Intelは今年IFA 2014でCore Mプロセッサをローンチし、また今年のクリスマス年末商戦にこのプロセッサを搭載したコンバーチブルノートブック(別名: ツーインワン, 2-in-1)を発売する主なパートナーを発表した。Mはエネルギー効率が良くて無駄な熱を発しないから、ファンが不要で、そのため、きわめて薄型の筐体が可能だ。
今の超薄型と称されるCoreベースのSurface Pro 3などはファンがあるし、そのぶんスペースを要し、広告でどれだけ静音を謳ってもノイズはある。ファンを追い出したAcerのChromebook 13は、本来モバイル用であるNvidia Tegra K1プロセッサを使用し、WindowsではなくChrome OSを搭載している。
しかし今年のホリデイシーズンにAcer、ASUS、Dell、HP、Lenovo、Toshibaなどが店頭に投じるツーインワン機は、フルバージョンのWindowsを搭載してパフォーマンスは数年前のノートブックの最上位機種をも上回る。ただし、最新世代のCoreほどではない。
電池寿命も長くて、8時間の連続ビデオ視聴が可能だ。それに、繰り返しになるが、ファンが要らないぶん、相当薄型のケースが可能で、Intelの説では9ミリもありえる(単4電池より薄い)。もちろんこれまでの最薄のラップトップより小さく、最上位のハイエンド機でもMacBook Airより薄いだろう。
デバイスが薄くなるとMicrosoftは、Windows 8のタッチインタフェイスを売り込みやすくなると思われるが、次のWindows 9ではタッチは強調されないらしいから、OEMたちによるM機のデザインの方向性は、どうなるだろうか。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))