Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium - Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

今回新たに発売されたNature Remo mini 2 Premium – Nature Blueは、同シリーズのシンプルかつ洗練された印象を維持しながら、外装に同社コーポレートカラーを用いることで、一目見ただけで「Natureらしさ」を感じられる製品に仕上げたという。Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium - Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

コーポレートカラーおよび同製品の名称である「Nature Blue」は、Natureのミッションである「自然との共生をドライブする」を表す色として、地球上の70%を占める海の色から着想を得たとしている。海の青さの中でも、明るく淡い青色ではなく、重厚感のある深い青色を採用することで、Natureがこれからエネルギーの大きな課題に挑んでいくことの決意や、力強さを表現した。

また同製品の開発にあたっては、既存のプラスチック素材・塗装材を使用するのではなく、赤外線を透過する特殊なインクを使用し、何度も試作を重ねたそうだ。これにより、マットな質感と濁りのない深い青色を実現しており、オリジナリティを表現しつつ、「Nature Remo」の特徴である「空間に溶け込むたたずまい」を両立した。

Natureは、将来のエネルギーマネージメントを見据え、Nature Remoの開発・販売を主軸とした事業を展開し、2021年3月には新たに「Natureスマート電気」で電力小売事業に参入した。今後はより一層ミッションの実現にフォーカスし、「Behind The Meter」事業の基盤構築を行うとともに、外付けIoT製品群を超えた、EVパワーステーションの事業にも着手していく予定という。Behind The Meter事業については、家庭用太陽光の導入とエコキュート(給湯器)・蓄電池・EVなどのエネルギーマネージメントをセットで行うことで、戸建て住宅において再エネでのエネルギー自給自足を実現するものと位置づけている。

これらが融合し相互に連携しあうことで、まったく新しい電気と人との関わり方を提案し、家庭向けの電気サービスをリデザインするという。Natureが新製品「Nature Remo mini 2 Premium - Nature Blue」発売、コーポレートカラーで同社ミッションを表現

古い家電もスマート化するIoTリモコン「Nature Remo」に低価格モデルが登場

家電をインターネットに接続してスマホアプリ経由で操作できる、Natureのスマートリモコン「Nature Remo(ネイチャー リモ)」。その機能を絞って価格を抑えた「Nature Remo mini(ネイチャー リモ ミニ)」が発表された。6月11日より予約受付を開始、正式発売は6月下旬〜7月上旬を予定している。

以前もTechCrunchで紹介した発売中の上位機種Nature Remoは、温度・湿度・照度・人感センサーを備えた家庭用のIoTプロダクトで、専用のスマホアプリを使って、エアコンをはじめとした家電のリモコン操作を戸外からも行える。また、Google HomeやAmazon Echoと連携して声で家電を操作することも可能だ(以前の記事ではIFTTTを利用する方法を紹介していたが、現在は直接設定ができるようになっている)。

新製品のNature Remo miniは、温度センサーのみを搭載することでコンパクトなサイズとなった。価格もNature Remoが1万3000円のところ、Nature Remo miniは8980円となっている。また現在は数量限定の特別価格、6980円で予約を受け付けている(価格はいずれも税抜)。

Nature Remo、Nature Remo miniでは、スマホアプリとのペアリング、Wi-Fi設定、リモコンの学習(製品に向けて家電の赤外線リモコンを発信し、信号を認識させる)といった設定をすれば、アプリ経由でリモコンの操作が可能になる。旧式のエアコンやテレビであっても、リモコンで動くものであれば「スマート家電」化することができる点がミソだ。

Natureではさらに、iOS版アプリのリニューアルを6月下旬に、Android版を7月中旬に予定している。リニューアル後は、Nature RemoやNature Remo miniのセンサーを使ったルールの設定が可能になるという。これにより例えば「温度が25度を超えたらエアコンをつける」といった自動制御もできるようになる。また複数家電を一括で操作する「シーン機能」も追加される予定だ。